ネット小説やテーブルマナー、ケア倫理のおすすめ本特集

最新のインターネット小説からテーブルマナー、ケアの倫理まで、役立つおすすめ本をフランクにご紹介します!
『何者』

就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたからーー。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。
作者 | 朝井 リョウ |
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価格 | 737円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2015年06月26日 |
『世界のビジネスエリートが身につけている教養としてのテーブルマナー』

約4万人の人生を変えてきた人気テーブルマナー研究家が「世界のビジネスエリートの食べ方とふるまい」を通して、「マナーからにじみ出る教養」について説く本。
各国の大使や国内外の要人らとの多くの会食から、著者が得た知見は「食べ方は生き方の鏡である」「マナー(美しさ)とは、単なる形式ではなく、まわりへの配慮である」というもの。
・世界のビジネスエリートの食事風景とは、どんなものか?
・世界のビジネスエリートは、マナーの何を大事にしているのか?
・世界のビジネスエリートがマナーよりも大事にしていることとは?
和洋中から手食のインド料理、ハラルフード、ファストフードやブッフェまで、世界各国の料理のマナーに触れつつ、「なぜその形式に至ったのか」、文化や民族性から考える「相手への心遣い」や「他国の食文化への敬意」、「世界を変える食の本当の大切さ」についてひも解きます。
「マナーとは人をジャッジするものではない。まわりの人を幸せにする技術である」と語る著者の言葉は、「マナーによって知識をひけらかすのではなく、マナーを知ったうえでマナーにとらわれない姿勢こそが真の教養であることを示しています。世界レベルのビジネスエリートに求められるのは「正しさではなく敬意」です。
作者 | 小倉朋子 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | SBクリエイティブ |
発売日 | 2023年03月09日 |
『これ1冊で! 恥をかかない・一目置かれる「いまどきテーブルマナー」辞典』

仕事でもプライベートでも、誰かと「食べること」を共にする場面は多いもの。そんなとき、自信をもって大人の振る舞いができていますか?テーブルマナー、接待のマナー、目上の人との会食のマナー…店選び、席次の法則から和・洋・中華メニューの正しい食べ方、お酒の選び方、会食中の注意、精算の仕方まで、「食」にまつわるシーンで恥をかかない、さすがと思わせる大人のマナーをこの一冊で身に付けよう!どんな席でも余裕をもてる、もう困らないポイントがわかる本。
作者 | ベスト・ライフ・ネットワーク |
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価格 | 924円 + 税 |
発売元 | 大和書房 |
発売日 | 2019年04月12日 |
『世界文学をケアで読み解く』

現代人が失いつつある〈ケアの倫理〉は、世界の文学に読みとれる。『ケアの倫理とエンパワメント』で政治、社会、医療、介護の分野からも注目される英米文学者の〈ケアの倫理〉にかんする画期的な問いかけ。自立を迫る新自由主義的風潮のもと、ケア思想をたどり、韓国、欧米、日本などの文学作品とつなげて読み込む。マン・ブッカー国際賞受賞作家の韓国のハン・ガンが描く『菜食主義者』、光州事件をあつかった『少年が来る』。欲望や怒り、憎悪などの暴力に振り回されながらも、どのようにその世界から抜け出せるのか。ブッカー賞受賞作家、カナダのアトウッドがSF的想像力で生み出した『侍女の物語』と『誓願』でのサバイバルとは? このディストピア小説の舞台である「ギレアデ」共和国は不可視の世界で、キリスト教原理主義と家父長制が支配する。そして一人の女性の苦悩が女性たちの連帯(シスターフッド)と結ばれ、「他者」の言葉の力、生存する力がしめされる。差別により死にいたらしめられる者とその過酷さを知らぬ者、老いを経験する者と年若い者、病に臥す者と健康な体を持つ者、はたしてこのような差異を乗り越えて他者の傷つきや死を、私たちは凝視できるだろうか。死者へのケアをテーマにした、トニ・モリソン『ビラヴド』、平野啓一郎『ある男』、石牟礼道子『苦海浄土』、ドリス・レッシング『よき隣人の日記』をもとに、他者への想像力を働かせることがどのようにケア実践につながるのかを考える。冷たい墓碑や硬い土に埋葬されている死者。かつては生命力に満ちていた身体と内面世界が、作品のなかで豊かな言葉によって回復されている。〇目次今こそ〈ケアの倫理〉について考えるーー序論にかえて 第一章 現代人が失いつつあるものとしての〈ケア〉 第二章 弱者の視点から見るーー暴力と共生の物語 第三章 SF的想像力が生み出すサバイバルの物語 第四章「有害な男らしさ(トキシック・マスキュリニティ)」に抗する文学を読む 第五章 死者(ビラヴド)の魂に思いを馳せるーー想像力のいつくしみ 口をつぐむこと、弱くあることについてーーあとがきにかえて
作者 | 小川公代 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2023年08月07日 |
ここまでご紹介した本が、皆さんの知識や視野を広げるきっかけになれば嬉しいです。ネット社会の奥深さや日常生活で役立つマナー、ケアの倫理について学ぶことで、現代をより豊かに生きるヒントが得られると思います。ぜひこれらの本を手に取って、新しい発見や気づきを楽しんでくださいね。読書が皆さんの日々をより充実させる手助けになりますように。
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