ロウヒは魔女。その気になれば、なんでもできます。鳥になって空を飛ぶことも、魚になって水の中を泳ぐことも。でも、ロウヒがしたかったのは、もっともっとゆかいなことでした。

安野光雅さんが初めて描いた、サンタクロースの絵本です。

「この世界はサンタクロースからの贈物」というのが、この絵本の主題です。

はじめの頁をめくると、見開きの画面に描きかけの絵がいっぱい。よく見ると、おもちゃの猿がシンバルをたたいていたり、子どもが電車ごっこをしていたりします。頁を追うごとに絵がどんどんふえていって、左の頁に花が出てくれば、右の頁には花火が上がります。楽しいものやいいものの絵があれば、海賊や魔女や火事の絵もあります。

絵がいっぱいになってくると、見開きの画面いっぱいに虹がかかります。すると、誰が言うのでしょう「おねがいがあります」という声があがります。なんでしょうか？

一つ一つの絵を指でなぞってみてください。なかには前の頁とうしろのページで絵がちがうところがあります。

頁をパタパタやると、絵が動いてみえる仕掛けがあるのです。さあ、見つかるかな？見つけたらぜひ教えてください。

サンタを待つ少年のもとにあらわれたのは、白い蒸気につつまれた謎めいた汽車。その名はー急行「北極号」。クリスマス前夜のミステリー。１９８６年度コルデコット賞受賞。

愛した男性は妖怪！？大ブレイクの異色作！

いつかきっと迎えにいくからーー そうあなたが言ってくれたから 私はずっと待っていた あの日のあなたの温（ぬく）もりを

けれど私の前に現れたあなたの姿は黒い翼の異形の妖（あやかし）--- あなたが喰らうのは私の身体（からだ） それともーーー あなたに囚（とら）われた私の心……!?

母親が身体を売ることで生きながらえてきた・アリア。

しかし母親が伯爵と結婚することになり、夢にまで見た貴族の一員となり、人生が180度変化する。

そんな中、妹である・ミエールの策略で母が殺され、アリア自身も死の一歩手前に…。

その刹那、謎の砂時計が発動し、アリアは過去へと飛んだ。

そしてアリアは決意する。ミエールを超える悪女になって生き抜くことをーー。