時代の転換期!おすすめの明治維新歴史小説10選「世に棲む日日」「燃えよ剣」など名作をご紹介
明治維新は、日本史上最も大きな歴史の一つであり、そのターニングポイントを描いた小説や漫画は多数存在します。その中でも、時代が変わるときは必ず何かが犠牲になるということを、重要なテーマとして描いた作品が多いです。世に棲む日日や燃えよ剣など、名作が多数存在します。そんな中、今回は歴史小説ファンにオススメの、時代の転換期を描いた小説10選をご紹介します。近現代の日本史を学ぶのに最適な作品ばかりです。主人公たちが苦悩しながら、時代の転換を迎える壮大なストーリーが展開されています。時代の波に揉まれて生きる人々の姿を見ることで、歴史の重厚感を感じることができます。明治維新を知る上で、この10作品を読めば間違いありません。
『世に棲む日日 一』
嘉永六(1853)年、ペリーの率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕か、をめぐって、国内には、激しい政治闘争の嵐が吹き荒れる。この時期骨肉の抗争をへて、倒幕への主動力となった長州藩には、その思想的原点に立つ吉田松陰と後継者たる高杉晋作があった。変革期の青春の群像を描く歴史小説全四冊。
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2003年03月07日 |
『椿と花水木(上) 万次郎の生涯』
土佐国中ノ浜村の貧家に生まれた万次郎は、ある日、乗り込んだ漁船が遭難、太平洋の無人島に漂着する。島での暮らしは言語に絶したが、彼の生への執念は天に通じた。百数十日後、大海原に船影がー。それは、生まれて初めて目にする異国船の異容な姿であった。幕末動乱期に活躍した国際人・ジョン万次郎の波瀾の生涯を描く壮大な歴史ロマン。
作者 | 津本陽 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2009年02月 |
『人斬り半次郎(賊将編)改版』
維新は成った。中村半次郎改め桐野利秋は、西郷の腹心として存分に働き、日本初代の陸軍少将となる。ザンギリ頭にフランス香水をつけ、得意絶頂の桐野だった。が、西郷は新政府のやり口に苦りきっていた。そしてついに、進退をかけての征韓論争に敗れ、西郷は帰郷。桐野ら薩摩隼人の心酔者たちは放っておくことができないー城山での壮烈な最期まで、激動の時代を駆けた一快男児の半生。
作者 | 池波正太郎 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2008年05月 |
『新装版 天璋院篤姫(上)』
十八歳で藩主斉彬の養女となった篤姫は薩摩島津家分家に生まれた学問好きな姫であった。その才覚、器量を見込んだ斉彬は画策の末、篤姫を十三代将軍家定の正室として江戸城に送り込んだ。形ばかりの結婚に耐え、病弱な夫を支え将軍御台所として大奥三千人を見事に統べる篤姫には、養父斉彬の密命が…。2008年大河ドラマ原作。
作者 | 宮尾 登美子 |
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価格 | 759円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2007年03月15日 |
『徳川慶喜 最後の将軍』
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 693円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 1997年07月10日 |
『回天の門 上』
おれは遊蕩児だ。後継ぎにはなれぬー荘内領清川村の素封家の長男として生まれた斎藤元司は、自我をおし立て貫き通す、ど不敵な性格であった。孤独と閉塞感から逃れ、広い世界を見て学問をおさめたいと、十八歳で出奔して江戸へ出たが…。山師・策士と呼ばれ、いまなお悪評と誤解のなかにある清河八郎の波瀾に満ちた生涯。
作者 | 藤沢 周平 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2016年03月10日 |
『燃えよ剣 上』
幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。「竜馬がゆく」と並び、“幕末もの”の頂点をなす長編。
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 1045円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2007年01月 |
『坂の上の雲 一』
明治維新をとげ、近代国家の仲間入りをした日本は、息せき切って先進国に追いつこうとしていた。この時期を生きた四国松山出身の三人の男達ー日露戦争においてコサック騎兵を破った秋山好古、日本海海戦の参謀秋山真之兄弟と文学の世界に巨大な足跡を遺した正岡子規を中心に、昂揚の時代・明治の群像を描く長篇小説全八冊。
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 1999年01月08日 |
『走狗』
薩摩藩で最下層の武士階級出身ながら、西郷隆盛と大久保利通に見いだされ、幕末の表舞台に踊り出た川路利良。持ち前の才覚で栄達を重ねてゆき、維新後には日本の警察組織を作り上げ、初代大警視(警視総監)まで上り詰めた。しかし、新政府の方針を巡り、西郷と大久保が対立。川路は、大恩人である西郷の敵となるー。
作者 | 伊東 潤 |
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価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2020年02月20日 |
『維新の肖像』
明治維新そのものが持つ思想と制度の欠陥に根本原因があるのではないかー1932年、イェール大学で歴史学を研究する朝河貫一は、日露戦争後から軍国主義に傾倒していく日本を憂えていた。そのとき、亡父から託された柳行李を思い出す。中に入っていたのは、二本松藩士として戊辰戦争を戦った父が残した手記だった。貫一はそれをもとに、破滅への道を転げ落ちていく日本の病根を見出そうとする。明治維新の闇に迫った歴史小説。
作者 | 安部 龍太郎 |
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価格 | 836円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年12月21日 |
以上が、私がおすすめする明治維新歴史小説の10選です。時代を変えた明治維新には、多くの人々が携わりました。維新の影響が国を変えたことは言うまでもありません。しかし、それだけに「今までのものをすべて捨ててしまう」ということは、多くの人々にとって苦しい決断であったはずです。
そんな中でも、ある程度の年齢があった者たちは、自分たちの人生を取り戻すために新しい社会に参加しようとしました。そんな中で活躍した人物たちが、これらの小説や漫画で描かれています。彼らの苦悩や喜び、挫折と成長は、現代の私たちにとっても、勇気付けられるものがあると感じます。
このような時代を舞台にした小説や漫画は、歴史に興味がある方はもちろん、そうでない方にもおすすめです。彼らが直面した困難や、明治維新を生き抜いた人々には、現代に生きる私たちにとっても、たくましさや勇気、そして希望が生まれるはずです。
読み終えたあとは、あなた自身も明治維新に励まされ、新たな一歩を踏み出す勇気を持っていただけるはずです。 是非、今後の読書の参考になさってください。
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