鉄道模型を極める本4選
みなさん、こんにちは。今回は鉄道模型愛好家にオススメしたい本を4選ご紹介します。まず1冊目は初心者にピッタリ。基礎知識から布教まで、無理なく楽しめます。2冊目は模型の製作技術に特化。プロが教えるコツやアイデア満載で、あなたも一流のクラフトマンに!3冊目は実際の鉄道路線や車両の詳細なデータが盛りだくさん。模型作りに欠かせない一冊です。最後の4冊目は、これまでの経験を活かして、一層深みを追求したい方に。高度な技術や表現方法が解説されています。これらを読めば、あなたも鉄道模型の世界がさらに広がること間違いなし！
『Nゲージ鉄道模型レイアウトの教科書』
| 作者 | 松本,典久,1955- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 大泉書店 |
| 発売日 | 2016年10月 |
『鉄道模型 レイアウト 空間づくりのコツとアイデア 思い通りに風景を作る』
★ 運転会での「設置」「持ち運び」なども視野に入れた、
実践的なポイントが充実!
★ アレンジに活かせる工夫がよくわかる。
★ よりリアルな情景の演出法や、
自然の再現、ひと手間の加え方など。
★ 思い通りに風景を作る。
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
鉄道模型に携わり約60 年になります。
HOゲージの車両製作オンリーからNゲージ、
そしてレイアウト製作も手掛けるようになりました。
レイアウトは、全く同じものは存在しない、と言えます。
車両同様、同じものを作っても、
それぞれに独特の工夫があり、異なった手法が施されているので、
完成したものは同じではありません。
運転会に参加するメリットは、
そのような工夫や手法を直接製作者に聞くことが
できることではないでしょうか。
私自身、粗末ながらHOゲージのレイアウトを持っていました。
これをより充実させるにはどうしたらいいか…。
幸い運転会の会場には多くの「お手本」があり、
「先生」もいます。
この恵まれた環境の中でヒントになりそうなことを
私なりにチェックし、整理したのが本書です。
皆様のレイアウトの充実のお役にたてれば、と願う次第です。
片木 裕一
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
* コラム1
組み立て式レイアウトの制約事項は・・・
☆ 基本編
* コツ1
組立式レイアウトでは 線路配置を単純に!
* コツ2
組立式レイアウトのネック
三方向のズレに注意する!
・・・など全9項目
* コラム2
地面は基礎、企画決定は慎重かつ大胆に!
☆ 地面・路線編
* コツ10
身近な風景や情景を観察して
具体的なイメージを作る!
* コツ11
地面を造成して起伏を作り
自然な田園風景にする!
・・・など全9項目
* コラム3
自然の情景、山や樹木
☆ 山・樹木編
* コツ19
レイアウトにインパクトを加える「山」
発泡スチロールで高低加工も自由自在!
* コツ20
自然風景製作に欠かせない「山」
最大のアクセント「トンネル」を作る!
・・・など全5項目
* コラム4
水面はぜひ作りたい
☆ 水面編
* コツ24
レイアウトの醍醐味「水辺の情景」
素材を駆使して「水」を作る!
* コツ25
湖・沼・池などの「水のある風景」
水面の色は整合性に注意する!
・・・など全7項目
* コラム5
建物には少々こだわってみたい
☆ 建物編
* コツ31
ビルを温室にしないために 各階に仕切りを付ける!
・・・など全12項目
* コラム6
アイデアの宝庫、ワンポイント
☆ ワンポイント編
* コツ43
「人」は建物などの一部と考え
必要に応じて効果的に配置する!
* コツ44
「鉄道の仲間たち」を登場させて
完成されたレイアウトに華を添える!
・・・など全13項目
| 作者 | 片木 裕一 |
|---|---|
| 価格 | 1848円 + 税 |
| 発売元 | メイツ出版 |
| 発売日 | 2019年11月20日 |
『大人の鉄道模型入門』
| 作者 | 松本,典久,1955- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 山と溪谷社 (発売) |
| 発売日 | 2021年09月 |
『「鉄道模型」の教科書 この一冊で、Nゲージレイアウトのコツがすべてわかる』
記憶に残る鉄道のある情景を自分の手で再現する。Ｎゲージ鉄道模型のレイアウトを基本から解説した「基礎講座」。本書オリジナルレイアウトを作る工程を詳説した「製作ガイド」。リアルな情景モデル作りのコツをまとめた「応用講座」…ジオラマ作りのすべてがわかる。
| 作者 | ディディエフ |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 実業之日本社 |
| 発売日 | 2010年01月 |
さて、これまでご紹介した鉄道模型に関する4作品を通じて、皆さんにはその魅力を少しでも感じてもらえたらと思います。鉄道模型といえば、詳細さの追求、リアリズムの表現、そして時間をかけて作り上げる楽しみが詰まっていますよね。
しかし、その醍醐味は、ただ模型を眺めているだけでは味わえません。実際に手に取り、組み立てること、そして自分だけのレイアウトをデザインすることによって、この趣味の深みが見えてくるのです。その全てを学ぶためのベストなガイドとなる本を、本日ご紹介させて頂きました。
今回の本に触発されて、ちょっと鉄道模型に挑戦してみようかな、と思った方もいるかもしれません。それはそれで素晴らしいと思います。何せ、趣味というものは個性のひとつ。新しい趣味を始めることで見えてくる景色は、それまでの人生とは異なるものかもしれません。
また既に鉄道模型を極めている方々にとっては、今回の本がさらなる糧となることでしょう。あるいは、新たな視点を提供してくれるかもしれませんね。
最後になりますが、鉄道模型の世界への扉は、読んでいただいた皆様の手元にあることをお伝えしておきたいと思います。あなただけの世界を、ぜひお楽しみください。次回もまた様々な作品をご紹介する日を心待ちにしております。それでは、皆様にとって素晴らしい模型ライフが訪れることを願ってお別れします。今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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