清水美穂子
清水美穂子さんの世界に引き込まれるのは、その鮮やかなキャラクター描写と心揺さぶるストーリーテリングの力がとても大きいですよ。読者の心の琴線に触れる感動の瞬間が詰まっていて、その繊細な筆振りには思わず息をのむほど。一度手に取ると、やみつきになること間違い無し!細かい描写の中に落とし込まれる情感が読者の心を揺さぶります。また、普通の生活の中にある美しさや哀しさを丁寧に拾い上げる手法は、読後の静寂感とともに深い余韻を残すでしょう。清水美穂子さんの世界に一度足を踏み入れると、あなたの読書の世界は確実に広がることでしょう。
『月の本棚 under the new moon』
先の見えない新月の夜にも、いつも美しい言葉がそばにあった。
月はやがて満ちていく。新しい時代への希望を綴る「読書日記」。
小説から哲学、エッセイ、人類学の本まで、月を眺めるように読んで、果てしない気持ちになった58作品を紹介。「先が見通せず、前に一歩も進めないとき、しばし立ち止まって本を開き、ほかの人生を生きてみました。そこでたくさん旅をしました。過去へも旅をして、小学校の図書室で本を読む自分にも出会いました。 」(「あとがき」より)。
◉ 本書に登場する作品より/『マザリング・サンデー』グレアム・スウィフト、『雲』エリック・マコーマック、『オーバーストーリー』リチャード・パワーズ、『アップルと月の光とテイラーの選択』中濱ひびき、『月の立つ林で』青山美智子、『アディ・ラルーの誰も知らない人生』V・E・シュワブ、『断絶』リン・マー、『そのひと皿にめぐりあうとき』福澤徹三、『土星の環 イギリス行脚』『アウステルリッツ』W・G・ゼーバルト、『Mトレイン』パティ・スミス、『優しい鬼』レアード・ハント、『インディアナ、インディアナ』レアード・ハント、『ネバーホーム』レアード・ハント、『オープン・シティ』テジュ・コール、『わたしのいるところ』ジュンパ・ラヒリ、『べつの言葉で』ジュンパ・ラヒリ、『いちばんここに似合う人』ミランダ・ジュライ、『あなたを選んでくれるもの』ミランダ・ジュライ、『おるもすと』吉田篤弘、『日日是好日』森下典子、『一日一菓』木村宗慎、『まなざしの記憶 だれかの傍らで』植田正治・鷲田清一、『ガザに地下鉄が走る日』岡真理、『西欧の東』ミロスラフ・ペンコフ、『テヘランでロリータを読む』アーザル・ナフィーシー、『消失の惑星(ほし)』ジュリア・フィリップス、『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』奈倉有里、『さよならまでの読書会』ウィル・シュワルビ、『夜の舞』イサアク・エサウ・カリージョ・カン、『解毒草』アナ・パトリシア・マルティネス・フチン、『雑貨の終わり』三品輝起、『すべての雑貨』三品輝起、『冬の日誌』ポール・オースター、『トゥルー・ストーリーズ』ポール・オースター、『ケンブリッジ・サーカス』柴田元幸、『無声映画のシーン』フリオ・リャマサーレス、『名もなき人たちのテーブル』マイケル・オンダーチェ、『華氏451度』レイ・ブラッドベリ、『たんぽぽのお酒』レイ・ブラッドベリ、『アメリカの〈周縁〉をあるく 旅する人類学』中村寛・松尾眞、『語るに足る、ささやかな人生』駒沢敏器、『ボイジャーに伝えて』駒沢敏器、『彼女たちの場合は』江國香織、『庭とエスキース』奥山淳志、『ある一生』ローベルト・ゼーターラー、『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ、『使者と果実』梶村啓二、『奇跡も語る者がいなければ』ジョン・マグレガー、『こびととゆうびんやさん」カレル・チャペック、『きみがぼくを見つける』サラ・ボーム、『おやすみ、リリー』スティーヴン・ローリー、『友だち』シーグリッド・ヌーネス、『ある小さなスズメの記録』クレア・キップス。
| 作者 | 清水美穂子 |
|---|---|
| 価格 | 2420円 + 税 |
| 発売元 | 書肆梓 |
| 発売日 | 2023年04月20日 |
『BAKERS おいしいパンの向こう側』
パンは小さいけれど確かな幸せ。つくり手にとっては、生き方そのもの。ブレッドジャーナリスト・清水美穂子が綴る、つくり手の想いを伝える20のストーリー!
