九龍城塞をもっと知りたい人におすすめの本10選

ハイ!九龍城塞好きの皆さま、集まってください!ここでは、その神秘的な世界をより深く理解できる本たちをご紹介します。九龍城塞の歴史や人々の生活をリアルに描き出したドキュメンタリー系の作品、九龍城塞を舞台に繰り広げられる緻密なストーリーが詰まった小説、そして美麗なビジュアルで九龍城塞の雰囲気を再現した漫画まで、さまざまなアプローチで九龍城塞を描く作品が目白押しです。どれもが九龍城塞に対する深い敬意と愛を感じられる作品ばかり。一冊ずつ手に取って九龍城塞の世界を旅してみませんか?これがきっかけで九龍城塞のより深い魅力に気づく人が増えたら嬉しいな!
『大図解九龍城』

作者 | 寺澤,一美 可児,弘明,1932- 九龍城探検隊 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 1997年07月 |
『九龍城探訪』

作者 | グレッグ・ジラード/イアン・ランボット/尾原美保/吉田一郎 |
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価格 | 3465円 + 税 |
発売元 | イースト・プレス |
発売日 | 2016年11月11日 |
『九龍城寨の歴史』

1997年の香港返還を前にして解体されたにもかかわらず、今なお伝説的巨大スラムとして語り継がれる〈九龍城〉。要塞のごときビル群が聳えていたこの地には、かつて本当に城壁を備えた砦が築かれていた。
九龍は、明代後期にはすでに倭寇防衛のための兵力が駐留し、清代以降も、遷界令解除後に辺境防衛の拠点とされた。やがて清朝政府が海賊やアヘン密輸への対処を迫られるようになると、その重要性は高まり、軍備が増強された。アヘン戦争後、香港島がイギリスに割譲され、植民地香港が誕生すると、九龍城寨の官員はその動向を偵察する役割も担うようになる。そして1898年の新界割譲の際、この城寨だけが中国領として保留されたことで、その地位はますます特殊なものとなった。
その後城寨が清朝の実質的な管理下から離れ、中英間ではしばしばその領有が争われたものの、民国期の中国国内の混乱や日中戦争の開戦の陰でこの問題は捨て置かれた。そして戦後、この領域は、植民地香港の中にありながら香港政庁もイギリス政府も中国政府も管轄できない「三不管(サンブーグアン)」の地と化していった。
香港の郷土史に精通したジャーナリストが、九龍城寨の成立から解体までを紐解く。
目次
地図 1 清代の新安県地図 2 香港全図 3 九龍
資料 1 広東省文武官員体系略図 2 緑営の編成単位 3 緑営の職位
まえがき
1 九龍という地名の由来といくつかの伝説
2 康煕帝が九龍村に墪台を設置する
3 九龍寨砲台と海賊張保仔
4 アヘン戦争期の九龍寨の戦略的地位
5 九龍寨に城壁を築くこととなった内外の要因
6 九龍寨に城壁が築かれた顚末
コラム 龍津義学
7 城寨の官員の管轄地域
8 九龍城寨からの密偵黄墨洲
9 羅亜添による九龍城寨陥落の真相
10 九龍城寨を奪還した副将張玉堂
コラム 侯王廟にまつわる故事
11 龍津石橋と初期の城寨における賭博場
コラム 龍津石橋
12 九龍城寨と広東税関の税務健全化
13 清朝政府が九龍城寨を保留した背景
14 一八九九年以降の九龍城寨
コラム 九龍城住民への三度にわたる退去命令
15 暗黒時代の九龍城寨
16 九龍城寨の道の名前の由来
付録 九龍城寨取り壊し関連資料
中国外交部報道官の九龍城寨に関する談話
香港政府報道官の九龍城寨取り壊しに関する記者会見での応答
香港新華社報道官の九龍城寨取り壊しに関する記者答弁
九龍城寨の発展の変遷と要因
九龍城寨の住民への補償と移住措置について
九龍城寨取り壊しに関する備忘録
九龍城寨関連年表
訳者あとがき
作者 | 魯金/倉田明子 |
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価格 | 4620円 + 税 |
発売元 | みすず書房 |
発売日 | 2022年10月19日 |
『最期の九龍城砦【完全保存版】』

作者 | 中村晋太郎 |
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価格 | 500円 + 税 |
発売元 | |
発売日 | 2014年11月08日 |
『九龍城の殺人』

作者 | 月原,渉 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2022年09月 |
『あの風に訊け(1(河図篇))』

