お家で動物園を満喫できるおすすめ本10冊
お家でぬくもり満点な動物園気分を体験してみませんか?冒険心をくすぐる熱帯雨林のミステリーから、ちょっぴり切ない都会の動物園物語、コミカルな家庭の鳥類レポートまで、動物と人間の絆を描いたおすすめの10冊をご紹介します。様々な動物たちが登場し、その生態や生活について興味深く学べるだけでなく、感動を呼び起こすストーリーやユーモラスなエピソードされること間違いなし!読めば、まるで自分が主人公になった気分で、動物園の興奮と感動を味わえますよ。考え方が広がり、幸せな時間を過ごせること間違いなしです。
『新訳 ドリトル先生の動物園 新訳 ドリトル先生 (角川つばさ文庫)』
作者 | ヒュー・ロフティング/河合 祥一郎/patty |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2015年03月14日 |
『動物園を考える 日本と世界の違いを超えて』
あなたは動物園が好きですか? この本では、環境エンリッチメント、アニマルウェルフェア、種の保存などの新しい潮流にスポットをあてています。世界の最先端の動物園と比較しながら、これからの日本の動物園のあり方を一緒に考えましょう。
はじめにーー少し長めの自己紹介と問題提起
第1章 動物園と動物園学の課題
1.1 動物園とはなにか
1.2 だれが動物園に来ているのか
1.3 4つの目的論から保全へ
1.4 動物園への批判と動物福祉の取り組み
1.5 職場としての動物園
1.6 動物園学とその課題
1.7 第1章のまとめ
第2章 現代日本の動物園
2.1 動物の展示
2.2 飼育と動物福祉
2.3 収集と保全、調査研究
2.4 レクリエーションと教育、パブリック・リレーションズ
2.5 動物園の設置者と法律
2.6 動物園の経営と園長
2.7 第2章のまとめ
第3章 欧米の動物園
3.1 ヘンリードーリー動物園(米国オマハ市)
3.2 米国の動物園を巡って
3.3 ブロンクス動物園からロードサイドZooまで
3.4 ドイツ語圏の動物園を巡って
3.5 日米独の動物園比較
3.6 第3章のまとめ
第4章 動物園の歴史
4.1 世界の近代動物園とドイツ語圏・米国の動物園
4.2 日本の動物園のはじまりと動物園ブーム
4.3 保全と動物福祉への傾倒
4.4 日本の動物園の蓄積と課題
4.5 第4章のまとめ
第5章 動物園の役割とあり方
5.1 理解しきれない「動物」と私たち人間という存在
5.2 日本と欧米の社会的背景の違いーーグローバリズムとローカリズム
5.3 動物の実在の確認ーー子どもにとっての動物園
5.4 子育て支援ーー親にとっての動物園
5.5 思い出の世代間継承ーー高齢者にとっての動物園
5.6 人間の資源配分の方法と限界
5.7 なぜ動物園は保全を訴えるべきなのか
5.8 動物園は動物福祉とどう向き合うべきか
5.9 これからの日本の動物園のあり方
5.10 第5章のまとめ
おわりに
さらに学びたい人へ
作者 | 佐渡友 陽一 |
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価格 | 2970円 + 税 |
発売元 | 東京大学出版会 |
発売日 | 2022年03月22日 |
『動物園・水族館の子づくり大作戦 希少動物の命をつなぐ飼育員・獣医師たちの奮闘記』
希少動物の保全のために日本の動物園・水族館が果たしている使命と責任、たゆまぬ工夫の数々を紹介!
