1)「文豪たちが愛した、新たな日本文学の扉を開ける10冊」 2)「京極夏彦が厳選した、ミステリーと幻想世界の奥深い小説10選」 3)「古市憲寿の視点から見る、社会を深く考えさせる3冊の著書」

こちらは、今回おすすめする書籍の記事です。文豪をはじめ、社会学者や作家、さまざまな分野から選りすぐったおすすめ作品をご紹介します。興味がある方はぜひ読んでみてください。
『文庫版 姑獲鳥の夏』

この世には不思議なことなど何もないのだよーー古本屋にして陰陽師(おんみょうじ)が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第1弾。東京・雑司ヶ谷(ぞうしがや)の医院に奇怪な噂が流れる。娘は20箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。文士・関口や探偵・榎木津(えのきづ)らの推理を超え噂は意外な結末へ。京極堂、文庫初登場!
作者 | 京極 夏彦 |
---|---|
価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1998年09月15日 |
『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』

最近、「コミュニティ」や「居場所」は、若者や生きづらさを抱えた人を救う万能薬のように語られることが多い。しかし、それは本当なのか。本書は、「世界平和」や「夢」をかかげたクルーズ船・ピースボートに乗り込んだ東大の院生による、社会学的調査・分析の報告である。なんらかの夢や希望をもって乗り込んだはずの船内で、繰り広げられる驚きの光景。それは、日本社会のある部分を誇張した縮図であった。希望がないようでいて、実は「夢をあきらめさせてくれない」社会で、最後には「若者に夢をあきらめさせろ!」とまで言うようになった著者は、何を見、何を感じたのか。若者の「貧しさ」と「寂しさ」への処方箋としてもちあげられる「承認の共同体」の可能性と限界を探っていく。
作者 | 古市憲寿/本田由紀 |
---|---|
価格 | 946円 + 税 |
発売元 | 光文社 |
発売日 | 2010年08月 |
『誰も戦争を教えられない』

広島、パールハーバー、南京、アウシュビッツ、香港、瀋陽、沖縄、シンガポール、朝鮮半島38度線、ローマ、関ヶ原、東京……。世界に大量に存在する戦争博物館と平和博物館。僕たちは本当に戦争のことを知らないのか? それとも戦争のことが好きなのか? 若き社会学者が「戦争」と「記憶」の関係を徹底的に歩いて考える!
まだ誰も、あの戦争をわかっていない……。
沖縄と靖国、戦争博物館のテイストは一緒?
中国は、日本を許す心の広い共産党をアピール!
韓国は、日本への恨みを無料のアミューズメントパークで紹介!!
広島、パールハーバー、南京、アウシュビッツ、香港、瀋陽、沖縄、シンガポール、朝鮮半島38度線、ローマ、関ヶ原、東京……。
世界の戦争博物館は、とんでもないことになっていた。
「若者論」の若き社会学の論客であり、「戦争を知らない平和ボケ」世代でもある古市憲寿が世界の「戦争の記憶」を歩く。
誰も戦争を教えてくれなかった。
だから僕は、旅を始めた。
序章 誰も戦争を教えてくれなかった
第1章 戦争を知らない若者たち
1 戦争を記憶する
2 戦争を知らない日本人
第2章 アウシュビッツの青空の下で
1 万博としてのアウシュビッツ
2 ベルリンでは戦争が続いている
3 僕たちはイタリアを知らない
第3章 中国の旅2011-2012
1 上海ーー愛国デモの季節
2 長春ーーあの戦争は観光地になった
3 瀋陽ーー倒された塔の物語
4 大連・旅順ーー南満州鉄道の終着地
5 再び上海ーー戦争博物館のディズニー映画
第4章 戦争の国から届くK-POP
1 新大久保の悪夢
2 感動の戦争博物館
3 戦争が終わらない国で
第5章 たとえ国家が戦争を忘れても
1 沖縄に散らばる記憶たち
2 平和博物館のくに
3 そうだ、戦争へ行こう
4 大きな記憶と小さな記憶
第6章 僕たちは戦争を知らない
1 2013年の関ヶ原
2 僕たちは、あの戦争の続きを生きる
3 戦争なんて知らなくていい
終章 SEKAI no OwarI
付録 戦争博物館レビュー
作者 | 古市 憲寿 |
---|---|
価格 | 935円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2015年07月22日 |
これまでたくさんの作品を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?文豪はじめての一冊日本編10選、京極夏彦おすすめ小説10選、そして社会学者、古市憲寿の著書オススメ3選。様々なジャンル、テーマの作品を取り上げ、それぞれの個性や魅力をお伝えしてきました。
これらの作品は、それぞれの著者が長年培ってきた知識や感性が凝縮されたものばかりです。心に残るストーリーや深い洞察、時には痛烈な批判や提言が込められています。
また、これらの作品を読むことで、それぞれの分野やテーマについての理解が深まるだけでなく、新たな視点や考え方を見つけることもできるかもしれません。文学や社会学といった学問の枠を超えて、私たちの知識や思考を豊かにしてくれることでしょう。
本書の紹介が皆さんの読書の参考になり、新たな読書の楽しみ方を発見するきっかけとなれば嬉しいです。これからも様々な作品を紹介していきますので、ぜひお楽しみにしてください。
読書は日々の生活を豊かにするスキルでもあり、私たちに新たな発見や感動を提供してくれる素晴らしいものです。ぜひ、これからもお好みの作品を探し、心の中でその世界を共有してください。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。