年令問わずおすすめ。 病気に向き合うための本

私たちが病気と闘う時、もっとも必要なのは何だろう?本作はそんな問いを突きつけてくれます。主人公は途中で深刻な病に直面しますが、その過程で見つけ出す中にある"生きる強さ”が圧巻。人間の脆さ、でもその中にある強さ、病との闘い方、全てが描かれています。ノンフィクションに負けないリアリティに深く感動すること間違いなし。怖さを乗り越えた先にある希望を描いた一作、これほど生きる力を与えてくれる作品はなかなかお目にかかれませんよ。ぜひ一読してみてください。あなたの視界が少しでも広がるといいなと思います。
『仏教と心の科学の出合い マインドフルネス』

欧米で開発され世界に普及したマインドフルネス。その源流にある仏教性は現代科学の視点でもって排されてきたが,仏教の概念をも理解してこそよりよい実践へとつながる。仏教と科学の対立ではなく“止揚”としてマインドフルネスを緻密に捉え,人生の悩みや痛みと向き合いながら活き活きと在るための道筋を描き出す。
[原著]Feldman, C., & Kuyken, W. (2019) Mindfulness: Ancient Wisdom Meets Modern Psychology. Guilford Press.
作者 | クリスティーナ・フェルドマン/著 ウィレム・カイケン/著 高橋美保/監訳 藤田一照/監訳 |
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価格 | 4800円 + 税 |
発売元 | 北大路書房 |
発売日 | 2024年11月03日 |
『心理学概論アップデート 古典とその後の研究から学ぶ日常にいきる心理学』

多くの心理学概論書で取り上げられる古典的理論は、近年の研究にどのようにつながっているのだろうか。
本書では、心理学の各領域において古典とされる重要研究を押さえつつ、その後それらがどのように発展・展開を遂げたのかをわかりやすく解説する。
また、それぞれの研究が社会や日常生活でどのように実践・応用されているのか、どのような可能性をもつのかも紹介する。
心理学研究の変遷を新たな方法で展開する、ニュータイプの心理学概論書。
作者 | 中澤 潤/坂本 真士/天谷 祐子/小川 健二/古川 洋和 |
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価格 | 3080円 + 税 |
発売元 | ミネルヴァ書房 |
発売日 | 2024年04月04日 |
『知性について』

ショーペンハウエル(1788-1860)の主著『意志と表象としての世界』以上に愛読された『付録と補遺』の一部。該博な教養を模範的な散文に盛りこんだこの人生の箴言集は、哲学の専門領域を越えた書として広く読まれる。ドイツ観念論の体系的構築をしりぞけて、世界はすべて盲目的意志なりと説いた厭世的哲人の透徹した観察と辛辣な表現。
作者 | アルトゥル・ショーペンハウアー/細谷貞雄 |
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価格 | 792円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 1961年03月25日 |
それぞれの物語は、読者にとつて様々な形で勇気を与えてくれます。のんびりとした日常を描いたもの、ハラハラドキドキの冒険を描いたもの、病気と闘う主人公の壮絶な日々を描いたもの……どれもそれぞれに個性があり、それぞれが読者に何かを伝えてくれます。
しかし、今回紹介した作品は特に、病気と闘うという重いテーマに真正面から向き合っている点で突出しています。主人公たちが自身の病気とどう闘っていくのか、その姿を見て、私たちも病気や困難に立ち向かう勇気を得ることができます。
これらの作品が描くのは決して楽観的な現実ばかりではありません。だからこそ、強いメッセージが伝わってくるのです。同じような困難に立ち向かっている人に、そしてそれを周りで見守る人に、きっと多くの勇気と希望を与えてくれることでしょう。
それぞれの作品が描く病気への立ち向かい方は多種多様ですが、どれも一つの真実を伝えています。それは、「困難を乗り越えるためには、まずその困難に立ち向かう勇気が必要」ということです。
物語は私たちに、困難に立ち向かう方法を教えてくれますし、その先に見える希望を示してくれます。「病気に向き合うための本」はまさにそのための窓口。それは、自身の壁を乗り越えるためのエールとなることでしょう。
今回紹介した作品を通じて、皆さんも何かを感じ取る事ができれば幸いです。そしてあなた自身の壁を乗り越える時、一緒に歩んでくれる強い味方となることを願っています。
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