おはぎが食べたくなる本4選
おはぎ好きにはたまらない、おはぎが主役のちょっとユーモラスな一冊。甘さともちもち感を描写が絶妙で、読むたびお腹が空いてきます。次には、おはぎ作りを通じて人間関係が深まる心温まる物語。料理シーンは必見です!また、おはぎ一つをめぐるサスペンスも。読むとおはぎがミステリアスに見えてきますよ。最後に、普通のおはぎが驚きの冒険を繰り広げるファンタジー。非日常へ飛び出す楽しさを味わえます。これら4作品、一つ一つが異なる魅力に溢れ、まさに「おはぎラブ」を感じることができますよ!
『おばあちゃんのおはぎ』
秋のお彼岸になりました。きりちゃんは、おばあちゃんといっしょにおはぎを作ります。
亡くなったおじいちゃんは、きりちゃんが作ったおはぎが大好きでした……。おはぎを作ることで、ご先祖様や亡くなった家族に思いを寄せるお話です。
『おばあちゃんのおせち』『おばあちゃんのえほうまき』に続く第3弾。
巻末には、料理研究家・堀江ひろ子さんによる、三色おはぎのレシピがついています。
【ここがポイント】
・行事食を家庭で作る大切さを伝えます
・おいしいおはぎの作り方がわかります
・お手伝いがしたくなります
【編集者コメント】
巻末のレシピを作ってくれた料理研究家の堀江ひろ子さんは、お彼岸になると、おばあちゃん、お母さん、娘さんも一緒に、四世代でおはぎを手作りしてきたそうです。
こんなコメントを寄せてくださいました。
「おはぎができあがると、重箱につめて親戚を回りました。主人の実家にいくと、姑がやはりおはぎを作っていてくれます。
祖母から習ったおはぎと、姑が作るおはぎでは、大きさもあんを練る固さも違いますが、どちらもそれぞれにおいしく、子どもたちも楽しみにしていました。
残念ながら姑のおはぎは食べられなくなりましたが、祖母と作っていたおはぎは、代々受け継いでいこうと思います」
家庭で行事食を作ると、食べ物にまつわる言い伝えを子どもに語ったり、それぞれの家の味が伝わったりと、よいことがたくさんあります。
ぜひ、おはぎを子どもさんといっしょに作ってみませんか。
| 作者 | 野村 たかあき |
|---|---|
| 価格 | 1430円 + 税 |
| 発売元 | 佼成出版社 |
| 発売日 | 2011年09月15日 |
『おはぎ3しまい』
| 作者 | 兒玉,季世,1991- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 星雲社 |
| 発売日 | 2020年08月 |
『森のおはぎとあんこのおやつ』
大阪の人気店「森のおはぎ」初のレシピ本!見た目も味わいもほっこり和むかわいらしいあんこのおやつが自宅で簡単につくれます!
第一章 おはぎと白玉おやつ
大納言おはぎ/きな粉おはぎ/ほうじ茶おはぎ/くるみおはぎ/抹茶おはぎ/黒ごまおはぎ/季節のおはぎ/白玉のおやつ ほか
第二章 定番のあんこおやつ
手間なしあんみつ/黒豆大福/もちもち桜もち/もちもちどら焼き/二色水ようかん/ミルク宇治金時/ひと口茶巾絞り/お手詰めもなか ほか
| 作者 | 森百合子 |
|---|---|
| 価格 | 1430円 + 税 |
| 発売元 | 家の光協会 |
| 発売日 | 2015年04月17日 |
『おはぎをたべたのはだれ ~【デジタル復刻】語りつぐ名作絵本~』
| 作者 | 西本鶏介/はせがわゆうじ |
|---|---|
| 価格 | 77円 + 税 |
| 発売元 | 小学館 |
| 発売日 | 2016年05月27日 |
これまで紹介してまいりました4つの作品、いかがでしたでしょうか。作品の中心には、一見何気ないようでいて、その存在が物語の結びつきやキャラクター達の心情を象徴する「おはぎ」がありましたね。
個人的に感じるおはぎの印象は、どこか懐かしさを感じさせ、ふと母の味や祖母の手料理を思い出させてくれるような、とても温かな食べ物です。それぞれの作品でも、主要キャラクターたちがこのおはぎを通じて感じた何かしらの心境の変化や思い出とともに、それぞれ異なるドラマが描かれていました。
「おはぎ」の存在が物語を盛り立て、その風味や香り、温もりまで伝わってくるような描写には驚かされました。物語を通じて、これまで日常の一部として食べていたあの「おはぎ」が、一段と特別な存在に感じられたのではないでしょうか。
もしこの記事を読んで、また新たにおはぎや、その他の和菓子への興味を持たれた方は、ぜひ自身でも作ってみるのも一興かと思います。手作りのおはぎで、おはぎを通じて描かれたさまざまな物語の世界観を再現し、読書をさらに楽しんでみてはいかがでしょう。
本を読むことは、新しい視点を得たり、知らなかった世界を知ることができる素晴らしい体験です。そしてその一部として、「おはぎ」が登場する物語を通じて、食べ物ひとつをとっても、その奥深さや魅力を改めて感じられたのではないでしょうか。
長々となりましたが、これらの作品を通じて、あなた自身の「おはぎ」にまつわる思い出や物語が広がり、そして新たな「おはぎ」への旅が始まることを願っています。これをもって、「おはぎが食べたくなる本4選」の紹介を締めくくらせていただきます。次回もどうぞ楽しみにお待ちくださいね。
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