「香港まで行って、息子を捜してくれないかしら」実の母の悠長な提案は、風守太一にとって青天の霹靂だった。今まで存在すら知らなかった双子の弟・月緒を日本に連れ帰る役目を背負わされた太一は、親友の長岡健治と共に香港へ飛ぶ。しかしそこで龍の守番と天幇、対立するふたつの集団に狙われていると気づき、太一は自分の存在に疑問を持ち始める。『河図』そして『洛書』とは…?迫力の世紀末幻想。
作者 | 加門七海 |
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価格 | 680円 + 税 |
発売元 | 角川書店 |
発売日 | 2003年06月 |
『九龍ジェネリックロマンス 1』

此処は東洋の魔窟、九龍城砦。ノスタルジー溢れる人々が暮らし、街並みに過去・現在・未来が交差するディストピア。はたらく30代の男女の非日常で贈る日常と密かな想いと関係性をあざやかに描き出す理想的なラヴロマンスを貴方に──。
作者 | 眉月 じゅん |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2020年02月19日 |
『九龍城の闇』

アメリカの大富豪キャシディー家の長男ウィーラーは、飲んだくれの女ったらしで一家の鼻つまみ者。だが、一族の栄誉を担う弟のプレスコットが何者かに殺される。背後にいるのは中国マフィアか?一方、香港マフィアのボス、ウォ・ラプリンは移植する腎臓と引き換えに中国政府要人と取引を交わした。それは、米国を破滅へ導く恐るべき策略だった。その陰謀に巻き込まれた弟の死の真相を追うウィーラーはついに核心に迫っていくのだが…。返還直後の香港を舞台に、稀代のストーリー・テラー、S・キャネルが贈る国際謀略アクション小説の傑作。
作者 | スティーヴン・J.キャネル/小西道子 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2006年08月 |
『香港005九龍城と九龍郊外 ~香港人の生活が息づく「路上」 まちごとチャイナ』

作者 | 「アジア城市(まち)案内」制作委員会 |
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価格 | 605円 + 税 |
発売元 | まちごとパブリッシング |
発売日 | 2018年01月27日 |
『九龍城でもう一度(1)』

アジアン・カオス・ラヴストーリー開幕!!
この街には、種族を問わず等身大の恋があるーーー
舞台は九龍城。
法の及ばぬ高層スラム。
人外、幽霊、etc.が
ひしめき合って暮らすこの街で
茶壺の付喪神・梅枝は、大家を営む涼真と出会う。
涼真に惹かれる梅枝だが、彼には忘れられない女性がいて・・・・・・
可憐で健気、純粋で混沌、東洋混沌恋物語、開幕!
【編集担当からのおすすめ情報】
ーーー優しい恋が詰まってます!-----
付喪神、幽霊、九尾の狐、吸血鬼、ドラゴン・・・そして人間。
様々な種族が暮らす九龍城。様々な種族の等身大の恋を
見て、主人公の梅枝は恋を知ります。
梅枝の意中の相手、涼真は好きな人に先立たれてしまった
過去をもつ優しいイケメンの青年。
二人の優しい恋の行く末が気になる、そして心が温まる
アジアン・カオス・ラヴストーリー、是非ご一読くださいませ!
作者 | 藤田 三司 |
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価格 | 550円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2023年01月18日 |
いかがでしたでしょうか。今回は「九龍城塞をもっと知りたい人におすすめの本10選」をご紹介しました。この特異な空間、九龍城塞の魅力、特性、そしてその歴史といったものを描いた作品群は、読者にその実像を巧みに映し出す貴重なものとなっています。数々の作家たちが、その独自の視点と解釈を通じて描き出した九龍城塞は、実に卓越した魅力と深みを持っています。
誰もが一度は耳にしたことがあるであろう「九龍城塞」ですが、独特なその存在がどのように生まれ、そして変わり行ったのかを知ることは、多くの人にとって新たな発見となるでしょう。またその風景を焼き付けた写真集やガイドブックも、また一味違った視点からこの場所を理解するための一助となります。
そして、九龍城塞を舞台に繰り広げられる物語、その人々の生活や心情を寄り添うように描いた作品には、本当の意味でこの場所を知るためのヒントが詰まっています。現実とフィクションが入り混じるこの空間で生きる人々の喜怒哀楽は、まさに人間ドラマそのもの。
九龍城塞の魅力を存分に引き立てるこれらの作品を手に取り、その奥深さに触れることで、きっと新たな視点を手に入れることができるでしょう。まだまだ知られざる九龍城塞の世界、一歩踏み込んでみてはいかがでしょうか。きっと、想像を超える光景と、それにまつわる物語があなたを待っています。これらの本一冊一冊が、あなたの冒険の扉を開きます。
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