香山リカ5選
香山リカ先生の作品は、とても心に響くものばかりです。彼女が描く人間の心情や感情は、とてもリアルで説得力があります。世の中の出来事に対する鋭い見識と、優しさ溢れる出来事を描いた作品は読む度に新たな気づきを与えてくれます。心理カウンセラーとしての経験も活かし、人間の内面を深く掘り下げた作品も多く、読み手を引き込みます。また、彼女の作品に登場するキャラクターたちは非常に魅力的で、その人間性や成長を見守ることができます。香山リカ先生の作品を読むと、大切な人に感謝したり、自分自身を見つめ直すきっかけになることでしょう。
『61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」はじめました』
精神科医として知られる著者は、2022年春、北海道南部のむかわ町穂別にある「へき地診療所」で総合診療医としてデビューした。
この大転換をひっそり決意したのは50代半ば。そこからの転職活動はハードルの連続! 年下の医師から学ぶ総合診療医研修、35年ぶりの自動車運転免許再取得、はじめてのクルマ購入、転職先探しとオンライン面接、大学教授職辞職、慣れ親しんだ東京から北海道への引っ越し……。
そこまでして「むかわ町穂別」に就職した理由は……え、「恐竜」って、何それ、なんで!?
定年が見えた年齢からの一大決心。その発端を少女時代まで遡り、心のままに突き進んだ慌ただしくも魅力的な“人生大転換ストーリー” !
【著者略歴】
香山リカ (かやま・りか)
1960年、北海道札幌市生まれ。東京医科大学在籍中から執筆活動を始める。同大学卒業後は精神科医として臨床に携わりながら、帝塚山学院大学教授、立教大学教授などを歴任。また現在に至るまで精神医学、政治、カルチャー等、幅広いジャンルで執筆活動を続け、多数の著書を刊行している。50代半ばから地域医療を志し、2022年4月、北海道のむかわ町国民健康保険穂別診療所に総合診療医として着任。週末には東京での精神科診療も継続しており、北海道と東京を往復する2拠点生活を送っている。
【目次より】
◆第0章 「ふたつの死」に背中を押されて
ひとつめの死 母親との別れ/ふたつめの死 中村哲先生が亡くなった
◆第1章 へき地医療への道、開幕
地域医療の最前線で働く同級生たち/まず、からだを鍛えよう/運転の話 35年ぶりの再チャレンジ/総合診療科研修希望、連敗/救いの神は、まさかの母校! etc.
◆第2章 転職活動、本格始動!
国際医療に貢献したい/海外に行かなくても「一隅」は照らせるはずだけど/デイヴィッド・バーンに恥ずかしくない生き方がしたい etc.
◆第3章 ちょっと昔ばなし 科学好きの女の子が精神科医になるまで
わりと昔の話 科学が好きな小学生/古生物学や天文学に親しんだ中学時代/高校で上京、はじめての下宿生活/科学との別れ、ポストモダンとの出会い/「香山リカ」誕生 etc.
◆第4章 職場決定、決め手は恐竜
「恐竜博2019」/カムイサウルスにのめり込む/「むかわ町」って、あの「むかわ」?/心を決めて、穂別診療所に連絡!/いよいよオンライン面接
◆第5章 いざ、“カムイサウルスの町”へ!
穂別の地に見参!/カムイサウルスにごあいさつ/はじめてのクルマ購入/運転の話ファイナル 恐怖のマルホランド・ドライブ/穂別の冬を越えて/へき地診療所常勤医の日常 etc.
| 作者 | 香山 リカ |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 集英社クリエイティブ |
| 発売日 | 2024年02月26日 |
『人生を変える「新しい場所」の見つけ方』
家族、旧友、職場、近所付き合い、LINEグループ、なんだかしんどい……という、あなたへ。今の居場所に固執しなくても、居心地のいい場は、きっと見つかります。61歳で東京から北海道のへき地医療に飛び込んだ精神科医による、今を生きる人たちへのエールがたっぷり詰まった一冊。読めば、「まだまだ自分の人生を楽しめそう」と希望がわいてきます!
✔ 孤独死を恐れるあまり、望まない絆に縛られて人生を棒に振るのはもったいない。
✔「絆」「つながり」を美しいもの、すばらしいものと思いすぎない。
✔ まずは、しんどい関係性からすこし離れる。
✔ 距離を置いた後にやってくる罪悪感は、人生の必要経費と考える。…など。
※本書は2012年10月に小社より刊行した『絆ストレス 「つながりたい」という病』(青春新書インテリジェンス)に、昨今の社会事情や著者自身の近況をふまえた新規原稿を大幅に加えて再構成・加筆・修正・改題し、文庫化したものです。
| 作者 | 香山リカ |
|---|---|
| 価格 | 1078円 + 税 |
| 発売元 | 青春出版社 |
| 発売日 | 2026年01月14日 |
『捨てる生き方』
| 作者 | 小野龍光 香山リカ |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 |
『精神科医はへき地医療で“使いもの”になるのか? 私の転職奮闘記』
ベテラン精神科医が、総合診療医に転身!
一念発起して北海道にある穂別町で「へき地医療」を始めた著者が、日常診療で思うところをつづったエッセイ。苦労も喜びも多い日々で考える、「こころを診る・からだを診る」ことーー。プライマリ・ケア医として日々格闘しながらどんな診療をしているのか、何を思うのか、つぶさに語った。
| 作者 | 香山 リカ |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 星和書店 |
| 発売日 | 2024年07月24日 |
『老いてもいい、病んでもいい : 「常識」を捨てたらラクになる』
| 作者 | 香山,リカ,1960- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新日本出版社 |
| 発売日 | 2023年05月 |
これらの作品を通じて、香山リカの人間観察力や心理分析、そしてその洞察力が如実に表れていると感じることでしょう。それぞれのキャラクター達の葛藤や成長、人間関係、その心の内側に迫る表現は、まるで自分自身がその登場人物と一緒に物語を進めているかのように感じさせます。
読み手に「人間とは何か?」という問いを投げかけ、答えが一つではないことを教えてくれる香山リカの作品は、一読して忘れられるようなものではありません。読むたびに新たな発見があるのが、彼女の魅力の一つかもしれませんね。
また、物語には実際の社会課題や問題点が織り込まれており、異なる視点から見た現実の世界を垣間見ることができます。時には厳しい現実を突きつけられることもありますが、それが私たちの現実を見つめ直すきっかけになることもあるでしょう。
どの作品も単なるフィクションだけでなく、フィクションを通じて実際の人間の心や社会を考える手がかりになる作品ばかりです。最初に触れた作品から最後に紹介した作品まで、どれも彼女の独自の視点と深い洞察力が光る一冊となっています。
この香山リカの「5選」という小さな選書が、読者の方々の心に何か新たな光をもたらすことができれば、本当にうれしい限りです。皆さんも一度、香山リカの世界を覗いてみてはいかがでしょうか。これがきっかけで彼女の作品と出会う人が増えることを願っています。
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