万年筆や方言、語彙力をテーマにした本の魅力を解説、おすすめ書籍を紹介

万年筆って、意外と奥が深いんだよね。日本の方言も興味深いし、語彙力を上げるのもいいかも。今回はそんなテーマの本を紹介するよ。興味があればチェックしてみてね!
『日本の方言』

塩の足りない味噌汁はウスイ? アマイ? ミズクサイ? それぞれの方言では会話が成り立たないほど、ことばの地域差が大きな日本。ドンドロ(雷)、ビッキ(蛙)、ハンカクサイ(あほ・ばか)など、地域に根ざした豊かな語彙の分布には、変転し、広まり、混じり合ってきたことばの来歴が刻み込まれている。共通語と標準語、方言周圏論、忌みことば、方言コスプレなど、基本的な用語も解説。『日本方言大辞典』を編纂した第一人者がいざなう。
序──方言とは何か
1 自 然
かみなり(雷)
いなずま(稲妻)
つゆ(梅雨)
つらら(氷柱)
つむじかぜ(旋風)
しあさっては何日目?
2 食物・料理・味
さといも(里芋)
じゃがいも(馬鈴薯)
もみがら(籾殻)とぬか(糠)
すりばち(擂鉢)とすりこぎ(擂粉木)
「甘い」と「塩味が薄い」
3 人間・生活
ほお(頬)
ものもらい(麦粒腫)
あざ(痣)とほくろ(黒子)
つば(唾)とよだれ(涎)
ゆび(指)
かかと(踵)
おんな(女性)
あほ・ばかの方言
酒とことば
4 動植物
かたつむり(蝸牛)
とんぼ(蜻蛉)
カマキリとトカゲ
カエル(蛙)
とさか(鶏冠)
うし(牛)
牛の鳴き声・雀の鳴き声
ふくろうはなんと鳴くか
どくだみ
つくし(土筆)とすぎな(杉菜)
5 遊 戯
おてだま(お手玉)
たこ(凧)
たけうま(竹馬)
かたあしとび(片足跳び)
えらび歌
6 文法的特徴
「雨が降っているから」(接続助詞)
「今日はいい天気だ」(断定辞)
「ミカンを皮ごと食べた」(接尾辞)
「の」と「が」の使い分け
「能力可能」と「状況可能」
進行態と完了態
「ラ抜きことば」と「レ足すことば」
7 方言の現在
方言衰退の意識
共通語化することば
方言と共通語ござ使い分けの時代
生き残る方言語彙
各地で生まれる新方言
現代社会における方言の機能
教育における方言
災害と方言
商品・標語・ポスターにみる方言
方言で遊ぶ
教養・文芸・ドラマ
方言の機能の変化
参考文献
作者 | 佐藤 亮一 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年06月15日 |
『大人の語彙力大全』

「この人できる!」と思われる語彙を全て網羅!
仕事の力量があるかないかということ以前に、稚拙な表現や思慮の浅そうな表現をしていれば、
社会人としてのレベルを低く見積もられてしまいます。
社会人としての評価を上げ、キャリア形成でつまずかない、軽く扱われないための
「知性と教養を感じさせる語彙」483語を日本語研究の第一人者、齋藤孝先生が一挙解説!
ベストセラー『語彙力こそが教養である』から2年、その集大成となる1冊。
【書き下ろし】 【手軽な文庫サイズ】 【索引付き】
はじめに
1章【基本語】正しく使えて当然! 大人の基本語彙
2章【敬語】さりげなく使いこなしたい、大人の敬語
3章【言い訳】気持ちよく聞き入れてもらえる、大人の言い訳・謝罪・お願い
4章【頻出語】知らずに使うと恥ずかしい、大人の頻出カタカナ語
5章【ビジネス語】職場で圧倒的な差をつける、大人のビジネスカタカナ語
6章【漱石語】目指せ美しい日本語マスター、夏目漱石が使った語彙
おわりに
索引
作者 | 齋藤 孝 |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2018年01月13日 |
読んでくれてありがとうございます。万年筆や方言、語彙力に関する本を紹介しましたが、いかがでしたか?ひとつでも気に入ってもらえる本があれば嬉しいです。知識や表現力を広げるために、これからも様々な本を紹介していきますので、ぜひお楽しみに。本を読むことで新しい世界が広がり、自分自身も豊かになることができるはずです。どんなジャンルでも構いません、ぜひ書店や図書館に足を運んでみてください。きっと素敵な出会いが待っていますよ。それでは、また次回の本の紹介でお会いしましょう。ありがとうございました。
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