女性がカッコいい時代小説のおすすめ5作品
時代小説といえば、男性が主役となっているイメージが強いですが、実は女性の活躍も素晴らしい作品がたくさんあります。そこで、女性がカッコいい時代小説のおすすめ5作品をご紹介します。主人公たちは、時代の流れに逆らいながらも、それぞれの信念を貫き通したり、人を守ったり、強い意志を持って生きています。時代背景や登場人物の描写がリアルで、まるで時間を超えた世界に吸い込まれたような感覚に陥ります。ストーリーの展開にも目が離せず、読み終わるとしばらく余韻に浸ってしまうことでしょう。男性のファンでも、きっと虜になってしまうこと間違いなしです。
『冬姫』
織田信長の二女、冬。その器量の良さ故に、父親に格別に遇され、周囲の女たちの嫉妬に翻弄される。戦国の世では、男は戦を行い、熾烈に覇権を争い、女は武器を持たずに、心の刃を研ぎすまし、苛烈な“女いくさ”を仕掛けあう。その渦中にあって、冬は父への敬慕の念と、名将の夫・蒲生氏郷へのひたむきな愛情を胸に、乱世を生き抜いてゆく。自ら運命を切り開いた女性の数奇な生涯を辿る歴史長編。
作者 | 葉室 麟 |
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価格 | 858円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2014年11月20日 |
『おこう紅絵暦』
幻い花売り娘が人殺しの咎で奉行所に捕えられた。娘はなぜ口を閉ざすのか(「願い鈴」)。北町奉行所筆頭与力の妻にして元柳橋芸者のおこうが、嫁に優しい舅の左門と力をあわせ、江戸の巷を騒がせる難事件に挑む。巧みなプロットと心あたたまる読後感は、まさに捕物帖の真骨頂。大好評『だましゑ歌麿』の姉妹篇。
作者 | 高橋 克彦 |
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価格 | 597円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2006年03月10日 |
『千両花嫁 とびきり屋見立て帖』
京で屈指の茶道具屋の娘・ゆずと奉公人の真之介は、駆け落ち同然で夫婦となり、道具屋「とびきり屋」を三条木屋町に開く。そこでは近藤や芹沢、龍馬がお客にやって来ては、騒動が起こり…。混乱する幕末の京を舞台に、“見立て”と“度胸”で難題を乗り切ってゆく夫婦を描く「はんなり」系痛快時代小説。
作者 | 山本 兼一 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2010年11月10日 |
『輪違屋糸里 上』
文久三年八月。「みぶろ」と呼ばれる壬生浪士組は、近藤勇ら試衛館派と、芹沢鴨の水戸派の対立を深めていた。土方歳三を慕う島原の芸妓・糸里は、姉のような存在である輪違屋の音羽太夫を芹沢に殺され、浪士たちの内部抗争に巻き込まれていく。「壬生義士伝」に続き、新選組の“闇”=芹沢鴨暗殺事件の謎に迫る心理サスペンス。
作者 | 浅田 次郎 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2007年03月09日 |
『花のあと』
娘盛りを剣の道に生きたお以登にも、ひそかに想う相手がいた。手合せしてあえなく打ち負かされた孫四郎という部屋住みの剣士である。表題作のほか時代小説の佳品を精選。(桶谷秀昭)
作者 | 藤沢 周平 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 1989年03月10日 |
以上が私が選んだ、女性がカッコいい時代小説のおすすめ5作品でした。いずれも女性が主役の物語で、それぞれに個性的で魅力的なキャラクターが登場します。戦乱の時代や、男性中心の社会で生き抜く彼女たちの姿は、読者の胸を打つことでしょう。また、時代背景や風俗、文化にも深く踏み込んだ作品が多く、歴史好きの方にもおすすめです。
これらの作品に登場する女性たちは、自分の信念や情熱に従って生きていることが多く、その強さや美しさは読者に勇気や感動を与えてくれます。人間ドラマが描かれた物語は、時代を超えて愛されるものとなっています。
是非、手に取って読んでみてください。多くの方にとって、心に残る読書体験となること間違いなしです。
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