歌舞伎がテーマの小説9選

歌舞伎の世界は、彩り鮮やかな衣装、壮大な物語、卓越した演技にあふれ、とても魅力的で、一度観ると忘れられませんよね。でも、もっと深く歌舞伎に触れたい、読みながらその世界に浸りたいという方も多いのではないでしょうか。そんな方々のために、今回は「歌舞伎をテーマにした小説」を紹介します。こちらの作品たちは、実際の歌舞伎の舞台で見られるような華やかさや繊細な心情描写が鮮やかに描かれていて、読んでいるだけで劇場にいるかのような感覚になれますよ。これらを読めば、歌舞伎への理解が更に深まること間違いなしです!歌舞伎好きにはたまらない、これらの作品をぜひご覧ください。
『カブキブ! 1』

作者 | 榎田,尤利 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2013年08月 |
『女形と針子』

明治歌舞伎青春譚、ここに開幕!
全国を回り旅芝居を続ける傍流歌舞伎一座「花房座」。座頭の長女である百多は亡き母に代わり裏方の仕事を一手に担い花房座を陰から支えていた。
百多の頑張りもあり、一座の評判は上々。ついに東京の大きな芝居小屋での興行が決まった。
しかしそんな中、人気の若女形である弟の千多が失踪してしまう。千多なしで次の興行は成り立たない。急遽、百多が弟に化け舞台に立つことになるが、運悪く衣裳屋の職人・暁に正体が露見してしまいーー。
女形の「女」と針子の「男」。一座と衣裳屋の危機を救うため、秘密を共有した二人が大舞台に挑む。明治歌舞伎青春譚、ここに開幕!
作者 | 金子 ユミ |
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価格 | 803円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2023年11月07日 |
『国宝 上』

作者 | 吉田,修一,1968- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2021年09月 |
『楽屋の蟹 : 中村雅楽と日常の謎』

作者 | 戸板,康二,1915-1993 新保,博久,1953- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2024年01月 |
『元の黙阿弥』

幕末明治の激動期に歌舞伎界を支え続けた河竹黙阿弥の天晴な作者人生を描く感動の歴史巨編!<br>
役者の無理難題に応え<br>お客の誹謗中傷に耐え<br>座元の海千山千に弄ばれ<br>
お上の無理無体に憤りながらも<br>六分の矜持と四分の熱を焔に、
立作者・河竹新七(後年、黙阿弥に改名)は黙々と新作を世に送り出し続け、
ついに“我国のシェークスピア”と坪内逍遥に称された巨人の生涯ーー<br>
歌舞伎史にその名を刻む千両役者たちと、
華麗な舞台の裏側で流した<br>血と汗と涙と、
夢と現実の芝居世界のものがたり。<br>
いよいよ開幕ーー。<br>
第一章 海老蔵
第二章 小團次
第三章 左團次
第四章 田之助
第五章 團菊
第六章 黙阿弥
作者 | 奥山景布子 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | エイチアンドアイ |
発売日 | 2023年01月18日 |
『歌舞伎座の怪紳士』

作者 | 近藤,史恵,1969- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2022年03月 |
『乙女のための歌舞伎手帖』

役者、舞踊家、小説家、漫画家たちが歌舞伎世界へお誘いします。
作者 | 河出書房新社編集部 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2017年06月27日 |
『千本桜 : 花歌舞伎双紙』

作者 | 入江,棗,1988- |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2014年02月 |
『女形』

歌舞伎の名門茗荷屋の松之助が京都公演中に突如苦悶し、変死した。同夜、東京の舞台でも大旦那松次郎が蜂に刺されショック死する。名優父子はなぜ同時に死なねばならなかったのか?大部屋役者の堀内すみれは事件を追う。名門をとりまく凄絶なる愛憎劇か?乱歩賞作家が挑む、驚きに満ちた歌舞伎ミステリー。
作者 | 不知火京介 |
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価格 | 859円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2008年09月 |
さて、今回は歌舞伎がテーマの小説を10冊ご紹介しました。江戸時代から現代まで、時代背景も異なりストーリーも多種多様ですね。逞しい女形から、妖艶なおんな芸者まで、実に様々な歌舞伎の姿が描き出されていました。また、演じる者たちの喜怒哀楽、歌舞伎を通じて描かれる人間模様の奥深さにも、きっと魅了されることでしょう。
そして、歌舞伎の舞台に立つ者の生きざまや考え方、どんなに困難な道でも自分の信じる芸に生き抜く姿勢に、何かを感じ取ることもあるかもしれません。また、登場人物たちがそれぞれの立場で懸命に生きる姿を通じて、普遍的な人間の弱さや強さ、愛憎や義理人情が描かれているのも見どころの一つです。
何より、これらの作品を読むことで、歌舞伎という伝統芸能に対する理解が深まるだけでなく、その魅力や奥深さを再認識できるのではないでしょうか。そして、小説を読むことで興味を持ち、実際に歌舞伎を観に行く一歩を踏み出すきっかけになればなお嬉しいですね。
最後に、歌舞伎世界の舞台裏を描いた作品もいくつかありましたが、役者になるための道のりや舞台裏のドラマ、楽屋話など、見えない部分も共有できたらと思います。
それぞれの作品には作者の思いが込められています。それを読んで、歌舞伎の魅力や深みに触れてみてください。きっと新たな発見や感動があることでしょう。以上、「歌舞伎がテーマの小説10選」でした。次回もまた様々な作品をご紹介してまいりますので、どうぞお楽しみに。
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