親子愛と成長の物語!胸に響く家族小説おすすめ4選

家族の絆と子どもの成長過程、それを描いた素晴らしい4つの小説をご紹介します。母親と子どもの切なくも深い思いや、父親と子どもの微妙な確執を描きつつ、孤独や困難を乗り越え、大きく成長していく子どもたちの姿が見事に描かれています。また、親子が互いに影響を及ぼしながら成長する姿は共感を覚え、何度も読み返したくなる作品ばかり。笑いあり、涙ありの家族愛溢れるストーリーに、読者はきっと心が温まり、あたたかな気持ちになれるはずです。人間の成長と家族の絆を描く、読みごたえのある4作品を、ぜひ手に取ってみてください。
『家族のかたち』

シリーズ累計55万部を突破した著者の「家族」シリーズから、著者が主宰する朗読劇で上演される作品をセレクト。収録作はいずれも、読後に心が揺れる感動作。あたたかい涙をお約束します。
作者 | 森 浩美 |
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価格 | 825円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2023年09月13日 |
『家族の言い訳』

家族に悩まされ、家族に助けられている。誰の人生だってたくさんの痛み、苦しみ、そして喜びに溢れているー。作詞家・森浩美がその筆才を小説に振るい、リアルな設定の上に「大人の純粋さ」を浮かび上がらせた。『ホタルの熱』『おかあちゃんの口紅』はラジオドラマや入試問題にもなった出色の感動作。あなたの中の「いい人」にきっと出会える、まっすぐな人生小説をお届けします。
作者 | 森浩美 |
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価格 | 660円 + 税 |
発売元 | 双葉社 |
発売日 | 2008年12月 |
『ぼくたちの家族』

家族の気持ちがバラバラな若菜家。その仲を取り持ってきた母の玲子の脳にガンが見つかった。突然の出来事に狼狽しつつも玲子のために動き出す父と息子たち。だがそんなとき、父が借金まみれだったことや、息子たちが抱いてきた家族への不満が露になる…。近くにいながら最悪の事態でも救ってくれない人って何?家族の存在意義を問う傑作長編。
作者 | 早見和真 |
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価格 | 628円 + 税 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2013年04月 |
『その愛の程度』

結婚して、離婚して、新しい人に恋をして、
それでも「家族」は続いていく。
2019年本屋大賞2位『ひと』で話題の俊英がおくる、新しい家族の物語。
川遊びの最中、小学生の娘・菜月が友人の娘と溺れるのを見て、とっさに助けに飛び込んだ守彦。
必死の想いで引きあげた腕の中には、菜月ではなく友人の娘がいた。
「お父さんは菜月をたすけてくれなかったもん」
その言葉を最後に、口をきいてくれなくなった血の繋がらない娘。七歳年上の妻ともすれ違いはじめーーー。
困り果て、とりあえずの間と家を出る守彦だが、会社の後輩や、川遊びに来ていたシングルマザーとの何気ない会話の中で、娘と妻への本当の気持ちに気づかされていく。
いつもあと一歩が踏み出せない、不器用な守彦の出す答えが心にしみる、新しい家族の物語。
作者 | 小野寺 史宜 |
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価格 | 726円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2019年09月13日 |
今日ご紹介した4つの作品は、「親と子」の絆を描きつつも、その中には必ず「子の成長」というテーマが見え隠れしています。それぞれの作品で、子供たちは思いもよらぬ困難を乗り越え、一人前の大人へと成長を遂げます。そしてその横で、静かに見守る親の姿。親の声援と愛情が、子供たちの力となり、彼らを前進させるエネルギーとなることを、これらの作品は見事に描き出しています。
一方で、親の立場から見れば、子がいつの間にか大人になっていく様子はなんとも切なく、そして誇らしいものですよね。その切なさと誇りの感情が交差する瞬間を描くシーンは、私自身も何度読んでも心に響き、涙がこぼれてしまいます。あなたがこれらの作品を手に取ったとき、どのシーンが心に残るのか、ぜひ私にも教えてくださるとうれしいです。
物語の中に登場するのが親子であれ、恋人であれ、友人であれ、関係性はそれぞれ異なるものの、一つ共通するのが、人とのふれあいが人間の成長を助けているということです。その成長を見守るのが親であったとしても、自分自身であったとしても。
今日紹介したこれらの作品は、心が揺さぶられ、考えさせられ、そして笑顔を引き出すだろうと確信しています。今回のおすすめ4作品を皆さんが、様々な形で楽しみ、深く心に感じてくださったら、私としてはこれ以上の幸せはありません。
親子という関係は、時に厳しく、時に優しく、時に切ない、でもその全てが愛で包まれています。その愛を感じ取れる作品たちを、ぜひあなたの日常に取り入れてみてください。そして、その感動を大切な人と分かち合えたら、さらに素晴らしいですね。今日はこんなところで。また次回を楽しみにしていてくださいね。
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