24種の希少動物を取り上げ、動物園・水族館における繁殖の取り組み、関係者しか語れない赤ちゃん誕生秘話などを紹介。野生動物の繁殖の難しさ、動物のおもしろさ、さらに動物園・水族館の存在意義についても学ぶことができる一冊。
【本書の特長】
●動物園・水族館の人気者を取り上げ、体の特徴や生態を解説するほか、生息頭数や保全の現状についても紹介。
●希少動物を保全していくために、日本の動物園・水族館が取り組んでいる「子づくり」と「子育て」の工夫の数々を紹介。
●哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類の中から24の希少種を取り上げる。
●動物園・水族館の今後の課題・展望、最新研究についても言及。
●希少動物の繁殖に関する貴重な写真を多数掲載。
●動物園・水族館がもつ「レクリエーション」「教育活動」「調査研究」「種の保存」の4つの役割のうち、「種の保存」について取り上げる。
●現場の第一線で活躍している飼育員や獣医師が執筆。
・飯間裕子/釧路市動物園
・石和田研二/元 横浜市立よこはま動物園(ズーラシア)
・磯 哲雄/宇都宮動物園
・大橋直哉/公益財団法人東京動物園協会 多摩動物公園教育普及課
・乙津和歌/東京都立大島公園
・勝俣悦子/鴨川シーワールド
・金子良則/トキふれあいプラザ
・木村夏子/公益財団法人高知県のいち動物公園協会
・齋藤純康/鴨川シーワールド
・坂田修一/公益財団法人東京動物園協会 野生生物保全センター
・桜井普子/鹿児島市平川動物公園
・佐藤哲也/那須どうぶつ王国
・清水 勲/多摩動物公園
・高木嘉彦/埼玉県こども動物自然公園
・田口勇輝/元 広島市安佐動物公園、オオサンショウウオ生態保全教育文化研究所
・田島日出男/井の頭自然文化園
・中尾建子/アドベンチャーワールド
・中村千穂/環境水族館アクアマリンふくしま
・成島悦雄/元 井の頭自然文化園園長
・畑瀬 淳/広島市安佐動物公園
・原藤芽衣/那須どうぶつ王国
・藤本 智/釧路市動物園
・本田直也/札幌市円山動物園、一般社団法人野生生物生息域外保全センター
・真壁正江/沖縄美ら海水族館
・松井由希子/井の頭自然文化園
・三浦匡哉/秋田市大森山動物園
・安井早紀/京都市動物園
・山田 篤/新潟市水族館マリンピア日本海
作者 | 成島 悦雄 |
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価格 | 2970円 + 税 |
発売元 | 緑書房 |
発売日 | 2024年11月29日 |
『いのちをつなぐ動物園』
動物園を取り巻く環境は大きく変わってきた。いまの動物園に求められているのは、動物園で飼育している動物たちが本来生息する自然、さらに地球環境へと人々の目を向けさせ、ともに生物多様性を守る活動へとつなげていくことだ。
また、飼育下で一生を暮らす動物の幸せを考え、その生活環境を改善する「環境エンリッチメント」と呼ぶ取り組みは、現在では世界の動物園・水族館の常識となっている。
本書は、京都大学と連携して新しい動物園のあり方を推進してきた京都市動物園が、2013年に設置した 「生き物・学び・研究センター」のスタッフが中心になってまとめたものである。京都市動物園が、どのように動物たちと向き合い、動物福祉や研究に取り組んでいるかを、スタッフ自身の文章で具体的に紹介する。
京都市動物園での動物福祉の具体例や、動物園内で取り組む分子遺伝学研究、障害を持つチンパンジーの行動研究、野生動物と現代社会との関わりの縮図とも言えるゾウについてのプロジェクトなど、カラー図版を多数使用してわかりやすく紹介・解説する。
作者 | 京都市動物園生き物・学び・研究センター/編集 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 小さ子社 |
発売日 | 2020年04月10日 |
『動物と向きあって生きる 旭山動物園獣医・坂東元』
ありのままの「いのち」の大切さを伝えたい。動物本来の姿をみんなに見てもらいたい。「野生動物は、家畜やペットとは違う生き物だ」という旭山動物園のゆずれない心をみんなに伝えたい。
作者 | 坂東元 |
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価格 | 691円 + 税 |
発売元 | 角川学芸出版 |
発売日 | 2008年11月 |
『岐路に立つ「動物園大国」 動物たちにとっての「幸せ」とは?』
日本初の動物園として開園した上野動物園は2022年3月20日、140周年を迎えます。現在、動物園で生まれて祝福されるのも束の間、様々な事情から飼いきれなくなって、園外へと運び出されていく動物がたくさんいます。いったい日本の動物園では何が起きているのか? 本書では、大量の公文書のなかに動物たちの移動を追い、北は北海道から南は鹿児島まで全国の動物園を取材し、日本の動物園の「いま」を浮き彫りにします。
「余剰動物」たちが「動物交換」によって通貨のように扱われている現実をあぶり出し、動物商というビジネスの内幕や、日本の動物福祉の実情についても深掘りしています。
第1章 余る動物ーーライオンは「猫より安い」
第2章 商われる動物ーー動物交換、転売の末、死に追い込まれたシマウマ
第3章 日本が「レッサーパンダ王国」になった理由ーーマッチングされる動物
