老後を考える!現代シニアライフ小説おすすめランキング10選「うちの父が運転をやめません」「定年就活 働きものがゆく」など話題作をご紹介
あの押し寄せる退職の波を描いたヒューマンドラマから、気張り散らすシニアたちの新たな生き方を描くノンフィクションまで、多様な視点から「老後」について考えてみませんか? そんなあなたにおすすめの一冊を10冊、厳選してご紹介します。 ドライバーズシートから降りられない父親たちに共感するも好いし、張り切る元ビジネスマンたちの再挑戦に胸を熱くするも好い。それぞれの作品が見せる老後のリアリティーは、あなた自身のこれからを明るく照らしてくれることでしょう。あなたの新たな一日が、思いがけない発見と共に始まるかもしれませんよ。
『うちの父が運転をやめません』
作者 | 垣谷,美雨 |
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価格 | 不明 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2023年02月 |
『定年就活 働きものがゆく』
関東近郊。妙子60歳は、経理事務で勤める会社の継続雇用を受け入れるつもりだったが、会社に残ることが後輩女子たちの噂となりそのネタの提供者・同期で比較的仲の良かった合田課長、しかも彼が本社栄転で浮かれてしゃべったと思い、怒りの勢いで会社を定年退職してしまう。妙子の夫は数年前に病気で亡く、娘の真奈美は東京で結婚、一人暮らしで早速暇を持て余し始める。夫の七回忌で久しぶりに顔を合わせた真奈美からさんざん突っ込まれ、就活を始めるがハラスメントな会社ばかりで決まらない。そこへ突然、娘夫婦の養女瑠希が進路でもめたとして妙子の元に転がり込んでくる。就活と孫との生活で一変して……。定年退職後、どうやって仕事を探すの? どうやって生きがいを探すの? リアルでライトな就活サバイバル小説!
目 次
1 花村妙子、定年退職の顛末
2 たまらなく、つれづれ
3 就活
4 家具のタケオカ
5 孫、登場
6 二人暮らし
7 就活再起動
8 ポリシー
9 墓参り
10 武田さんとアイドルちゃん
11 アイドルちゃんとの縁
12 アルバイト
13 愁嘆場
14 哀愁の大団円
作者 | 堀川 アサコ |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年01月21日 |
『エ・アロール : それがどうしたの』
作者 | 渡辺,淳一,1933-2014 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2006年04月 |
『老後の資金がありません』
しっかり貯金して老後の備えは万全だったわが家に、突然金難がふりかかる!後藤篤子は悩んでいた。娘が派手婚を予定しており、なんと600万円もかかるという。折も折、夫の父が亡くなり、葬式代と姑の生活費の負担が発生、さらには夫婦ともに職を失い、1200万円の老後資金はみるみる減ってゆく。家族の諸事情に振り回されつつもやりくりする篤子の奮闘は報われるのか?普通の主婦ががんばる傑作長編。
作者 | 垣谷 美雨 |
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価格 | 704円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2018年03月23日 |
『文庫版 オジいサン』
72歳の益子徳一は定年退職後、公団アパートで一人暮らし。
誰かに優しく「オジいサン」と呼かけられたことを思い出したり大した用もないのに訪ねてくる田中電気の二代目と言い合いしたり、調子に乗って変な料理を作ったりーー。
一日一日をきちんと大事に、そしてあるがままに生きる徳一は、何気ない日常の中で、ささやかだけれど大切なことに気づいてゆく。
ほっこり笑えてちょっぴり胸が温まる、連作短編集。
<解説・宮部みゆき>
◆一番好きな京極作品の声、多数!
「偏屈がチャーミングに転じて、徳一さんの一分一秒から目が離せない」
ーー30代女性・校閲者
「買い物や料理、ごみの分別など身近な困難を乗り越えてゆく姿に感動を覚えました」
ーー40台男性・会社員
作者 | 京極 夏彦 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2019年12月24日 |
『銀の猫』
嫁ぎ先を離縁され、母親と暮らすお咲は、年寄りの介護を助けるプロの介抱人。
誠心誠意、年寄りに尽くすお咲のもとにはさまざまな依頼が集まる。
多くの病人に出会いながら、逝く人に教えられたことがお咲の胸に重なってゆくーー
長寿の町・江戸では七十,八十の年寄りはざら。
憧れの隠居暮らしを満喫する者がいる一方、病や怪我をきっかけに
長年寝付いたままの者も多く、介護に疲れ果てて嫁ももらえずに朽ち果てていく
独り者もまた多い。誰もが楽になれる知恵を詰め込んだ「介抱指南」を作りたいと
思い立った貸し本屋から協力ををもとめられたお咲。だがお咲の胸には、
妾奉公を繰り返してきた母親への絶望感が居座っている。
自分は、あの母親の面倒を見続けることができるのだろうか。
いったい、老いて死に向う者の心にはなにが芽生えるのだろうかーー?
江戸に暮らす家族の悲喜こもごもを、
介護という仕事を通して軽やかに深く描く、傑作長編小説。
解説・秋山香乃
銀の猫
隠居道楽
福来雀(ふくらすずめ)
春蘭
半化粧
菊と秋刀魚
狸寝入り
今朝の春
作者 | 朝井 まかて |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2020年03月10日 |
『華ざかりの三重奏(テルツェット)』
作者 | 坂井,希久子 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2023年04月 |
『孤舟』
作者 | 渡辺,淳一,1933-2014 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2010年09月 |
『主婦悦子さんの予期せぬ日々』
作者 | 久田,恵,1947- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 潮出版社 |
発売日 | 2023年06月 |
『お父さんと伊藤さん』
娘と彼氏の狭い同棲部屋で始まったぎこちない共同生活。すれ違って生きてきた父と娘に心通じあえる日は?第8回小説現代長編新人賞受賞。誰にでも起こりうる家族問題を笑いと緊張の絶妙なタッチで描くデビュー作!
作者 | 中澤日菜子 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年01月07日 |
さあ皆さん、いかがでしたか?今回ご紹介した作品たちは現代のシニアライフをリアルに描いた小説の数々です。もしかしたら自分や身の回りにいる親しい方々の姿を重ねて読んでしまったり、あるいは己の将来を垣間見るかのような気持ちになったりしたかもしれませんね。
本を読むことは「考える」きっかけの一つです。今回のような現実を見据えた作品を読むことで、自分自身の老後について真剣に考える機会になるのではないでしょうか。もちろん、老後の生活について考えるのは少し重い話だと思いますが、これらの作品はそんな憂鬱な気分にさせるものではありません。
それどころか、多くの作品がユーモラスな描写や温かさを感じるエピソードで満ち溢れています。喜怒哀楽の全てを描いているからこそ、読んだ後には「生きる」ことの素晴らしさを再確認できるかもしれませんね。
これからの人生を豊かなものにするためには、老後の生活について考え、準備することが大切です。そして、それを楽しく考え、自分自身の生活に落とし込むためのヒントが、今回ご紹介した小説たちにはたくさん詰まっています。
これを機に一つでも多くの作品に手を伸ばしていただければと思います。それでは皆さん、素晴らしい一日をお過ごしください。これからも良い本との出会いが皆さんの人生を彩っていくことを期待しております。
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