島根県や元素、ハプスブルク帝国の舞台を描く絵本・図鑑・本を紹介

島根県を舞台にした素敵な絵本や、元素図鑑、ハプスブルク帝国の本まで、幅広いジャンルを紹介します。お子さまから大人まで楽しめるおすすめの書籍をチェックしてみてくださいね。
『うさぎのねがいかざり』

「出雲つるし雛世界ギネス認定プロジェクト」を推進する園山明生子氏(出雲市下横町)が、同プロジェクトを契機に文章を書き下ろし、出雲市大社町在住のイラストレーター・わほぷけ(本名森山慎也)氏が絵を担当した絵本。
内容は、サメに皮をはがされ、八十神たちからいじめにあって傷ついたウサギが、オオクニヌシノミコトとスセリヒメに助けられ、その恩返しに仲間や小さな精霊たちと力を合わせて「ねがいかざり」(つるし雛)を作って贈るお話。
できあがった「ねがいかざり」が出雲の空に浮かび上がる姿をかわいらしい絵とともに表現した。神西湖や出雲大社が物語の舞台になっている。
作者 | そのやまあきこ/わほぷけ |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 山陰中央新報社 |
発売日 | 2019年11月13日 |
『世界で一番美しい元素図鑑』

作者 | Gray,TheodoreW Mann,Nick 武井,摩利,1959- 若林,文高,1955- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 2010年11月 |
『元素のすべてがわかる図鑑 = Visual Dictionary of Elements : 世界をつくる118元素をひもとく』

作者 | 若林,文高,1955- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ナツメ社 |
発売日 | 2015年11月 |
『世界でいちばん美しい こども元素ずかん』

「この本に若い頃、出会っていれば…」と科学が苦手なおとなたちをも夢中にさせた『世界で一番美しい元素図鑑』にキッズ版が登場。
すべての物質は118の元素からできている! そのすべてを網羅した、楽しい科学エッセーと華麗な写真が融合した一冊です。
全世界で数多くの読者を魅了し、日本でもベストセラーとなったポピュラーサイエンスの大ヒット作が、こどもからおとなまで楽しめる姿になって帰ってきました!
作者 | セオドア・グレイ/ニック・マン/若林 文高/武井 摩利 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 2021年04月19日 |
『世界とつながるハプスブルク帝国 海軍・科学・植民地主義の連動』

ハプスブルク帝国のイメージを刷新する労作!
「ハプスブルク帝国に海軍はあったのか?
海外に植民地を持っていたのか?」
素朴な疑問を持つ人は多い。
近代のハプスブルク帝国から受けるイメージは、
内陸部に広大な領土を有し、多様な民族を統治する
「大陸帝国」の姿である。
そこには「植民地主義」や「海軍」といった言葉は
そぐわないように見える。
だが、ハプスブルク帝国は、
世界を目指したヨーロッパという
一団に属する大国であった。
帝国主義という時代精神のなかで
ハプスブルク帝国もその例外ではなかった。
実際、ハプスブルク帝国は海外世界へアクセスする
ための海軍と科学を自前で有し、世界へ、
とくにインド洋から太平洋島嶼へは
学術調査という特異な“進出”を展開していた。
この帝国が海の外の世界とつながっていた実相を
解明することで、従来の歴史学に見られる
西の「海洋帝国」と東の「大陸帝国」という
固定観念を打ち破る。
序 章
第1章 世界遠征の開始
第1節 海軍の建設と世界遠征
第2節 オーストリアとプロイセンの世界遠征
第3節 世論の反響とドイツ統一問題
第2章 植民地獲得政策
──世界遠征から拠点植民地構想へ
第1節 ノヴァラ号遠征と植民地獲得計画
第2節 ヴュラーシュトルフの東アジア進出構想
第3章 言説とイデオロギー
──ノヴァラ号遠征と「植民地なき植民地主義」
第1節 ハプスブルク帝国の「植民地主義」?
第2節 ニコバル諸島滞在と遠征記の言説
第3節 言説の連鎖と植民地プロパガンダ
第4節 太平洋島嶼をめぐる植民地主義言説
第5節 マオリから見た「植民地なき植民地主義」
第4章 科学──ノヴァラ号遠征と西洋科学
第1節 オーストリア科学界の変容と海外遠征
第2節 西洋科学のなかのオーストリア
第3節 西洋科学と「植民地なき植民地主義」
第4節 人類学調査と人種イデオロギーの大衆化
第5章 アジア太平洋
──ノヴァラ号遠征以後の海外世界とのつながり
第1節 太平洋のオーストリア人科学者
第2節 太平洋のハプスブルク帝国海軍
第3節 東アジア世界とのつながり
第6章 海軍の展開
── 20 世紀初頭の東アジア常駐海軍
第1節 東アジア・ステーション体制
第2節 保護任務の限界と打開策
第3節 儀礼と「ショー・ザ・フェイス」
第4節 「ショー・ザ・バンド」
終 章
作者 | 大井 知範 |
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価格 | 4070円 + 税 |
発売元 | 彩流社 |
発売日 | 2016年10月14日 |
『ハプスブルク帝国』