| 作者 | 清水美穂子 |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 実業之日本社 |
| 発売日 | 2018年01月 |
『月の本棚』
本棚は冷蔵庫に似ている。中身をみれば、生き方や、好みがわかる。暮らしが想像できる。そのひとが何でできているかも、わかるかもしれない。
さまざまなメディアで活躍するブレッドジャーナリストの清水美穂子の好評連載中のブックレビューを1冊に。
京都のパン屋さん「プチメック」の公式サイトでの人気コラムを一冊にまとめました。
小説、エッセイからちょっと不思議な本、人類史、社会学と、ジャンルをこえて、いま読みたい37冊を厳選したブックレビュー。
とりあげられている作家は、吉田篤弘、グレゴリー・コルベール、多和田葉子、スティーヴン・ミルハウザー、岸政彦、村上春樹、ルース・オゼキ、ローリー・フランケル、エイミー・ベンダー、サマセット・モーム、ジェシカ・トム、鴨居羊子、武田百合子、志村ふくみ、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、石田千、江國香織、鷲田清一、クロード・レヴィ=ストロース、長坂道子、ユヴァル・ノア・ハラリ、外村吉之介、平川克美、いしいしんじ、吉田健一、佐久間裕美子、岸本千佳、ベン・ラーナー、杉浦日向子、稲垣えみ子、ミヒャエル・エンデ、チャールズ・スペンス、川上弘美、クリスティン・キンボール。
古今東西、縦横無尽にジャンを越えて、本を読む人生の素晴らしを一冊の本にたっぷりと、詰め込みました。
| 作者 | 清水 美穂子 |
|---|---|
| 価格 | 1100円 + 税 |
| 発売元 | 書肆梓 |
| 発売日 | 2018年11月23日 |
『日々のパン手帖 パンを愉しむsomething good』
ほんのひと手間、スプーンいっぱいのハチミツやジャムで、毎日はもっと素敵にできる。All Aboutの人気ガイドが送る糧としてのパンを美味しく、美しく、食パン、フランスパンなどの食事パンをご馳走に変える「ちょっといいもの」。
| 作者 | 清水美穂子 |
|---|---|
| 価格 | 1320円 + 税 |
| 発売元 | メディアファクトリー |
| 発売日 | 2007年05月 |
『』
| 作者 | |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | |
| 発売日 |
作品を読んでみて、私個人として感じたのは、まるで美しい絵画を見ているような感覚でした。細部にまでこだわられた描写、抑援されながらも力強さを保った文体、それが織りなす彼女の作品世界は、まさに芸術作品と呼ぶにふさわしいものです。
どの作品もキャラクターたちが心に残るのはもちろんのこと、そのキャラクターたちが生き生きと動き出し、時には読者自身を驚かせる行動をとります。それはまるで、彼らが実際に存在し、自分たちの思考で動いているかのように感じさせます。清水美穂子さんの作品を読むことは、登場人物たちと一緒に新たな世界を探検する旅に出るようなもの。タイトルを閉じても、その世界から抜け出せない程の魅力があります。
ここまで読んで興味を持ったあなた、清水美穂子さんの作品は一冊、読んでみてはいかがでしょうか。色々な世界を巡り、思わぬ展開に驚き、そして、人間らしさを感じながら、素晴らしい物語の航海を楽しみください。きっと、新たな発見や感動が待ち構えていますよ。
そして、最後になりますが、清水美穂子さん自身が語る、作品制作に対する思いや苦労、それぞれの作品の背後にある深いメッセージにも是非注目してみてください。その言葉からも、彼女の作品が生み出すPowerと繊細さのバランスが、一層輝きを増すことでしょう。読むことは、作者と読者の深い繋がりを築くためのひとつの手段。この機会に、清水美穂子さんの作品という新たな世界へ、ぜひ足を踏み入れてみてくださいね。
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