今回紹介した10冊は、お子様にも、そして大人の方々にも、金銭についてもっと深く理解するための参考書としておすすめしたいものばかりです。どの一冊とっても、金銭感覚を育てるだけでなく、ものごとの価値を考える力、将来を見据えた行動をとる力や、人々との関わり方についての視野を広げる、まさに「お金の本質」に迫るものばかりです。

全て読み終わった際には、ただ「お金をためる」だけではなく、「何のためにお金を使うのか」「私たちは何を大切にして生きていくべきなのか」等、深い反省の余地を見つけられると思います。また大切なことは、読み終えたからと言ってすぐに結果が出るものではありません。継続して学んでいくことが大切です。

しかしこれらの本を読むことで、金銭に対する恐怖や憂鬱、不安を少しでも解消し、お金という「ツール」を上手に使いこなす力がつくと嬉しいです。そして、お金という存在を自分の味方にして、より良い人生を歩むきっかけになれば幸いです。

最後に、これらの本を親子で共有することで、リアルなお金の話をする良いきっかけにもなると思います。学校の教科書には書かれていない、大切な「生きていく上でのスキル」を一緒に学べる時間は、親御さんとお子様にとっても貴重な経験となるでしょう。ぜひ一冊でも手に取ってみてくださいね。ただ、あくまで参考書であり、自己判断で適切な範囲での活用をお願いします。

一緒に挑戦して、一緒に成長していきましょう。お金の知識は一生役立つスキルですから、今からでも遅くはありません。あなたのお金の未来が、より明るくなることを心から願っています。