【名作】読後の後味の悪いホラー小説おすすめ10選!!映画化した「残穢」「黒い家」「リング」など名作をご紹介します!!
ホラー小説の中でも、読後の後味の悪さが印象的な作品が多数あります。今回は、そんな名作の中でも代表的な10作品をご紹介します。映画化もされた作品ばかりで、その恐ろしさは確かなものです。人里離れた古びた家や廃墟を舞台に、死霊や怨霊、呪いなどが待ち受ける恐怖を味わってください。読む前から「怖くて眠れなくなるんじゃないか」と思ってしまうほどの恐怖が、きっとあなたを襲うことでしょう。一つ一つ、読み終わった後の心の闇に向き合い、後味の悪さを感じながらも、次の作品に手を伸ばしたくなる魅力があります。ぜひ、あなた自身の度肝を抜く作品を見つけてみてください。
『らせん』
作者 | 鈴木,光司,1957- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 1997年12月 |
『墓地を見おろす家』
新築・格安、都心に位置するという抜群の条件の瀟洒なマンションに移り住んだ哲平一家。だがそこは広大な墓地に囲まれていた……次々と襲いかかる恐怖。衝撃と戦慄の名作モダン・ホラー。
作者 | 小池 真理子 |
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価格 | 616円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 1993年12月17日 |
『黒い家』
顧客の家に呼ばれ、子供の首吊り死体の発見者になってしまった保険会社社員・若槻は、顧客の不審な態度から独自の調査を始める。それが悪夢の始まりだった。第4回日本ホラー小説大賞受賞。
作者 | 貴志 祐介 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 1998年12月10日 |
『残穢』
この家は、どこか可怪(おか)しい。転居したばかりの部屋で、何かが畳を擦る音が聞こえ、背後には気配が……。だから、人が居着かないのか。何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢(けが)れ」となり、感染は拡大するというのだが──山本周五郎賞受賞、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編!
作者 | 小野 不由美 |
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価格 | 781円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2015年07月29日 |
『隣の家の少女』
1958年の夏。当時、12歳のわたし(デイヴィッド)は、隣の家に引っ越して来た美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。メグと妹のスーザンは両親を交通事故で亡くし、隣のルース・チャンドラーに引き取られて来たのだった。隣家の少女に心躍らせるわたしはある日、ルースが姉妹を折檻している場面に出会いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。ルースの虐待は日に日にひどくなり、やがてメグは地下室に監禁されさらに残酷な暴行をー。キングが絶賛する伝説の名作。
作者 | ジャック・ケッチャム/金子 浩 |
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価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | 扶桑社 |
発売日 | 1998年07月28日 |
『屍鬼(一)』
人口わずか千三百、三方を尾根に囲まれ、未だ古い因習と同衾する外場村。猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。山深い集落で発見された三体の腐乱死体。周りには無数の肉片が、まるで獣が蹂躪したかのように散乱していたー。闇夜をついて越して来た謎の家族は、連続する不審死とどう関わっているのか。殺人か、未知の疫病か、それとも…。超弩級の恐怖が夜の帳を侵食し始めた。
作者 | 小野 不由美 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2002年02月 |
『クリムゾンの迷宮』
藤木芳彦は、ある日、全く見覚えのない場所で目を覚ました。うっすらと霞む視界に映ったのは、雨に濡れ、一面鮮やかな深紅色に染まった異様な世界。奇岩に囲まれた峽谷だ。記憶喪失か、それとも……。
作者 | 貴志 祐介 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 1999年04月09日 |
『夜行』
怪談×青春×ファンタジー、かつてない物語
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」
私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
怪談×青春×ファンタジー、かつてない物語。
春風の花を散らすと見る夢は
さめても胸の騒ぐなりけり
ーー西行法師
【編集担当からのおすすめ情報】
第156回直木賞候補作にして2017年本屋大賞ノミネート作品。
「ダ・ヴィンチ」プラチナ本オブ・ザ・イヤー2017 第1位。
第7回広島本大賞受賞。
数々の栄冠に輝いたベストセラー、ついに文庫化!
作者 | 森見 登美彦 |
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価格 | 671円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2019年10月04日 |
『リング』
一本のビデオテープを観た四人の少年少女が、同日同時刻に死亡した。この忌まわしいビデオの中には、一体どんなメッセージが……恐怖とともに、未知なる世界へと導くオカルト・ホラーの金字塔。
作者 | 鈴木 光司 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 1993年04月22日 |
『禁じられた楽園』
平口捷は、若き天才美術家の烏山響一から招待され、熊野の山奥に作られた巨大な野外美術館を訪れた。そこは、むせかえるような自然と奇妙な芸術作品、そして、得体の知れない“恐怖”に満ちていた。現代の語り部が贈る、幻想ホラー超大作。
作者 | 恩田陸 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2007年03月15日 |
以上が私のおすすめする、読後の後味が悪くなる名作ホラー小説10選でした。それぞれが独自の恐怖やグロテスクさを持っており、読むたびに身の毛がよだつような感覚を覚えます。
しかし、そんな恐怖に満ちた作品たちこそ、心から楽しめることがあります。読んだ後、悶絶したり、ぞくっとしたり、考え込んだりと、多様な感情が交錯することでしょう。それこそが、本来ホラー小説が持つ真髄ではないでしょうか。
ぜひ、私のおすすめする作品たちに触れて、「恐怖」という感情と向き合ってみてください。もう二度と手を出すことができないかもしれませんが、その分、贅沢な恐怖を感じられることでしょう。
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