第4章 動物たちの「苦痛」を軽減するためにーー急がれる動物福祉の充実
第5章 自然環境や野生動物を守るため、動物園にできること
第6章 そもそも動物園は必要なのか?--岐路に立つ「動物園大国」
作者 | 太田匡彦/北上田剛/鈴木彩子 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 現代書館 |
発売日 | 2022年03月18日 |
『動物のひみつ : ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 : 争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う』
作者 | Ward,Ashley 夏目,大,1966- |
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価格 | 不明 |
発売元 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2024年03月 |
『動物の死は、かなしい? 元動物園飼育係が伝える命のはなし』
旭山動物園元飼育係の絵本作家がこれまで体験してきた、たくさんの生と死。残った自分は、どんなふうに生きて行くんだろうー。ともに生きた時間の、新しい意味が見えてくる一冊。
作者 | あべ弘士 |
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価格 | 1320円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2010年08月 |
『動物園というメディア』
日本の動物園は、観客の刹那的な好奇心を満たす見せ物として存在してきた。しかし、これまでの人間中心主義的パラダイムが揺らぎつつある現在、動物園は「動物ー自然ー人間」関係のあるべき姿をともに考え、後代に伝えていくためのメディアへと変化しなければならない。本書では、動物園のイデオロギー装置としての機能を明らかにしながら、人と動物の関係を、見る/見せる/所有という行為の次元でとらえ直す。さらには動物園の歴史や日本人の動物観を省察し、現在の動物園の実態を批判的に解析するとともに、今後のあり方を大胆に提起する。日本人にとって動物園とは何なのか。「輸入」された一世紀を経たいま、見る側/見せる側双方に、その根本的な存在意義の再考を迫る論考集。
作者 | 渡辺守雄 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 青弓社 |
発売日 | 2000年08月 |
『動物園から未来を変える ニューヨーク・ブロンクス動物園の展示デザイン』
ただ「動物を見せて終わり」じゃない。メッセージを伝えなければーー
世界を驚かせた革新的な展示の数々は、どのように作られているのか
来園者の行動を、意識を変えていく
アメリカの動物園で活躍する
日本人デザイナーの仕事に迫る
「動物園に来た人の首根っこを摑んで、自然の側に放り投げるような仕事をしたいんです」
革新的な展示を数多く世に送り出し、今も世界の動物園のお手本と評されるニューヨークのブロンクス動物園。その展示グラフィックス部門を牽引する日本人デザイナー・本田公夫に作家の川端裕人が聞く。日米両方の動物園を見てきたふたりが語る、これまで、そしてこれからの動物園。
作者 | 川端 裕人/本田 公夫 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | 亜紀書房 |
発売日 | 2019年02月21日 |
今回は、動物園の魅力を味わえる本を10冊ピックアップしてご紹介しましたが、皆様はいかがだったでしょうか。動物たちの表情と行動、その生態を描いた作品たちは、文字通り私たちに別世界を垣間見せてくれます。野生の生命力、またその脆さまでを肌で感じられるかのように。
それぞれの作品には、作者の視点やメッセージ、そして何より愛情が盛り込まれています。ある者は現代社会と自然の関係性を問い掛け、ある者は個々の動物の「命」を大切に描き出し、またある者は家族の絆や友情、愛情を動物たちを通して描き出しています。そうした深いテーマを表現する一方で、彼らは単純な楽しさやユーモラスさも忘れていません。たとえば、珍しい動物の特技を使ったコメディ、予想外の動物との友情、愉快な動物たちの大冒険など、読み進めるうちに思わず笑みがこぼれる瞬間もきっとたくさんあるでしょう。
このリストが、動物好きの皆様にとって新たな一冊との出会いや、改めて動物たちの魅力を再確認するキッカケとなれば何よりです。動物たちが主役の物語は、私たち人間にとって価値ある教えをもたらし、感動を与え、時には癒しを提供します。それぞれの作品から感じ取ることのできるメッセージや思い出深さは、読む人それぞれで異なるはずです。
自分だけの一冊を探しに、ぜひ書店や図書館、あるいは電子書籍を手に取ってみてくださいね。そして、作品を読み終えたときには、きっと自分だけの"ミニ動物園"ができているはずです。それは心の中にずっと残る、かけがえのない"動物園"です。それでは皆さん、読書と共に素敵な"動物との出会い"をお楽しみください。
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