フランシスコ・ザビエル、主人恋日記、猫と夏を楽しむ作品を特集

フランシスコ・ザビエルに関する本をお探しの方に朗報です。今回はおすすめの6冊をご紹介します。彼の人生や功績に触れることで、新たな視点が開けるかもしれません。どうぞお楽しみに!
『ザビエルの見た日本』

日本人の西欧文化受容に重要な役割を演じたフランシスコ・ザビエル。1549年に来日すると、旺盛な行動力で布教に邁進した。その間、スペインのイエズス会や友人宛に手紙を書き送る。いわく、日本人は知識に飢えている。神の存在に興味を示し説教に真剣に聞き入っている。いわく、日本はキリスト教伝道にふさわしい国だ……。書簡から、ザビエルの心情とその目に映った日本人像を読みとる好著。
序章 ザビエルはなぜ日本へ来たか
●第1部 想像・印象・思い出
第1章 日本に上陸する前のこと
第2章 日本にいたときのこと
第3章 日本を去ってからのこと
●第2部 ザビエルの手紙について
第1章 日本人の気質
第2章 日本の宗教
第3章 ザビエルの教え
第4章 霊魂の救いと滅びの問題について
第5章 ザビエルの偉大さ
作者 | ピーター・ミルワード/松本 たま |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1998年11月10日 |
『ザビエル』

一五四〇年早春,派遣されるはずの宣教師が病に倒れた。ザビエルはただ一言「私を遣わしてください」と,再び帰ることなくアジアへ旅立った。九年後,「もっとも誠実で英知に富む民」と報告する日本へ,鹿児島から戦乱の都,山口,大分とわずか二年の滞在中,人々と出会い,キリストの福音を宣べ伝えたが成果は少なく,その努力は挫折したかに見えた。屈することのないザビエルの目は中国を通じて再び日本へと向けられたが,大陸を目前に上川島でともにも看取られず神のみもとに召された。四六歳。しかし,死によってザビエルの信頼と希望と愛の火は消えることはなかった。若い人々を育てるセミナリヨ,コレジヨやキリシタン版の印刷は西欧と日本の文化の架け橋となり,苦しむ人の重荷をともに担う十字架の愛は,厳しい迫害や殉教の中に潜伏キリシタンを二五〇年支え続けた。人間ザビエルの生き方は現代の私たちになにを語りかけているのであろうか。
目次(内容と構成)
はじめに
1 フランシスコ=ザビエルの生涯
一 旅立ちの日
二 大航海時代の幕開け
三 フランシスコの誕生とその時代
四 イグナチオとの出会いとイエズス会の創立
五 インドへの旅立ち
六 あこがれの日本へ
七 鹿児島での初穂
八 平戸 -博多ー山口へ
九 上洛そして離京
一〇 山口での宗教活動
一一 別れ、豊後からインドへ
一二 中国へも福音を
一三 障害を越えて
一四 中国入国への強い意志
一五 志なかばの死
2 フランシスコ=ザビエルの志を継いで
一 「すべての民に」
二 キリスト教を頂点とした出会い
三 出会いの実り -キリシタン版
四 出会いの懸橋
五 ヨーロッパ科学思想の受容
六 より大いなる道
七 潜伏と復活
3 キリスト教と日本
一 日本とヨーロッパの出会い
二 明治期のキリスト教
三 現代日本とキリスト教
年譜
参考文献
さくいん
作者 | 尾原 悟 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 清水書院 |
発売日 | 2016年05月01日 |
『主人恋日記(3)』

友愛から恋愛へ…-恋が大きく動き出す!!
お互いへの想いを自覚し始めた葵と世那。
2人の関係に変化が…!?
高校1年の夏休み。家族のグランピング旅行に
なぜか世那も一緒に行くことに。
近くにいると逃げ出したくなるけど、
頭の中は世那のことでいっぱい。
この気持ちの正体はなんとなく分かっているけど、
まだ認めるのが怖くて…-。
そして夏休み明けの席替え。隣になったのは、
不登校で何かと噂のイケメン美少女で…!?
樹×世那の胸きゅん(?)ショートストーリーも収録!
【編集担当からのおすすめ情報】
葵と世那の関係が変わり始める、見所満載の第3巻です!!
恋心を自覚した後の、2人の絶妙な空気感や表情にムズきゅんしてお楽しみください!
手強そうな新キャラも登場で、葵たちとどう絡んでいくかにも注目です!
作者 | 吉永 ゆう |
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価格 | 594円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2022年08月26日 |
『猫を棄てる 父親について語るとき』

父の記憶、父の体験、そこから受け継いでいくもの。村上文学のルーツ。
ある夏の午後、僕は父と一緒に自転車に乗り、猫を海岸に棄てに行った。家の玄関で先回りした猫に迎えられたときは、二人で呆然とした……。
寺の次男に生まれた父は文学を愛し、家には本が溢れていた。
中国で戦争体験がある父は、毎朝小さな菩薩に向かってお経を唱えていた。
子供のころ、一緒に映画を観に行ったり、甲子園に阪神タイガースの試合を見に行ったりした。
いつからか、父との関係はすっかり疎遠になってしまったーー。
村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、
自らのルーツを初めて綴った、話題の書。
イラストレーションは、台湾出身で『緑の歌₋収集群風₋』が話題の高妍(ガオ イェン)氏。
作者 | 村上 春樹/高妍 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2022年11月08日 |
いかがでしたでしょうか。フランシスコ・ザビエルに関する本、主人恋日記シリーズ、そして猫と一緒に夏を乗り切る作品たちの魅力をお伝えすることができて嬉しいです。それぞれの作品が読者の心を鷲掴みにすること間違いなしです。ぜひ一度手に取ってみてください。新たな世界が広がることでしょう。読書は、私たちの日常に彩りを与えてくれることを忘れずに。
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