これ、本当にあった話・・・?おすすめモキュメンタリーホラー小説
真実かどうか不明な情報からスリルを織り成すモキュメンタリーホラー小説をご紹介します。作者の独自のリサーチと想像力で、謎に満ちた未解決事件や都市伝説が次々と描かれます。「これは実際にあった話…?」と疑問に思うほどリアルで、巧妙に作り上げられたストーリーには背筋が凍るほどの恐怖が詰まっています。そしてその恐怖は、読者の心を余裕で掴み、最後まで離しません。さらに、エンディングへの読み応えも抜群。結末まで一気に読んでしまう魅力が詰まっている作品です。驚きと恐怖で興奮すること間違いなしの一冊、ぜひ手に取ってみてください。
『フェイクドキュメンタリーQ』
現在、チャンネル登録者数28万人超。ホラー好きの間で「今一番キている」とされる、モキュメンタリーホラーというジャンルを築いたパイオニア的存在。個人撮影した恐怖映像が偶然見つかったという設定で、未編集の動画を流すスタイルのジャンルである。見ている人が恐怖の疑似体験ができる所が人気を呼び、ファンが数多くの考察をしているという点も特徴である。
テレビ制作スタッフが、呪いのビデオを追い求め死んでしまった様子が映った動画、『封印されたフェイクドキュメンタリー』は、再生回数81万回。他にも、防犯カメラに映る、エレベーターで失踪した女性の映像、ドライブ中に、カルト教団に拉致される映像などが人気である。現在19本の動画を出しており、いずれも、20〜80万回再生数を誇り、圧倒的な人気を博しているチャンネルである。「呪いのビデオの現在の行方」
「エレベーターに映る女性は防犯カメラに向かって何を訴えていたのか」
今回の書籍は、この人行方不明のテーマのもと、チャンネル内で再生回数の多い、
『封印されたフェイクドキュメンタリー』『-(basement)-BASEMENT』『フィルムインフェルノ』
『Sanctuary』等をもとにしたホラー短編集。
テレビスタッフを呪った、「見たら死ぬ呪いのビデオ」の行方を新たに発掘する様子を描いたり、
エレベーターで失踪した女性がカメラに向かって訴えていたことを明らかにしたりといった内容が明らかに⁉考察好きの方にとって、答え合わせの要素も含んだ短編集。
さらには、動画未公開の書下ろし作品も2作品収録。
| 作者 | フェイクドキュメンタリーQ |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 | 2024年07月25日 |
『近畿地方のある場所について』
| 作者 | 背筋 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2023年08月 |
『かわいそ笑』
「死んだ人のことはちゃんと可哀想にしてあげなきゃ駄目でしょう。」
一度読んだら引き返せない、怪異が侵食する恐怖のネット怪談。
雨穴氏(『変な家』著) 推薦!!
インターネット上に伝わる多くの怪談。
その中に何故か特定の「あの子」が被害にあう奇妙な怪談が出回っていた。
とある掲示板のQRコード、インタビューの書き起こし、出典不明な心霊写真、匿名のメールデータ。
筆者がこれまでに収集した情報をもとに怪談を読み解く、読者参加型のホラーモキュメンタリー。
一見バラバラに見える情報から、浮かび上がってくる「ネット怪談の裏側の物語」とは。
【雨穴氏コメント】
この本を読み終えたあと、まったく読み終えた気がしませんでした。
かつてその場に自分が居合わせたのではないかと錯覚するほどリアルで気味の悪い映像が
文章を通じて、目の数センチ先に突き付けられるような不快感。
確実に何かが繋がっているのに、完全には説明されないもやもや。
まるで奇書を読んでいる気分でした。
ただ同時に、この感覚に懐かしさを覚えました。
ある時点で気づきました。子供の頃に、インターネットを見ていたときの気分と同じなのです。
閉鎖的で、情報が少なくて、画像と文字と粗末な動画しかなかった昔のインターネット。
私は、個人の書き込んだ体験談や創作、とりとめのない雑談などを読み漁っていました。
それらは、書き手の呼吸が聞こえそうなほど身近に感じられ、しかし、書かれている以上のことは何も分からない。
それ以上を知ろうとすれば、ディスプレイの向こう側を想像するしかない。この本の読み心地は、まさにそれに近いものがありました。
「ネットを読み終える」などということが不可能なように、きっとこの本を読み終えることは、一生できないのでしょう。
私は近いうちにまた、読み返そうと思います。そして、想像します。
この本が日本全国に出回れば、手に取った人の数だけ想像が生まれるでしょう。
そして『あの子』は……。
ーー「もうやり直せないよ 残念でした」
第一話 これは横次鈴という人が体験した怪談です.docx
第二話 behead-コピー
第三話 受信トレイ(15)
第四話 ##name1##
第五話 0x00000109
| 作者 | 梨 |
|---|---|
| 価格 | 1650円 + 税 |
| 発売元 | イースト・プレス |
| 発売日 | 2022年08月09日 |
『火のないところに煙は』
| 作者 | 芦沢,央,1984- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2021年07月 |
『口に関するアンケート』
| 作者 | 背筋 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | ポプラ社 |
| 発売日 | 2024年09月 |
『変な家 文庫版』
2024年日本でいちばん売れた文庫本!(日販、トーハン調べ)
雨穴デビュー作『変な家』ついに文庫化!
