生き様に惹かれる!新年に読むべき絵本やハードボイルド小説のおすすめ10+15選

新しい年が始まり、新たな読書のスタートを切る季節。今回は、生き様に惹かれること間違いなしのハードボイルド小説や、親子で楽しめる可愛らしい絵本など、ジャンルを問わずおすすめの作品を紹介します。読者の方々に、心に残る作品との出会いがありますように。
『孤狼の血(1)』

常識外れのマル暴刑事と極道の、プライドを賭けた戦い。作家、マスコミほか多くの賞賛を集めた、圧巻の警察小説。
緻密な構成、卓抜したリアリティ、予期せぬ結末。いやあ、おもしろい。正統派ハードボイルドに圧倒された。
ーー黒川博行氏(作家)
日本ミステリ史に残る、今世紀最高の悪徳警官小説だ。
ーー茶木則雄氏(書評家)
昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが……。正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていくーー。
作者 | 柚月裕子 |
---|---|
価格 | 836円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2017年08月25日 |
『砂のクロニクル(上)』

イランを舞台に描く壮大な一大叙事詩
舞台は、イラン、イラク、旧ソビエト、そしてヨーロッパ・・・。壮大なスケールで描く超大作。ペルシアの地を目指した、2人の日本人が、苛烈な運命に翻弄されながらも強く生きる。
イスラム革命が成功したイラン。王の時代は終わりを告げ、念願のイスラム教を軸とする国家へと移りゆく。イスラムの教えを強く信じ、革命を成し遂げた革命防衛隊だったが、権力を手にしたとたん、内部からじわじわと腐敗がすすみゆく。革命の成功が、理想の国家を作り上げると信じていた革命防衛隊員サミル・セイフは、その現実を目の当たりにし、もう一度イスラム革命の理念を取り戻すべく戦う。
一方、イラク、イラン、トルコなど、カスピ海沿岸に国を持たずさまようクルド人。自らの国家を樹立するため、武装蜂起を計画。その意思を受けクルド人の武器を調達する日本人武器密輸商人ハジ。そして、イラン革命をつぶさに見てきた隻脚の日本人ハジ。2人の日本人の生き様を通じて、中東の置かれた現実や人々の思いを見事に描ききる。
20年以上もの長きに渡り、読み継がれてきた船戸与一最高傑作。小学館文庫にて刊行するにあたり、イランの地図と登場人物紹介を付記。
作者 | 船戸 与一 |
---|---|
価格 | 924円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2014年05月08日 |
『14ひきのもちつき』

今日はおもちつき。
子どもたちも起きてきて、みんなでもちつきの準備です。まきをわり、かまどに火を入れたら、ゆうべから水につけていたお米を、せいろに入れてふかします。
重いうすやきねを準備したら、さあ、いよいよおもちつき。お父さんが力強くきねをふれば、ずしんずしんと地面がゆれます。子どもたちも順番にきねをもち、あたたかくてやわらかいおもちができました。
のびるのびーる、つきたてのおいしいおもち。あんころもち、きなこもち、くるみもちおいしそうなおもちが食卓にならんだら、家族みんなでいただきます。
朝の準備からおもちを味わうまで、おもちつきの1日を描いた人気シリーズ第12作。本作でも、1ぴき1ぴきそれぞれができる仕事を担い、自然の恵みに感謝し、生きる14ひきの姿があたたかく描かれています。「うすの下には、わらの座布団をしく」「もちがくっつかないよう、もちとり粉をつかってのばす」など、おもちをついて料理する過程も丁寧に描かれています。
作者 | いわむら かずお |
---|---|
価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 童心社 |
発売日 | 2007年11月15日 |
『おかあさんだいすき』

「おかあさーん!」ねんねもいっしょ。あれれ、ぴよちゃんは?
作者 | いりやまさとし |
---|---|
価格 | 638円 + 税 |
発売元 | Gakken |
発売日 | 2006年06月 |
本記事では、生き様に惹かれるハードボイルド小説10選、お正月のおすすめ絵本15選、そしてほっこりするおすすめ絵本4選を紹介してきました。それぞれの作品には、独自の魅力があり、読者の興味を引く要素がたくさん詰まっています。
小説においては、緻密なストーリーと描写によって、登場人物たちの生き様や切実な想いが伝わってきます。ここで紹介した作品たちは、どれも緻密な描写によって読者の心をつかみます。また、絵本においては、昔ながらの日本の文化に触れたり、ホッコリとしたストーリーに癒やされたりすることができます。
本記事を読んで、皆さんにとって新しい発見や、心に残る作品があったことを願っています。読書は、私たちの生活に豊かさを与え、自分自身を成長させるための大切なスキルです。是非、これからも本を手に取り、素敵な出会いをしてください。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。