ユーモアに富んだ老後のシニアライフ小説をおすすめ!「ミイラの飼い方」シリーズや「うちの父が運転をやめません」をご紹介

老後を考える人必見!シニア向け小説おすすめランキング10選。運転がやめられないお父さんの物語や、定年後に再就職を果たす主人公の姿など、さまざまな話題作をご紹介。人生の岐路に立つ方にぴったりの感動作です。また、日本史の世界に浸るなら、悲恋が描かれた名作がおすすめ。言の葉が残る物語や、女性たちの恋の行方を描いた作品など、読む人を引き込むストーリーに魅了されること間違いなしです。ぜひ手に取ってみてください!
『定年就活 働きものがゆく』

関東近郊。妙子60歳は、経理事務で勤める会社の継続雇用を受け入れるつもりだったが、会社に残ることが後輩女子たちの噂となりそのネタの提供者・同期で比較的仲の良かった合田課長、しかも彼が本社栄転で浮かれてしゃべったと思い、怒りの勢いで会社を定年退職してしまう。妙子の夫は数年前に病気で亡く、娘の真奈美は東京で結婚、一人暮らしで早速暇を持て余し始める。夫の七回忌で久しぶりに顔を合わせた真奈美からさんざん突っ込まれ、就活を始めるがハラスメントな会社ばかりで決まらない。そこへ突然、娘夫婦の養女瑠希が進路でもめたとして妙子の元に転がり込んでくる。就活と孫との生活で一変して……。定年退職後、どうやって仕事を探すの? どうやって生きがいを探すの? リアルでライトな就活サバイバル小説!
目 次
1 花村妙子、定年退職の顛末
2 たまらなく、つれづれ
3 就活
4 家具のタケオカ
5 孫、登場
6 二人暮らし
7 就活再起動
8 ポリシー
9 墓参り
10 武田さんとアイドルちゃん
11 アイドルちゃんとの縁
12 アルバイト
13 愁嘆場
14 哀愁の大団円
作者 | 堀川 アサコ |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年01月21日 |
『言の葉は、残りて』

第32回小説すばる新人賞受賞作。
選考委員・村山由佳氏 絶賛!
「遠い時代を生きる主人公たちの運命に、こんなにも胸かきむしられるとは。
新人離れした豪腕」
海沿いの地にある鎌倉幕府。
美しい景色とうらはらに、そこには陰謀、嫉妬、憎しみが渦巻いていた。
そんな中、若き三代将軍・源実朝のもとに、摂関家の姫・信子が嫁いでくる。
突然の縁談と異国の地に不安を覚える信子だったが、実朝の優しさと生まれて初めての海の匂いに包まれ、次第に心をゆるしていく。
一方の実朝も、信子が教えてくれた和歌の魅力に触れ、武の力ではなく言の葉の力で世を治めたいと願うようになる。
しかし、殺戮さえいとわない醜い権力争いが、ふたりを否応なく悲しみの渦に巻き込んでいくーー。
新世代の作家が描く、何度も心を揺さぶられる歴史恋愛小説。
【著者略歴】
佐藤 雫(さとう・しずく)
1988年、香川県生まれ。2019年、「言の葉は、残りて」で第32回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。
作者 | 佐藤雫 |
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価格 | 1815円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2020年02月26日 |
『うきよの恋花 好色五人女別伝』

この恋は、地獄につながっている───
女はなぜ、男のために火つけをし、火あぶりになったのか。(「八百屋お七」)
女はなぜ、道ならぬ恋におぼれ、自ら鉋(かんな)で胸を突いたのか。(「樽屋おせん」)
女はなぜ、ふしだらな下男と駆け落ちし、心を喪ったのか。(「お夏清十郎」)
江戸時代の人々の注目の的になった恋の事件の裏には、
悲しい“まこと"と、優しい“ほら"があった───
心中、駆け落ち、不義密通。
江戸のスキャンダルをまとめた井原西鶴の代表作『好色五人女』を大胆に新解釈した、胸に刺さる悲恋時代小説。
【著者略歴】
周防 柳(すおう・やなぎ)
1964年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2013年『八月の青い蝶』(「翅と虫ピン」改題)で第26回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2015年、同書で広島本大賞「小説部門」大賞を受賞。著書に『逢坂の六人』『虹』『余命二億円』『蘇我の娘の古事記』『高天原──厩戸皇子の神話』『とまり木』『身もこがれつつ──小倉山の百人一首』などがある。
作者 | 周防 柳 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 2022年10月05日 |
今年もたくさんのおすすめの書籍をご紹介させていただきました。皆さん、いかがでしたか?老後を考える方、シニアライフを送る方には、「うちの父が運転をやめません」と「定年就活 働きものがゆく」がおすすめです。現代のシニアライフをテーマにした小説で、心温まるストーリーに思わず感動してしまいますよ。また、歴史好きな方には、「言の葉は、残りて」と「うきよの恋花 好色五人女別伝」がおすすめです。日本史を舞台にした悲恋物語で、時代背景や人情に触れながら、物語に引き込まれること間違いありません。今回ご紹介した作品以外にも、たくさんのおすすめ作がありますので、ぜひ皆さん自身で探してみてくださいね。本を読むことは、自分自身を豊かにする素晴らしい時間です。是非、新たな作品との出会いを楽しんでください。来年も素敵な作品をご紹介できるよう、私たちライター一同頑張ってまいります!よい読書ライフをお送りくださいませ。
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