幕末のおすすめ歴史小説10選

幕末とは、江戸幕府末期の時期のこと。
ペリーの黒船が来航するなど外国からの波が押し寄せる中、
国内では幕府に対して尊王攘夷派を中心とする反幕府勢力が立ち上がり、
最後には徳川慶喜が大政奉還をして、幕府が政権を朝廷に返上するという激動の時代でした。
坂本龍馬や高杉晋作、そして新選組など…
魅力的な人物がたくさんいた時代でもありますよね。
今回は、幕末に関するおすすめの歴史小説を10作品ご紹介します!
まさに時代が動いていたという頃なので、夢や理想を追い求める人物たちの姿が多く描かれているのが特徴的です。
有名かつファンも多い新選組が主人公の小説をはじめ、
大河ドラマの主人公にもなった篤姫や、最後の将軍となった徳川慶喜が主人公の小説などもピックアップしてみました。
幕末といううねりの中を生きた人物たちの切なくも熱い物語を、ぜひ堪能してみてくださいね。
『燃えよ剣 上巻』

作者 | 司馬,遼太郎,1923-1996 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2007年01月 |
『新選組血風録 新装版』

勤王佐幕の血なまぐさい抗争に明け暮れる維新前夜の京洛に、その治安維持を任務として組織された新選組。騒乱の世を、それぞれの夢と野心を抱いて白刃とともに生きた男たちを鮮烈に描く。司馬文学の代表作。
作者 | 司馬 遼太郎/蓬田 やすひろ |
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価格 | 1144円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2003年11月22日 |
『黒龍の柩(上)』

時は、幕末。時勢は否応なく男たちを呑み込んで行く。土方歳三も、人を斬りながら新選組の活路を探し続けた。親友・山南敬助の捨て身の切腹、同志・近藤勇との別れの予感。やがて土方は、坂本龍馬が暗殺の直前に語った計画に、新選組の未来と己の夢を賭ける。命を燃やしながら奔った男たちの青春群像。見果てぬ夢を謳いあげた北方版「新選組」。
作者 | 北方謙三 |
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価格 | 754円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2005年10月 |
『世に棲む日日 一』

嘉永六(1853)年、ペリーの率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕か、をめぐって、国内には、激しい政治闘争の嵐が吹き荒れる。この時期骨肉の抗争をへて、倒幕への主動力となった長州藩には、その思想的原点に立つ吉田松陰と後継者たる高杉晋作があった。変革期の青春の群像を描く歴史小説全四冊。
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2003年03月07日 |
『回天の門 上』

維新回天の夢を一途に追って生きた男の生涯
山師、策士と呼ばれ今も誤解のなかにある清河八郎は、官途へ一片の野心ももたない草莽の志士だった。清冽な男の33年の生涯を描く。
作者 | 藤沢 周平 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2016年03月10日 |
『酔って候』

幕末の混迷期、なす術を知らない三百諸侯のなかで、自らの才質をたのみ、また世間の期待を集めた「賢侯」たち。かれら土佐の山内容堂、薩摩の島津久光、伊予宇和島の伊達宗城、肥前の鍋島閑叟は「藩主なるがゆえに歴史の風当りをもっともはげしく受け、それを受けることによって痛烈な喜劇を演じさせられた」。
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 748円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2003年10月10日 |
『竜馬がゆく 一』

「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜんぶ竜馬一人がやったことさ」と、勝海舟はいった。坂本竜馬は幕末維新史上の奇蹟といわれる。かれは土佐の郷士の次男坊にすぎず、しかも浪人の身でありながらこの大動乱期に卓抜した仕事をなしえた。竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描く長篇小説。
作者 | 司馬 遼太郎 |
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価格 | 869円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 1998年09月10日 |
『新装版 天璋院篤姫(上)』

2008年大河ドラマ「篤姫」原作
激動の幕末を、凛として生き抜いた篤姫の生涯。
18歳で藩主斉彬(なりあきら)の養女となった篤姫は薩摩島津家分家に生まれた学問好きな姫であった。その才覚、器量を見込んだ斉彬は画策の末、篤姫を13代将軍家定の正室として江戸城に送り込んだ。形ばかりの結婚に耐え、病弱な夫を支え将軍御台所として大奥3000人を見事に統(す)べる篤姫には、養父斉彬の密命が……。
出 立
入 輿
継 嗣
作者 | 宮尾 登美子 |
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価格 | 759円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2007年03月15日 |
『幕末遊撃隊』

江戸の名流・伊庭道場に生まれた伊庭八郎は、剣の腕冴える若き美剣士。ある秘密を抱える八郎は、幕府が組織する「遊撃隊」の一員となり、恋仲である遊女も、自分を慕う幼なじみの娘も、家までも捨てて、江戸を発つ。官軍と闘う遊撃隊として転戦を続ける八郎は、箱根で重傷を負いながらも、榎本武揚と共に五稜郭に向かった──。激動の世に身を投じた剣士の恋と信念を描き切る、幕末青春物語。
作者 | 池波 正太郎 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2020年04月25日 |
『最後の将軍 : 徳川慶喜』

作者 | 司馬,遼太郎,1923-1996 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 1997年07月 |
以上が「幕末のおすすめ歴史小説10選」です。幕末の混沌とした時代を舞台に、それぞれの主人公たちが激動の中で生き抜く姿を描いた作品たちばかりです。歴史に詳しくない方でも楽しめる、ストーリー性に富んだものばかりです。また、政治や社会の背景なども丁寧に描かれ、幕末についての知識も深まることでしょう。ぜひ、幕末に思いを馳せ、これらの作品に触れてみてください。きっと、新たな発見があることでしょう。
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