ジョブ型人事制度って何? と思った時に読む本7選

新しい働き方のトレンド、ジョブ型人事制度ってご存知ですか?専門家の語る固い本はちょっと面倒。そんなあなたに、気軽に理解できる7つの本を紹介します。第一には、見慣れた会社図鑑が一転、ジョブ型人事制度の視点からリストラップする一冊。第二には、仕事の役割が一目瞭然になるビジュアル本で、一歩踏み込んだ知識を獲得できます。ジョブ型がもたらす個々の成長と組織の利益は、第三の短編集で一気に理解できるでしょう。心地よいストーリー展開の第四、五は、実際の働き方改革の恩恵を実感できます。また、劇的に変わるキャリアパスの具体像は、最後の二つで描かれています。これら一読すれば、ジョブ型人事制度の魅力がきっと伝わるはずですよ。
『ジョブ型人事の道しるべ キャリア迷子にならないために知っておくべきこと (中公新書ラクレ)』

作者 | 藤井薫 |
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価格 | 1013円 + 税 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2025年02月07日 |
『ジョブ型雇用社会とは何か 正社員体制の矛盾と転機 (岩波新書)』

作者 | 濱口 桂一郎 |
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価格 | 1122円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2022年01月27日 |
『ジョブ型人事制度の教科書 = Post Qualification Personnel System : 日本企業のための制度構築とその運用法』

作者 | 柴田,彰 加藤,守和 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 日本能率協会マネジメントセンター |
発売日 | 2021年03月 |
『日本版 ジョブ型人事ハンドブック』

ジョブ型人事制度導入の機運が盛り上がった2021年初頭、職能型人事制度が浸透している日本企業にはなじまないとの批判が出ました。しかし、「一人ひとりの職務を明確にする」ことでモチベーションとパフォーマンスが上がることへの理解がそこには欠けていたのです。
本書ではその功罪を検証し、日本版ジョブ型の成功に必要な「雇用」「人材マネジメント」「制度設計」などが視覚的に理解できるように図版を多用し、人事の実務者が手引書として使えるよう、サンプル書式も入れて解説する、人事必携の1冊です。
第1部 ジョブ型雇用と日本に適した制度のあり方
第1章 ジョブ型雇用とメンバーシップ雇用
日本企業で「ジョブ型」が求められる理由
ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用
任命権と雇用の保全性
「ジョブ型雇用」への急転換は難しい日本
第2章 ハイブリッド型雇用と人材マネジメント
日本企業が目指したいジョブ型人材マネジメント
日本版ジョブ型のかたち
日本版ジョブ型の特徴:雇用の保全性と任命権
日本版ジョブ型におけるキャリアのかたち
第2部 日本版ジョブ型人事制度の構築と運用
第3章 ジョブ型人事制度の構築
ジョブ型人事制度の全体像
職務の明確化(職務記述書)
職務等級と職務評価
「昇格・降格」のあり方
役職定年の是非
ジョブ型人事制度における評価制度
ジョブ型人事制度における報酬制度
第4章 日本版ジョブ型の人材マネジメント
日本版ジョブ型人材マネジメントとは
採用
配置・アサイメント
人材育成
代謝
第5章 2社のケーススタディ
Case1 組織体質強化策としての制度導入[住友ゴム工業]
Case2 自社にフィットする人事制度の追求[川崎重工業]
作者 | 加藤 守和 |
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価格 | 2860円 + 税 |
発売元 | 日本能率協会マネジメントセンター |
発売日 | 2022年03月01日 |
『先進企業9社に学ぶ「ジョブ型人事制度」』

「ジョブ型人事制度」検討中の人事担当者必読の一冊。人事労務専門誌『労政時報』編集部が独自に取材した先進企業9社の「ジョブ型人事制度」導入・運用事例を紹介。「ジョブ型人事制度」の構築を検討している企業に向け、職務記述書の作成、等級・賃金制度の再構築のポイント等を、豊富な経験を持つ組織人事コンサルタントが解説。
作者 | 労務行政研究所 |
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価格 | 3960円 + 税 |
発売元 | 労務行政 |
発売日 | 2023年09月 |
『超ジョブ型人事革命 自分のジョブディスクリプションを自分で書けない社員はいらない』

作者 | 西尾 太 |
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価格 | 1782円 + 税 |
発売元 | 日経BP |
発売日 | 2021年03月11日 |
『ジョブ型人事で人を育てる : 人的資本経営の実践書』

作者 | 内藤,琢磨 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央経済グループパブリッシング (発売) |
発売日 | 2022年02月 |
これら7つの本は、ジョブ型人事制度について理解するのに大いに役立つでしょう。それぞれが独自の視点から、この制度の特性やメリット、デメリットを解説しています。プロジェクト思考、マネジメント、採用の観点など、さまざまな角度から理解できるのが魅力です。
ただ、これまでの生き方や働き方に囚われず、自分自身のキャリアをデザインする際には、周囲の制度だけに頼らず、自分が何を志しているのか、何に価値を見いだしているのかという視点も大切です。それがこの制度の醍醐味でもあります。
そして何より、これらの本を読むことで、自分自身の働き方について考え直すきっかけを得られれば、それが一番の収穫だと思います。自分がどのように働きたいのか、どのような職業が自分に合っているのか、それを見つけるのは容易なことではありませんが、これらの本を手引きに進んでみてください。
最後に、本はあくまで学ぶ一つの道具です。本当に大切なのは、その中から自分にとっての真実を見つけ出すこと。欲しい情報が得られる本を見つけることも大切ですが、それを自分なりの言葉で解釈し、自分の人生に活かすことが何よりも重要です。
今回紹介した本の中から、自分のこれからのキャリアについて考える一助となるような一冊を見つけていただければ幸いです。新たな視点を得ることで、自分自身の働き方を見直し、より良いキャリア形成の方向性を探していただけると思います。これからも、皆様のキャリアデザインをサポートするための本を引き続きご紹介してまいります。
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