ありがとう
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ある意味、フェア的作品で、一見目新しさがないように思える。
だが、犯人が判明してそのあとのエピローグがえぐすぎて、騒然とします。
奈落に突き落とされた感覚です。
読後感は絶望でした。
柊一は友人らとともに山奥の地下建築で夜を越すことに。だが、地震によって出入り口はふさがれ地下水が流入し始める。そして、その矢先に起こった殺人。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。-犯人以外の全員が、そう思った。本格ミステリー界に新風を吹き込んだ雄編。週刊文春ミステリーベスト10(週刊文春2022年12月8日号)国内部門、MRC大賞2022、1位。
ある意味、フェア的作品で、一見目新しさがないように思える。
だが、犯人が判明してそのあとのエピローグがえぐすぎて、騒然とします。
奈落に突き落とされた感覚です。
読後感は絶望でした。