残虐と戦慄。実際の事件をもとにした犯罪小説10選

皆様、こんにちは。今回ご紹介するのは、犯罪小説の中でもリアルさに圧倒される10作品です。これらの作品は、実際の犯罪事件をもとに描かれたもので、リアルな描写と深い人間ドラマ、緻密な推理過程は一度読むと忘れられません。
残虐な事件ほど、我々はそれから目をそらすことはできません。逆に、その残酷さに惹きつけられることでしょう。それ故、これらの作品は我々に鮮烈なインパクトを与えます。
戦慄する恐怖は、怖いだけではなく興味深く、人間の心理を突き詰めるものもあります。
警官、被害者、犯罪者、そして読者自身、事件に絡む人々の人間性と運命が絡み合い、想像を超えた結末へと導きます。その過程はまるで一つの人間ドラマのようです。
底知れぬ深淵へと誘われる。そんな10作品を是非、一度手に取ってみてください。
『ケモノの城』
| 作者 | 誉田,哲也,1969- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2017年05月 |
『BUTTER』
| 作者 | 柚木,麻子 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2020年02月 |
『月 (角川文庫)』
| 作者 | 辺見 庸 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2021年02月25日 |
『修羅の家』
『殺戮にいたる病』を凌ぐ驚愕作!
この家は悪魔に乗っ取られた。
恐怖、嫌悪、衝撃。
そこは地獄。初恋の女性を救い出せるのか。
女の毒が体内に入り、蝕まれていくーー
簡易宿泊所で暮らす晴男はレイプ現場を中年女性・優子に目撃され、彼女の家につれていかれる。
そこには同じ格好をした十名ほどが「家族」として暮らしていた。
おぞましい儀式を経て一員となった晴男は、居住者は優子に虐待されていることを知る。
一方、区役所で働く北島は、中学時代の初恋相手だった愛香と再会し「家族」での窮状をきく。
北島は愛香を救い出す可能性を探るが、“悪魔”が立ちはだかる。
| 作者 | 我孫子 武丸 |
|---|---|
| 価格 | 1870円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2020年04月15日 |
『グロテスク(上)』
名門Q女子高に渦巻く女子高生たちの悪意と欺瞞。「ここは嫌らしいほどの階級社会なのよ」。悪魔的な美貌を持つニンフォマニアのユリコ、競争心をむき出しにし、孤立する途中入学組の和恵。ユリコの姉である“わたし”は二人を激しく憎み、陥れようとする。圧倒的な筆致で現代女性の生を描ききった、桐野文学の金字塔。
| 作者 | 桐野 夏生 |
|---|---|
| 価格 | 792円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2006年09月05日 |
『名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―』
| 作者 | 白井智之 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2022年09月15日 |
『つみびと』
| 作者 | 山田,詠美,1959- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 中央公論新社 |
| 発売日 | 2021年09月 |
『小説8050』
| 作者 | 林,真理子,1954- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2024年05月 |
『さよなら、ニルヴァーナ』
あの子は、
どこから戻れなくなったんだろう──
東京で働きながら小説家を目指していた今日子は、震災が起こった翌年に夢を諦め、母のすすめで実家に戻る。妹とその夫、娘との二世帯住宅の生活に倦み疲れながらも、小説を諦めきれない。
そんな中、過去に凶悪犯罪を起こした少年Aが地元にいるという噂を耳にする。そしてパソコンなどを検索して知った少年Aの姿に急速に惹かれていく。
一方、神戸生まれで、東京に住む十七歳の莢(さや)も、少年Aを崇拝し、「聖地巡礼」と称して事件現場などを訪れていた。
また少年Aに当時七歳の娘を殺された母親は、息子、夫とともに同じ場所にとどまり、一見平穏そうに見える暮らしを送っていたが、教会の人間から、Aのファンの話を聞かされる。
少年犯罪の加害者、被害者遺族、加害者を崇拝した少女、その運命の環の外にたつ女性作家……それぞれの人生が交錯したとき、彼らは何を思い、何を見つけるのか。
著者渾身の長編小説!
作家が書くことに固執するのは、「人間の中身を見たい」からなのだ。これは、小説ノンフィクションのジャンルにかかわらず、作家が持つ病理なのだ。その意味で、私もAの同志なのである──佐藤優氏・解説より
| 作者 | 窪 美澄 |
|---|---|
| 価格 | 880円 + 税 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2018年05月10日 |
『無間地獄(上) (幻冬舎文庫)』
| 作者 | 新堂 冬樹 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 幻冬舎 |
| 発売日 | 2012年09月12日 |
以上、本当に起きた事件を基に描かれた犯罪小説10選をご紹介しました。ハードボイルドな世界観、深遠なる人間の闇、衝撃的なプロット、それぞれ異なる魅力が詰まっています。皆さんもご覧になっていく中で、犯罪小説の存在する意義や、その描写のリアリティに引き寄せられることでしょう。
一方で、これらの作品が娯楽として楽しめるのは、それが「フィクション」であるからこそ。本当に起きた事件を元にしたとはいえ、読者である私たちは、その中で描かれる残虐さや戦慄をセーフティな距離から経験することができます。だからこそ、冷静に現実とフィクションの線引きをしながら、その情緒や題材の重さを噛み締めていこうと思います。
型破りな犯罪者、巧妙なトリック、それを解き明かす刑事や探偵たち。彼らが織りなす物語は私たちを恐怖に陥れたり、興奮させたりしますが、その一方で、現実の犯罪とその被害者たちへの敬意を忘れてはならないという思いを新たにすることもまた、犯罪小説を読む意義の一つかもしれません。
この章を閉じるにあたり、挙げた作品たちが、皆さんの日々に新たな視点をもたらすきっかけとなれば幸いです。何か一冊でも手に取った時には、登場人物たちの心理を深く読み解き、その背後に潜むメッセージを感じ取ることで、一層の読書の楽しみを味わってみてください。
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