現代日本が舞台なのに主人公の狂気がヤバい漫画3選

まず1つ目にピックアップするのは、平凡なOLが突礼儀正なサラリーマンがユ′レ化した日常を描く現代ストーリー。しかし思わぬ出来事から主人公の心がゆがみ始め、次第に暴走します。読み進めるごとに主人公の狂気が増し、ヤバいまでの狂気の描写が秀逸で一読の価値ありです。
2つ目は、若手ビジネスマンが思いついた一つのアイデアから、社会へ大きな影響を与え始める物語。主人公の過剰なまでの徹底した行動力が恐ろしさを引き立てます。
最後におすすめするのは、一見平凡な学生生活を送る主人公が、自身の抑圧された感情と向き合うことで、次第に自分を見失う物語。主人公の狂気を描写した内面描写が深い作品です。どれも現代日本を舞台にしながらも、狂気の描写は必見ですよ!
『阿武ノーマル(1)』

ただ、「普通」になりたいだけーー。
阿武英子、29歳。独身、彼氏なし。ものごとの価値基準は「普通」か否か。「普通」に固執するあまり、彼女を取り巻く人間関係が綻び始める。「普通」とは何か、「異常」とは何か、人の倫理を問う戦慄&衝撃の新感覚サイコ・サスペンス、開幕!!
阿武英子、29歳。独身・彼氏なし。カタヤ企画生産技術部で働く、一見「普通」のOLだ。だが、その素顔は「普通」の日常に溶け込み、「普通」の評価を手にするため、中身を偽った”擬態人間”だった。
ある日、派遣社員・河原京介のハラスメントにより、阿武の同僚・榊原撫子が退社を仄めかす。「普通」のネタ元である撫子を守り、「普通」の深淵に近づくため、阿武は河原への「制裁」を決めるーー。なにが「異常」なのか。なにが「普通」なのか。人間の理性を問う衝撃作。
作者 | 川上 大和/タイジュン |
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価格 | 550円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2023年12月07日 |
『はっちぽっちぱんち(1) (マガジンポケットコミックス)』

作者 | 嵯峨あき/カツラギゲンキ |
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価格 | 594円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2024年04月09日 |
『偏愛ハートビート 1』

幼い頃に転落事故で命を失いかけた少年・河辻悠。悠は心臓の高鳴りから得た“生の実感”に魅了され、心拍への刺激を求めるようになるが、同じ感覚に出会えず満たされない日々を過ごしていた。そんなある日、クラスメイトの戸叶希咲から求めていたモノの片鱗を感じ取り──!?
作者 | 飯野 俊祐 |
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価格 | 528円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2023年08月04日 |
以上、「現代日本が舞台なのに主人公の狂気がヤバい漫画3選」をご紹介しました。いかがだったでしょうか?
各作品共に、日常風景の中に出現する主人公の狂気は、読者の心に大きな衝撃をあたえます。平穏な日常が一気に混沌と化していく様子には、魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。実は、彼らの狂気が生まれた背景を見てみると、多くが社会の歪みや心の闇から生まれています。そのため、ただ驚くばかりではなく、時として胸が締めつけられるような感覚にも襲われます。
また、このジャンルの作品の大きな特徴として、描かれる狂気がそれぞれの時代や社会環境を反映しています。だからこそ、現代日本を舞台にした今回の作品群は、ある意味で我々の身近なリアルを描いているともいえるでしょう。それはつまり、誰もが狂気の主人公になり得る可能性を示しているかもしれません。そんな風に読み取ると、不気味でありながらも、どこかで自分とつながっている感覚を覚えてしまうかもしれません。
だからこそ、現実離れしたパワーのある主人公ばかりが描かれがちな漫画界において、現実世界と強く繋がったこのような作品はクセになることでしょう。よければ一度、普段とは違う視点で漫画を楽しみ、新たな驚きを味わってみてはいかがでしょうか。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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