設計士栗原による「文庫版あとがき」も追加収録
知人が購入を検討している都内の中古一軒家。 開放的で明るい内装の、ごくありふれた物件に思えたが、間取り図に 「謎の空間」が存在していた。知り合いの設計士にその間取り図を見せると、 この家は、 そこかしこに 「奇妙な違和感」が存在すると言う。
不可解な間取りの真相とは!?
突如消えた元住人は一体何者!?
YouTubeで話題となった 「変な家」の全ての謎が解き明かされる完全版、ついに文庫化。
本書のキーマン・設計士栗原による文庫版あとがきも収録。
目次
第一章 変な家
第二章 いびつな間取り図
第三章 記憶の中の間取り
第四章 縛られた家
文庫版あとがき
これはある家の間取り図である。
あなたは、この家の異常さがわかるだろうか。
おそらく、一見しただけでは、ごくありふれた民家に見えるだろう。しかし、注意深くすみずみまで見ると、家中そこかしこに、奇妙な違和感が存在することに気づく。その違和感が重なり、やがて一つの「事実」に結びつく。
それはあまりに恐ろしく、決して信じたくない事実である。
| 作者 | 雨穴 |
|---|---|
| 価格 | 770円 + 税 |
| 発売元 | 飛鳥新社 |
| 発売日 | 2024年02月01日 |
『変な絵』
| 作者 | 雨穴 |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 双葉社 |
| 発売日 |
それじゃあ、今日はこの辺で終わりにしましょうか。いかがでしたか? 皆さんが普通の日常を切り取ったかのようなモキュメンタリースタイルのホラー小説、ちょっと気になったり、ハマったりする感じですよね。え? もう一度読みたいって? それ、すごくうれしいです! でも、読む前に限りなく豆腐に近い心臓の持ち主の方は、いつでも逃げ出せるように開けっ放しの扉のそば、あるいはソファーの上で読むことをおすすめしますよ。
これらの作品はリアリティーあふれる描写によって、あたかも実話であるかのような錯覚を覚えることでしょう。でも、気をつけて! 全部作り話だから、恐怖に支配されて夢にも出てきそうな時は、しっかりと現実とフィクションの境界線を引きましょうね。一時的な恐怖体験も悪くないですが、怖すぎて寝られなくなったら困りますから。
うーん、でもその反面、これらの作品の面白さは、そうした「本当にあったかのような」リアリティから来ているともいえますね。作中のエピソードや描き出される恐怖は、リアルに感じるほど読者の心に響くんですよ。そういった意味では、作者の想像力を存分に堪能できる一冊とも言えます。
読む人によって感じ方は様々ですが、ここまで聞いて「意外と大丈夫かも」と思った人、是非とも挑戦してみてくださいね。普段ホラーを避けている方でも、リアリティのあるモキュメンタリー形式なら楽しめるかもしれませんよ。だって、一度きりの人生、いろんな経験をしてみた方が楽しいですよね。
あなたが次に何を読むかは、あなた自身が決めることです。でも、一度は挑戦してみて欲しい。その一歩が新しい世界を切り開くかもしれませんから。それでは皆さん、次回もお楽しみに!
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