美と権力の舞台!おすすめの平安時代歴史小説10選!「はなとゆめ」「陰陽師」など名作をご紹介

日本の歴史の中でも、美しさと権力が存分に描かれるのが平安時代。そこで、今回はご紹介したいのは、おすすめの平安時代歴史小説10選です。日本の古来から伝わる陰陽道を駆使し、悪霊や病気と戦う陰陽師たちの姿を描く物語や、王朝の高貴な美女が織りなすドラマチックな恋愛劇、宮中で巻き起こる陰謀や権力闘争に翻弄される主人公たちの暗躍など、各作品で織りなされる壮大な物語たちに、どっぷりと浸かってみませんか?大河ドラマのよな壮大さと、小説ならではの深い心情描写で、平安時代のエキゾチックな世界が広がります。
『はなとゆめ』

わたし清少納言は28歳にして、帝の妃である中宮定子様に仕えることになった。華やかな宮中の雰囲気に馴染めずにいたが、17歳の定子様に漢詩の才能を認められ、知識を披露する楽しさに目覚めていく。貴族たちとの歌のやり取りなどが評判となり、清少納言の宮中での存在感は増していく。そんな中、定子様の父である関白・藤原道隆が死去し、叔父の道長が宮中で台頭していく。やがて一族の権力争いに清少納言も巻き込まれていき…。『天地明察』の異才が放つ最新歴史小説!
作者 | 冲方丁 |
---|---|
価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2013年11月 |
『陰陽師』

死霊、生霊、鬼などが人々の身近で跋扈した平安時代。陰陽師安倍晴明は従四位下ながら天皇の信任は厚い。親友の源博雅と組み、幻術を駆使して挑むこの世ならぬ難事件の数々。
作者 | 夢枕 獏 |
---|---|
価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 1991年02月09日 |
『あかねさすーー新古今恋物語』

和歌に込めた想いを現代へと導く胸キュンストーリーに感動です!--miwa
作者 | 加藤 千恵 |
---|---|
価格 | 528円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2013年10月08日 |
『この世をば』

作者 | 永井,路子,1925-2023 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 1986年09月 |
『千年の黙 異本源氏物語』

【第13回鮎川哲也賞受賞作】
帝ご寵愛の猫はどこへ消えた? 出産のため宮中を退出する中宮定子に同行した猫は、清少納言が牛車に繋いでおいたにもかかわらず、いつの間にか消え失せていた。帝を慮り左大臣藤原道長は大捜索の指令を出すがーー。気鋭が紫式部を探偵役に据え、平安の世に生きる女性たち、そして彼女たちを取り巻く謎とその解決を鮮やかに描き上げた絢爛たる王朝推理絵巻。解説=杉江松恋
作者 | 森谷 明子 |
---|---|
価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 東京創元社 |
発売日 | 2009年06月 |
『童の神』

「世を、人の心を変えるのだ」「人をあきらめない。それが我々の戦いだ」
ーー平安時代「童」と呼ばれる者たちがいた。彼らは鬼、土蜘蛛……などの恐ろしげな名で呼ばれ、京人から蔑まれていた。
一方、安倍晴明が空前絶後の凶事と断じた日食の最中に、越後で生まれた桜暁丸は、父と故郷を奪った京人に復讐を誓っていた。
そして遂に桜暁丸は、童たちと共に朝廷軍に決死の戦いを挑むがーー。
差別なき世を熱望し、散っていった者たちへの、祈りの詩。
第一○回角川春樹小説賞(選考委員 北方謙三、今野敏、角川春樹 大激賞)受賞作にして、第一六◯回直木賞候補作。
作者 | 今村翔吾 |
---|---|
価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 角川春樹事務所 |
発売日 | 2020年06月15日 |
『山河寂寥(上) ある女官の生涯』

「賢すぎる子供は油断がならない」宮仕えの第一夜に淑子を傷つけた一言。しかし藤原一門の有力者の係累として、時に兄に叔父にまもられながら、後宮の恋を生き、文徳帝の変死、応天門の変、異母妹の美姫高子と在原業平の禁断の恋などを目の当たりに、宮中での地位と評価を築いてゆく。藤原淑子の前半生を描いた杉本文学の最高峰。
作者 | 杉本苑子 |
---|---|
価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2002年10月 |
『悪左府の女』

作者 | 伊東,潤,1960- |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2017年06月 |
『義経 上』

作者 | 司馬,遼太郎,1923-1996 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2004年02月 |
『なんて素敵にジャパネスク』

時は平安ー京の都でも一、二を争う名門貴族の娘である瑠璃姫は十六歳。初恋の相手・吉野君の面影を胸に抱いて独身主義を貫く決心をしていた。だが、世間体を気にする父親は、結婚適齢期をとっくに過ぎた娘にうるさく結婚を勧めてくる。ついにある夜、父親の陰謀によって権少将と無理やり結婚させられることに!?絶体絶命の危機を救ってくれたのは、筒井筒の仲である高彬だったが。
作者 | 氷室冴子 |
---|---|
価格 | 586円 + 税 |
発売元 | 集英社 |
発売日 | 1999年04月 |
以上、美と権力が交わる舞台で繰り広げられる、平安時代の歴史小説10作品を紹介してきました。歴史に興味のある方や、物語の中で登場する様々な文化や風習に魅了される方には、ぜひ一読していただきたい作品ばかりです。
この時代は美しさが求められ、権力による人々の差別も存在していましたが、それらが物語の中でどのように描かれているかによって、歴史に対する理解も深まることでしょう。
筆者が改めて感じたのは、平安時代は私たち現代人から見れば非常に異なる世界であるということです。しかし、人と人との関係性や、人間の思いやりや愛、倫理観、欲望などは、今も昔も変わらず生き続けているということも確認できました。
今回ご紹介した作品の中で、特に多くの読者に愛され、数多くのメディアにも取り上げられた作品もありました。読者の皆さんにとっても、思い出に残る作品に出会えることを願っています。是非、お好みの作品を手に取り、平安時代の世界に浸ってみてください。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。