女の本音が容赦ない 金原ひとみの名作6選

金原ひとみの作品は、女性の本音を容赦なく描いています。喜びも悲しみも愛も欲も、女性の感情の全てが吹き出すように描かれています。恋愛、結婚、家族、友人関係など、日常生活の中で抱える様々な葛藤や心情を繊細に描いています。言葉一つ一つが重く、心に深く突き刺さるような作風は読む者を引きつけますが、一方でじわじわと心に染み入ります。すべての女性に読んでもらいたい、金原ひとみの名作6選。その世界観に触れてみてはいかがでしょうか。
『YABUNONAKAヤブノナカ』
| 作者 | 金原,ひとみ,1983- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2025年04月 |
『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』
作家として、母として、人としてーー
金原ひとみ 魂の遍歴
希死念慮に苦しんだ10代、デビュー作による芥川賞受賞、
結婚、出産、孤独で自由なパリでの生活、
かけがえのない子供たち、離婚、そして新たな場所へ。
『蛇にピアス』『マザーズ』を経て、
『アンソーシャル ディスタンス』
『YABUNONAKA-ヤブノナカー』へと結実した小説家の軌跡。
朝日新聞掲載からSNSで拡散され大きな話題となった
「『母』というペルソナ」ほか、
作家生活20年にわたって書き継がれたエッセイ&掌編小説を完全収録
| 作者 | 金原ひとみ |
|---|---|
| 価格 | 1980円 + 税 |
| 発売元 | 朝日新聞出版 |
| 発売日 | 2025年10月07日 |
『ナチュラルボーンチキン』
「この物語は、中年版『君たちはどう生きるか』です。」--金原ひとみ
仕事と動画とご飯というルーティン。
それが私で、私の生活だ。自分には何もない。(本文より)
毎日同じ時間に出勤退勤し、同じようなご飯とサブスク動画を詰め込む「ルーティン人生」を送る、45歳一人暮らしの「兼松書房」労務課勤務・浜野文乃(はまのあやの)。ある日、上司の指示で、「捻挫で三週間の在宅勤務」を続ける編集者・平木直理(ひらきなおり)の自宅へ行くと、そこにはホストクラブの高額レシートの束や、シャンパングラスと生ハム、そして仕事用のiPadが転がっていてーー。
Amazonオーディブルで大反響!
「登場人物全員が愛おしい」「今の自分に必要な作品」「最後は感涙」…etc.
慣れきった日常に光を与える、爽快ミラクル・ストーリー!
金原ひとみ(かねはら・ひとみ)
1983年東京都生まれ。2003年に『蛇にピアス』ですばる文学賞を受賞しデビュー。翌年同作で芥川賞を受賞。10年『TRIP TRAP』で織田作之助賞、12年『マザーズ』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、20年『アタラクシア』で渡辺淳一文学賞、21年『アンソーシャル ディスタンス』で谷崎潤一郎賞、22年『ミーツ・ザ・ワールド』で柴田錬三郎賞を受賞。他の著書に『AMEBIC』、『オートフィクション』、『fishy』、『パリの砂漠、東京の蜃気楼』、『デクリネゾン』、『腹を空かせた勇者ども』、『ハジケテマザレ』など。
| 作者 | 金原 ひとみ |
|---|---|
| 価格 | 1760円 + 税 |
| 発売元 | 河出書房新社 |
| 発売日 | 2024年10月03日 |
『マザーアウトロウ』
「俺らマブになろうぜ」
40歳の波那の目の前に現れたのは、上下金色でかためたアッパーな53歳の義母・張子だった。
出会ったその足で飲みからカラオケにはしご、昼休憩に美容整形、勢いで韓国へ弾丸旅行、とエネルギッシュな張子に付き合っていく。
そのうち、嫁姑を超え、同じ女性として、人間として、改名、結婚式の有無、子供を持つことから始まり、お互い夫にも息子にも話したことのない過去や心に残るわだかまりと後悔、人生の選択について語り合うようになる。
| 作者 | 金原ひとみ/著 |
|---|---|
| 価格 | 900円 + 税 |
| 発売元 | U-NEXT |
| 発売日 | 2025年07月25日 |
『アンソーシャルディスタンス』
| 作者 | 金原,ひとみ,1983- |
|---|---|
| 価格 | 不明 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2024年02月 |
『ミーツ・ザ・ワールド』
実写映画化決定!
