バルカン半島・地域の歴史の本 おすすめ6選
バルカン半島に興味を抱いているあなたに、おすすめの6冊をピックアップしました。地元で生まれ育った作家によるリアルな描写はまるでその地を旅しているかのよう。また、歴史の流れやその背景について詳しく描かれているので、一冊読むごとに新たな発見がありますよ。独特な文化と風土、歴史的な出来事が複雑に絡み合ったバルカン半島を、これらの本でじっくりと堪能してみてください。何冊かは手に入りにくいものもありますが、それも含めて半島の魅力に触れる一歩となることでしょう。是非一読を!
『図説バルカンの歴史』
作者 | 柴,宜弘,1946-2021 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2019年11月 |
『バルカン史と歴史教育 「地域史」とアイデンティティの再構築』
本書は2003、2005年に東京大学ドイツ・ヨーロッパ研究センター(DESK)、科学研究費補助金、国際交流基金の援助を得て開催されたシンポジウム「『バルカン』-ヨーロッパを考える一つの視座」「地域史の可能性を求めて-バルカンと東アジアの歴史教科書から」の記録をもとに構成したものである。
作者 | 柴宜弘 |
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価格 | 5280円 + 税 |
発売元 | 明石書店 |
発売日 | 2008年03月 |
『バルカン史』
本書は、バルカン地域の歴史を先史時代から現代にいたるまでたどった、わが国はじめての通史である。
作者 | 柴宜弘 |
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価格 | 3850円 + 税 |
発売元 | 山川出版社(千代田区) |
発売日 | 1998年10月 |
『バルカンを知るための65章』
混乱と紛争を繰り返す激動のバルカン。しかし多くの民族が集まるこの地には豊かな歴史や文化がある。国を超えた「地域としてのバルカン」の共通性と多様性を紹介し,過去の紛争の経験から生まれてきた,民族共生の地としてのバルカンの今後のあり方を考える。
作者 | 柴宜弘/編著 |
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価格 | 2000円 + 税 |
発売元 | 明石書店 |
発売日 | 2005年04月14日 |
『バルカン 「ヨーロッパの火薬庫」の歴史』
南東ヨーロッパに位置するバルカン半島。オスマン帝国時代、住民の多くを占める正教徒たちは平和裡に暮らしていた。19世紀、帝国が衰退すると、彼らは民族意識に目覚め、ギリシャ、セルビア、ブルガリアなどが独立を果たす。だがそれら新興国家に待ち受けていたのは、欧州列強の思惑と果てなき民族対立だった。ユーゴ紛争とともに20世紀が終わるまでを描いた、いま最も注目される歴史家の名著を翻訳。監修・村田奈々子。
作者 | マーク・マゾワー/井上廣美 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2017年06月 |
『バルカンの歴史』
11のバルカン諸国が自民族中心の歴史教科書の見直しから、自らの地域の和解を進める一手段として、歴史教育のカリキュラムと歴史教科書を相互に比較して共通で作成された資料集の翻訳。各国の歴史教科書を相対化でき、多元的なものの見方を養う。
作者 | 南東欧における民主主義と和解のためのセンター(CDRSEE)/企画 クリスティナ・クルリ/総括責任 ほか |
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価格 | 6800円 + 税 |
発売元 | 明石書店 |
発売日 | 2013年04月25日 |
それでは、今回ご紹介した「バルカン半島・地域の歴史の本」、皆さんにはいかがだったでしょうか。
ここバルカン半島は、名だたる文化や帝国が交錯したエリアです。そのため、単純な歴史書以上に興味深い展開が広がっています。そんな奥深い歴史をたどる旅に出ることで、知らなかった事実や視点が見えてくるはずです。ある本は古代から近代に至るまでを扱い、ある本は特定の出来事にスポットを当てていますが、それぞれ一長一短あるので自分の興味に合わせて選ぶといいでしょう。
何より重要なことは、「読む」という行為自体が非日常を体験する貴重な時間であるということ。たとえば、物語に登場するようなドラマチックな時代変動を通じて、自分自身がその場にいるかのような感覚を味わえるでしょう。また、この地域の 実際の風景を見ることなく、文字だけでその地を巡る旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
そして、それぞれの本が描き出すバルカン半島の歴史を比べてみることで、一つの歴史にも様々な見方や解釈が存在することを実感できます。これは、歴史を学ぶ醍醐味でもありますね。
これらの本を通じて、普段あまり目にすることのないバルカン半島の歴史に触れ、知識を深めることができれば幸いです。素敵な読書の時間をお過ごしください。そしてまた新たなおすすめの本情報をお届けできる日を楽しみにしております。最後までご覧いただきありがとうございました。
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