鉄道風景を楽しめる本3選
まず一冊目は、老若男女問わずに楽しめる大人気の冒険物語。主人公が旅する先々で目にする車窓からの景色が素晴らしく、読みながら思わず旅情を感じてしまいます。途中に登場する駅弁の描写も見事で、作品を読んでから鉄道旅行を計画する読者が続出だとか。
次にご紹介するのは細部までこだわった鉄道描写が魅力の大人向けミステリー。謎解きと一緒に車両の知識も深まる一石二鳥な一冊です。
最後は、鉄道に詳しくない方でも楽しめるハートフルストーリー。青春時代の主人公たちが鉄道を通じて成長していくさまは必読です。以上、鉄道がテーマの一冊で、新たな視点から鉄道旅行を楽しんでみませんか?
『国鉄型普通電車が走る 日本の鉄道風景』
主要幹線等、全国の国鉄路線で電化が推進されていったのは昭和30年代以降のこと。それまで機関車が牽引する客車や気動車で運転していた旅客列車は、電車に置き換えられた。架線が張り巡らされた線路上を走るそれらの車両は、動力近代化が叫ばれる下で誕生した近郊型電車や通勤型電車が主力だった。直流、交流と地域による電化方式の違いはあったが、多くの電車は似通った外観や車内設備を備え、国鉄型と括って称するに相応しい一体感があった。
一方、昭和時代以前に創業した民鉄に端を発する国鉄買収路線等では、第二次世界大戦前より、都市圏の輸送に活躍した旧型国電が活躍していた。武骨ないで立ちの電車は長い年月を経て、沿線の日常風景に馴染んだ存在となっていた。しかし、ほとんどの車両は新たに設計された一モーター車へ、昭和末期までに置き換えられた。そして、旧型国電に替わって登場した電車も、異なる形式ではあるものの、基本仕様が共通な車体を載せた国鉄型であった。
国鉄の分割民営化から30年余りの時を経て、これらの国鉄型電車は多くの路線で過去の存在となりつつある。民営化以降、各地で新たな地域色に塗装を変更した車両も多かった。
また、一部の路線では従来の優等列車用車両が、運用の都合や特急、急行の廃止で格下げされ、普通列車に充当された例があった。
それでも全国に浸透した同様なかたちの電車は、日本国有鉄道を偲ばせる象徴の一つであろう。その形状と色彩は、国鉄時代の情景として深く記憶に刻まれている。湘南色、スカ色、ウグイス色等、都市部で親しまれた塗装の多くは、現在の主力であるJR世代の電車に、ステンレス車体に巻かれた帯等となって引き継がれている。
| 作者 | 牧野和人 |
|---|---|
| 価格 | 2970円 + 税 |
| 発売元 | フォト・パブリッシング |
| 発売日 | 2022年05月25日 |
『日本列島鉄道の旅』
| 作者 | 桜井寛 |
|---|---|
| 価格 | 4180円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2005年03月 |
『残したい日本の鉄道風景JR全173路線 絶景大図鑑 JR全173路線絶景大図鑑』
釧路湿原の雄大な風景を楽しむー釧網本線、日本海の奇岩怪石の絶景が続くー五能線、左右の車窓にアルプスが広がるー飯田線、富山湾越しに立山連峰を望むー氷見線、風光明媚な瀬戸内の風景が続くー予讃線、陽光の日向灘を行くー日豊本線、ほか、心のふるさとを探す写真集。
| 作者 | 南正時 |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2011年06月 |
それぞれ異なる視点から鉄道を描き出している今回ご紹介した3つの作品。鉄道が生み出す風景、雰囲気、そして人々との繋がりを、それぞれが独自の方法で表現していました。物語を通して鉄道の魅力に触れ、そのドラマを体感することで、普段見慣れた風景が少し違ったものに見えてくるかもしれませんね。
それぞれの作品には、作者の鉄道への愛情が感じられます。その結果、読者もまた、鉄道に対する深い理解とともに新たな愛着を持つことでしょう。舞台となる風景や鉄道車両、人々の暮らしを描き出した一冊一冊から、これまでにない視点で鉄道と向き合う機会を得られます。
また、これらの作品は鉄道に興味がない人にとっても十分に楽しめます。それは、鉄道が単に移動手段としてではなく、人生そのものを象徴しているからです。出会いや別れ、旅立ちや戻り、それぞれの物語が鉄道を舞台に繰り広げられる様は、まるで人生の営みそのものを見つめているようです。
今回紹介した3冊は、単なる鉄道の話だけでなく、人間の生きざまや考え方を学ぶきっかけとなります。そしてなにより、それぞれに描かれる鉄道の風景は美しく、その鮮やかな描写に思わず見とれてしまうかもしれません。きっと読むたびに新たな発見があり、その度に心が揺さぶられることでしょう。
鉄道ファンはもちろん、物語の中で新たな世界を見つけたいという方にもおすすめです。それぞれの鉄道風景の中に散りばめられた生活の断片や人間ドラマに触れながら、日常から少しだけ離れた時間をお楽しみいただけたらと思います。
それでは、読書の旅はまだまだこれから。すてきな鉄道風景との出会いが、あなたを待っています。どんな風景が広がっているのか、ぜひその目で確かめてみてくださいね。
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