【第35回柴田錬三郎賞受賞作】
死にたいキャバ嬢×推したい腐女子
焼肉擬人化漫画をこよなく愛する腐女子の由嘉里。
人生二度目の合コン帰り、酔い潰れていた夜の新宿歌舞伎町で、美しいキャバ嬢・ライと出会う。
「私はこの世界から消えなきゃいけない」と語るライ。彼女と一緒に暮らすことになり、由嘉里の世界の新たな扉が開くーー。
「どうして婚活なんてするの?」
「だって! 孤独だし、このまま一人で仕事と趣味だけで生きていくなんて憂鬱です。最近母親の結婚しろアピールがウザいし、それに、笑わないで欲しいんですけど、子供だっていつかは欲しいって思ってます」
「仕事と趣味があるのに憂鬱なの? ていうか男で孤独が解消されると思ってんの? なんかあんた恋愛に過度な幻想抱いてない?」
「私は男の人と付き合ったことがないんです」
推しへの愛と三次元の恋。世間の常識を軽やかに飛び越え、幸せを求める気持ちが向かう先は……。
金原ひとみが描く恋愛の新境地。
【著者プロフィール】
金原ひとみ(かねはら・ひとみ)
1983年東京生まれ。2003年『蛇にピアス』で第27回すばる文学賞を受賞。04年、同作で第130回芥川賞を受賞。ベストセラーとなり、各国で翻訳出版されている。10年『TRIP TRAP』で第27回織田作之助賞を、12年『マザーズ』で第22回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を、20年『アタラクシア』で第5回渡辺淳一文学賞を、21年『アンソーシャル ディスタンス』で第57回谷崎潤一郎賞を、22年『ミーツ・ザ・ワールド』で第35回柴田錬三郎賞を受賞。
| 作者 | 金原 ひとみ |
|---|---|
| 価格 | 814円 + 税 |
| 発売元 | 集英社 |
| 発売日 | 2025年01月21日 |
以上、厳選した金原ひとみさんのおすすめ作品を6つ紹介してみました。みなさんの中には「うーん、初めて聞いたタイトルもあるな…」と思われた方もいるかもしれませんね。でもそれこそが、彼女の魅力の一つだと思います。普通ではなかなか出会えないような物語たちを、彼女は丁寧に描いてきたのです。
切実さの中にもユーモラスさを感じさせる、彼女のリアルな筆致は、あらゆる世代の女性たちから共感を呼び、心に響くものがあります。また、彼女の作品は日常の何気ない風景を描きつつも、その中に深い洞察を与えてくれるのが特徴的です。
そして何より、金原ひとみさんは女性の本音を無骨に、でも詩的に表現しています。その切り絵のような美しい描写に、心打たれること間違いなしです。自分自身がどこかで経験したことのあるような、リアルな感情を描かれていて、読んでいて共感しながらも、自分を見つめ直すきっかけにもなるんです。
冒頭でもお伝えしましたが、これはあくまで私の主観です。でも、一度、彼女の作品を手に取ってみたら、新たな視点や、新しい発見があるかもしれませんよ。
これからも、私たちの心に寄り添い、共感と共鳴を与えてくれる金原ひとみさんの活躍から目が離せませんね。きっと、彼女の作品を読むことで、自己理解や自己啓発の一助になることでしょう。
それでは、今回はこの辺で。次回もまた面白い作品をご紹介できたらと思います。読書の秋、彼女の作品と共に、心地よい時間をお過ごしくださいね。
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