弱小城主から元祖「日の沈まぬ帝国」の皇帝へ。広大な版図と多種多様な民族を支配下に置き、千年の命脈を保った世界史上ユニークな「帝国」。奇人皇帝ルードルフ二世から悲劇の皇妃エリーザベトまで。音楽の都、世紀末芸術の都としてのウィーンから、サラエヴォの銃声に始まり、敗戦と帝国瓦解で終わった第一次世界大戦まで。様々な人物とエピソードに彩られた歴史を一冊の新書ですべて描く。
1273年、ドイツ南西部の雄として知られたルードルフ四世が、ドイツ王に選出されます。各国の相反する利害関係からの、「より悪くない選択」としての選出でした。しかしこの偶然が、その後の「ハプスブルク帝国」大発展の基礎となりました。
ヨーロッパ列強との婚姻関係がもたらした偶然も幸いして、帝国の版図は拡大の一途をたどります。なかでもスペインを領有したことで、その領土は中南米そしてアジアにも及ぶ広大なものとなり、「日の沈むところなき帝国」とまで呼び習わされるに至りました。19世紀のイギリスではなく、この時期のハプスブルク帝国こそが、元祖「日の沈むところなき帝国」だったのです。
その後も二度にわたるオスマン帝国のウィーン包囲の脅威をはねのけ、オスマンからの失地回復にも成功するなど、ヨーロッパの大国としての地位は維持されます。しかし19世紀になると徐々にフランス、イギリスなどのより「近代的」な国々の後塵を拝するようになります。そして自国の皇位継承者暗殺を発端として勃発した第一次世界大戦での敗北により、ついに終焉の瞬間を迎えます。
本書は、現在のオーストリア、ハンガリー、チェコ、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナなどに相当する地域を中心とする広大な版図と、そこに住まう多種多様な民族を支配下に置き、曲がりながりにも1000年の命脈を保った世界史上にもユニークな「帝国」の歴史を一冊の新書で描ききった意欲作です。
はじめに
第一章 勃興
第二章 オーストリアの地で
第三章 「さらに彼方へ」
第四章 「ドナウ君主国」の生成
第五章 主権国家体制の下で
第六章 「何事も人民のために、何事も人民によらず」
第七章 秩序と自由
第八章 「みな一致して」
第九章 ハプスブルク神話
あとがき
作者 | 岩崎 周一 |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2017年08月17日 |
さて、今回は島根県を舞台にした絵本や、元素図鑑、そしてハプスブルク帝国に関する本をご紹介しました。それぞれの作品は、そのテーマに特化した興味深い内容で、子供から大人まで幅広い層に楽しんでいただけると思います。絵本は島根県の素晴らしさを優しく伝える作品ばかりで、元素図鑑は科学が身近に感じられる魅力的な一冊。そして、ハプスブルク帝国の本は歴史好きな方にはたまらない内容です。どの本も一度手に取ってみると、きっと想像以上の世界が広がっていることでしょう。興味を持った方は、ぜひ書店で手に取ってみてください。きっと新たな発見が待っているはずです。楽しい読書の時間をお過ごしください。
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