美しい和の装い。着物に関する基礎知識が身に付く本5選

着物、あなたはどれほど知っていますか?独特の美しさを持つ和の装いを深く理解すれば、その魅力は倍増します。本稿でご紹介する5冊の本を読めば、着物の歴史や文化背景、基本的な着付け方から、ちょっとしたマナーや着物選びの際のポイントまで、幅広く知ることができます。イラストや写真も豊富で、見ているだけでも楽しい一冊ばかり。初心者から上級者まで、すべての着物愛好家に役立つ知識が満載です。日本の伝統文化、着物の世界へ、ぜひ一緒に足を踏み入れてみませんか?
『改訂版 伝統を知り、今様に着る 着物の事典』

着物には伝統があり、多くのルールがあり、着てみると、迷うことがたくさん出てきます。
本書では、着物と帯の基礎知識、それぞれのシーンにふさわしいコーディネート、小物の選び方、着くずれしない下着と着物の着付けと帯結びのコツなどを写真とともにていねいに解説。
着物の知識が深まり、「こんなとき、どうしたらいい!?」が解決し、自信をもって着物を着ることができるようになる一冊です。
*本書は、当社既刊の『伝統を知り、今様に着る着物の事典』に新たな情報(当社既刊の『着物でおでかけ安心帖』に掲載の「着つけと帯結び」ページ)を加え、リニューアルしたものです。
一章 着物の基本
染めと織り、何が違う?/染めの着物を知る/織りの着物を知る/帯の種類と格を知る
二章 フォーマル着物
フォーマル着物、どこに着ていく?/黒留袖/色留袖/訪問着/色無地/江戸小紋/付け下げ/小紋/黒喪服/色喪服/フォーマルの帯/シーン別フォーマル着物の着こなし/フォーマルの和装小物/フォーマル着物の疑問解消
三章 カジュアル着物
カジュアル着物、どこに着ていく?/江戸小紋/小紋/御召/紬/木綿/ウール/化繊/おしゃれ着の帯/街着の帯/カジュアルの和装小物/カジュアル着物の疑問解消
四章 浴衣
浴衣を着て、どこに出かける?/浴衣/よそゆき浴衣/浴衣の帯/浴衣の和装小物/浴衣の疑問解消
五章 季節の着分け
季節によって、どう着分ける?/単衣の着物/薄物の着物/単衣・薄物に合わせる帯/単衣・薄物の和装小物/雨の準備/単衣・薄物の着こなし/単衣・薄物の疑問解消/季節の色合わせ、柄の着こなし/季節を問わない袷の着こなし/季節の着分けの疑問解消
六章 着付けのルール
着付けに必要なもの/着る前日にしておくこと/半衿をつける/足袋・裾よけ・肌襦袢を着る/長襦袢を着る/着物を着る/名古屋帯でお太鼓を結ぶ/お太鼓柄の帯を結ぶ/袋帯で二重太鼓を結ぶ/体型別着付けのコツ/浴衣の肌着と裾よけをつける/浴衣を着る/半幅帯で片流し/半幅帯で矢の字結び/兵児帯でりぼん結び/着くずれしない着付けのコツ/コート・履物の疑問解消
七章 買い方・しまい方
着物をあつらえるポイント/長持ちするお手入れの仕方/大切に長く切る収納のコツ/知っておきたい着物の畳み方/着物のお手入れやお直しなら悉皆屋さん
八章 和のふるまい
大和撫子の美しい立ち居ふるまい/外出/玄関先/和室/洋室/お茶/乗り物
巻末資料
和の色/和の文様/染めと織りの産地/用語解説
作者 | 大久保 信子 |
---|---|
価格 | 2530円 + 税 |
発売元 | 池田書店 |
発売日 | 2023年04月13日 |
『着物入門 : 初めてでもよくわかる!基礎知識』

作者 | |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 世界文化社 |
発売日 | 2023年04月 |
『きもの語辞典 : 着物にまつわる言葉をイラストと豆知識で小粋に読み解く』

作者 | 岡田,知子,1965- 木下着物研究所 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 誠文堂新光社 |
発売日 | 2021年09月 |
『着物の教科書 : 基礎知識から着付けと帯結びまで今と伝統を着こなす』

作者 | 全日本きもの振興会 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | 新星出版社 |
発売日 | 2023年12月 |
『帯の基礎知識』

作者 | (一社)全日本きもの振興会 |
---|---|
価格 | 不明 |
発売元 | |
発売日 |
着物というのは、その美しい装いから文化の深さを感じることができる日本の誇る一つの素晴らしい文化遺産です。長い歴史を持ちながらも、現代のファッションの一環としても取り上げられることの多い着物は、単なる「和」の象徴ではなく、その着る者の個性や美意識を表現する手段でもあります。
わたくしごときが選んだ5冊の本は、着物の基礎知識を学べるだけでなく、その背後にある意味や歴史、さらには着方に至るまで、幅広く深く着物について理解するための一助となることでしょう。あなたが、これらの本を手に取ったとき、ちょっとした感動や新しい発見があるかもしれません。
そして何より、これらの本を通して、着物への思いが深まり、さらに自分自身で着物を着る楽しみを実感するかもしれません。それこそが、私が本の紹介をしたいと思った最大の目標なのです。
いざ、真剣に着物に向き合ってみると、その驚くべき深さに気づくでしょう。絶妙の色彩、細やかな柄、職人の手仕事によって生まれた美しい仕上がり…。そこには、日本人の美意識や和の心が苦楽を共有し、時を経て蓄積された価値観が息づいています。
着物について学ぶことで、自分自身の人生観が広がり、考え方が豊かになるでしょう。その一方で、自分だけの「着心地」を見つける楽しみもあります。日本の伝統と現代が交わる、その境界線上で自分だけのスタイルを見つけてみませんか。これらの本は、その初めの一歩を踏み出すための「きっかけ」になってくれることでしょう。
「何か新しいことを始めたい」「日本文化に興味がある」そんなあなたに、ぜひこれらの本を手に取っていただきたいと思います。着物が持つ無限の魅力を、たっぷりと味わってみてください。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。