西加奈子8選
西加奈子作品の中から特に心に残る8つをピックアップしました。彼女の作品は感情の波に揺さぶられながらも、運命を受け入れる強さを持った女性たちのリアルな姿を描いています。言葉にこそされた巧みな筆致は、繊細であると同時に力強さを感じることができます。日本の文学界、特に小説文化に新たな風を吹き込む彼女の作品は、一度読んだら忘れられない深い余韻を残します。違う視点から日常を切り取った短編集や、一気に読みほしい長編作品もありますので、西加奈子ワールドを存分に楽しんでください。
『くもをさがす』
カナダで、がんになった。あなたに、これを読んでほしいと思った。西加奈子、初のノンフィクション。
| 作者 | 西 加奈子 |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2023年04月19日 |
『夜が明ける』
| 作者 | 西,加奈子,1977- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2024年07月 |
『すきが いっぱい』
谷川俊太郎さんと 西 加奈子さんによる詩の往復書簡
・谷川俊太郎さんと西 加奈子さんが交互に書いた26篇の詩
・あとがきと挿画は西 加奈子さんの書きおろし
・子どもも大人も一緒に楽しめる詩集
詩人・谷川俊太郎さんと、作家・西 加奈子さんが交互に詩を贈り合う‥‥‥
保育雑誌PriPriに連載されていた「詩のこだま」が1冊になりました。
言葉に初めて触れる子どもたちが声に出して楽しみ、大人たちの心に響く、ということを
テーマにして2022年5月号より始まり、2024年8月号まで2年以上にわたってやり取りは続きました。
2024年11月にご逝去された谷川さんが子どもに向けて呼びかけた最後の詩「すき」。
そのお返事として「すきが いっぱい」と、西さんがこの本のために書き下ろし、お二人の「すき」が重なって、詩集のタイトルとなりました。
西さんの挿画とともに、ひろがっていく詩の世界をお楽しみください。
| 作者 | 谷川 俊太郎/西 加奈子 |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | 世界文化社 |
| 発売日 | 2025年12月16日 |
『わたしに会いたい』
『くもをさがす』の西加奈子が贈る、8つのラブレター。
この本を読んだあと、あなたは、きっと、自分の体を愛おしいと思う。
「わたし」の体と生きづらさを見つめる珠玉の短編小説集。
わたしを生きるための言葉。#Imissme --わたしに会いたい。
コロナ禍以前の2019年より、自身の乳がん発覚から治療を行った22年にかけて発表された7編と書き下ろし1編を含む、全8編を収録。
・「わたしに会いたい」--ある日、ドッペルゲンガーの「わたし」がわたしに会いに来る。
・「あなたの中から」--女であることにこだわる「あなた」に、私が語りかける。
・「VIO」--年齢を重ねることを恐れる24歳の私は、陰毛脱毛を決意する。
・「あらわ」--グラビアアイドルの露(あらわ)は、乳がんのためGカップの乳房を全摘出する。
・「掌」--深夜のビル清掃のアルバイトをするアズサが手に入れた不思議な能力とは。
・「Crazy In Love」--乳がんの摘出手術を受けることになった一戸ふみえと看護師との束の間のやり取り。
・「ママと戦う」--フェミニズムに目覚めたママと一人娘のモモは、戦うことを誓う。
・「チェンジ」(書き下ろし)--デリヘルで働く私は、客から「チェンジ。」を告げられる。
【著者プロフィール】
西加奈子(にし・かなこ)
1977年イラン・テヘラン生まれ。エジプト・カイロ、大阪府で育つ。 2004年に『あおい』でデビュー。07年『通天閣』で織田作之助賞、13年『ふくわらい』で河合隼雄物語賞、15年に『サラバ!』で直木賞を受賞。著書に『さくら』『円卓』『漁港の肉子ちゃん』『ふる』『まく子』『i』『おまじない』など多数。23年4月に刊行した初のノンフィクション『くもをさがす』が話題。
| 作者 | 西 加奈子 |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2023年11月02日 |
『漁港の肉子ちゃん』
| 作者 | 西,加奈子,1977- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 幻冬舎 |
| 発売日 | 2014年04月 |
『ふくわらい』
| 作者 | 西,加奈子,1977- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2015年09月 |
『おまじない』
西加奈子作品史上最も"刺さる"珠玉の短編集 待望の文庫化!
【西加奈子×長濱ねる 特別対談収録】
長濱ねるさん絶賛!「何回読んでも、自分にとってのヒントやおまもりになる言葉が見つかる魔法の本です。」
「「燃やす」を読んで、自分の中にいた小さい頃の自分を思い出して泣きました。」 (読者)
「誰にも知られない苦しみによりそってくれる、おまもりみたいな本」 (読者)
年齢も境遇もさまざまな8人の女性たち。
彼女たちを救った「魔法のことば」は、意外な人の何気ないひとこと――
悩んだり傷ついたりしながらも生きていく、すべての人にそっと寄り添うキラメキの8編。
「大人になったら大人として上手いこと振る舞えるようになるし、
自分が"傷ついていない"というていで生きていける。
でももし傷ついている人がいるのであれば、
おこがましいですけど抱きしめるようなものを書きたいと思いました。」
西加奈子(単行本刊行時メッセージより)
| 作者 | 西加奈子/著 |
|---|---|
| 価格 | 620円 + 税 |
| 発売元 | 筑摩書房 |
| 発売日 | 2021年03月12日 |
『夜が明ける』
直木賞作家が5年間苦しみ抜いて到達した祈り。再生と救済の長篇小説。思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡。まだ光は見えない。それでも僕たちは、夜明けを求めて歩き出す。どれだけ傷ついても、夜が深くても、必ず明日はやってくる。
| 作者 | 西 加奈子 |
|---|---|
| 価格 | 2035円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2021年10月20日 |
これまでに紹介した8つの作品は、どれも西加奈子さんの創作の鏡ともいえる傑作ばかりです。彼女の作風、つまり人間の心の深層を丁寧に描くすばらしいセンスは、いずれの作品にも活かされ、そこが西加奈子さんの魅力と魅力であると言えるでしょう。
彼女の作品を初めて手に取る人は、きっとそのユニークな世界観に頭を抱えることでしょう。けれど、一度彼女の小説の世界に足を踏み入れてしまうと、もう後戻りはできません。その独特の描写や、登場人物たちのリアリティに溢れた人間模様が、読者をどんどんその世界に引き込んでいきます。
また、彼女の作品はどれも深く考えさせられるものが多いです。小説を読み終えたあとに、自分自身の心の中を振り返ってみると、新たな発見があるかもしれません。だからこそ、何度でも読み返したくなるのが彼女の作品の魅力でしょう。
最後に、彼女の作品を通じて描かれる"生きるとは何か"というテーマは、読者自身の人生観に大きな影響を与えます。それぞれの作品から受け取るメッセージは人それぞれなので、彼女の作品は読み解く楽しみもあります。
西加奈子さんの作品を読むことは、誰かと深い会話をするようなもの。人間の心の奥深さを垣間見ることができるでしょう。これからも彼女の作品に出会うすべての人々に、感動と発見の瞬間が訪れますように。
そして今後も、彼女が新たな作品を発表し続けていくことを、私たち読者は心から楽しみにしています。これが、私からの西加奈子さん8選でした。一つ一つの作品が、あなたにとっての宝物となりますように。
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