日本の方言や日記、有川浩の小説を特集!おすすめ書籍15選

日本の方言が興味深い本や、有名作家の日記に触れることで彼らの人間性を感じることができます。また、有川浩がおすすめする小説も多数紹介されています。読書好きにはたまらない情報が満載ですね。是非チェックしてみてください。
『日本の方言』

塩の足りない味噌汁はウスイ? アマイ? ミズクサイ? それぞれの方言では会話が成り立たないほど、ことばの地域差が大きな日本。ドンドロ(雷)、ビッキ(蛙)、ハンカクサイ(あほ・ばか)など、地域に根ざした豊かな語彙の分布には、変転し、広まり、混じり合ってきたことばの来歴が刻み込まれている。共通語と標準語、方言周圏論、忌みことば、方言コスプレなど、基本的な用語も解説。『日本方言大辞典』を編纂した第一人者がいざなう。
序──方言とは何か
1 自 然
かみなり(雷)
いなずま(稲妻)
つゆ(梅雨)
つらら(氷柱)
つむじかぜ(旋風)
しあさっては何日目?
2 食物・料理・味
さといも(里芋)
じゃがいも(馬鈴薯)
もみがら(籾殻)とぬか(糠)
すりばち(擂鉢)とすりこぎ(擂粉木)
「甘い」と「塩味が薄い」
3 人間・生活
ほお(頬)
ものもらい(麦粒腫)
あざ(痣)とほくろ(黒子)
つば(唾)とよだれ(涎)
ゆび(指)
かかと(踵)
おんな(女性)
あほ・ばかの方言
酒とことば
4 動植物
かたつむり(蝸牛)
とんぼ(蜻蛉)
カマキリとトカゲ
カエル(蛙)
とさか(鶏冠)
うし(牛)
牛の鳴き声・雀の鳴き声
ふくろうはなんと鳴くか
どくだみ
つくし(土筆)とすぎな(杉菜)
5 遊 戯
おてだま(お手玉)
たこ(凧)
たけうま(竹馬)
かたあしとび(片足跳び)
えらび歌
6 文法的特徴
「雨が降っているから」(接続助詞)
「今日はいい天気だ」(断定辞)
「ミカンを皮ごと食べた」(接尾辞)
「の」と「が」の使い分け
「能力可能」と「状況可能」
進行態と完了態
「ラ抜きことば」と「レ足すことば」
7 方言の現在
方言衰退の意識
共通語化することば
方言と共通語ござ使い分けの時代
生き残る方言語彙
各地で生まれる新方言
現代社会における方言の機能
教育における方言
災害と方言
商品・標語・ポスターにみる方言
方言で遊ぶ
教養・文芸・ドラマ
方言の機能の変化
参考文献
作者 | 佐藤 亮一 |
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価格 | 990円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年06月15日 |
『リンドグレーンの戦争日記 : 1939-1945』

作者 | Lindgren,Astrid,1907-2002 石井,登志子,1944- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2017年11月 |
『終戦日記一九四五』

大人は子どもよりも愚かではないか? 『エーミールと探偵たち』などで知られる児童文学作家ケストナー(1899-1974)が第三帝国末期から終戦直後にかけて右往左往する大人たちの姿を活写する。皮肉とユーモアたっぷりの日記から見えてくるのは、いまなお繰り返される戦争の愚劣さにほかならない。「1945年を銘記せよ」。
まえがき
ベルリン
一九四五年二月七日から三月九日
マイヤーホーフェン村1
一九四五年三月二十二日から五月三日
マイヤーホーフェン村2
一九四五年五月四日から六月十五日
バイエルンのP
一九四五年六月十八日から六月二十八日
マイヤーホーフェン村 3
一九四五年六月二十九日から七月五日
シュリーアゼー村
一九四五年七月九日から八月二日
追記
一九六〇年
地図
解説
*文中に一部、現代において差別的とみられる表現があったが、原文を尊重しそのまま訳した。
作者 | エーリヒ・ケストナー/酒寄 進一 |
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価格 | 1067円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2022年06月17日 |
『旅猫リポート』

この絆は、恋愛を超える。カギしっぽのナナと心優しい青年サトルの、最後の旅の物語。
野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。『僕の猫をもらってくれませんか?』一人と一匹は銀色のワゴンで”最後の旅”に出る。懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。永遠の絆を描くロードノベル。
Pre-Report 僕たちが旅に出る前のこと
Report-01 コースケ
Report-02 ヨシミネ
Report-03 スギとチカコ
Report-3.5 最後の旅
Report-04 ノリコ
Last-Report
作者 | 有川 浩 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年02月15日 |
さて、今回は日本の方言や有名作家の日記、有川浩のおすすめ小説など、さまざまなテーマの本を紹介してきました。皆さんがご紹介した作品を読んで、新しい世界に触れる楽しみを味わっていただけたらうれしいです。本を通して、言葉の魅力や作家の人間性に触れることで、日常から少し遠く離れた世界に心を委ねる時間を過ごすことができるかもしれません。お好みの作品が見つかりましたら、ぜひ手に取ってみてください。新たな出会いや発見があるかもしれません。本との出会いは、私たちの日常に豊かさや深みを与えてくれることでしょう。それでは、また次回のおすすめ書籍の紹介をお楽しみに。読書を通じて、心豊かなひとときを過ごしてくださいね。
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