昭和歌謡三昧【おすすめ10冊】

昭和の香り漂う漫画や小説、10作品を厳選してみました。盛り上がりに欠けないストーリー展開や鮮やかな色彩が特徴の一つです。リアルな日常描写から心温まるドラマまで、まさに昭和歌謡のように、心に響く物語が満載です。暑い夏には涼やかな青春ラブストーリー、寒い冬には心を温めてくれる家族ドラマと、季節ごとに楽しめる作品も揃えています。昭和の時代を懐かしむ方にはもちろん、新しさを感じる若い世代にもおすすめです。まだ読んだことのない方は、ぜひこの機会に手に取ってみてください。
『「ヒット曲は発明だ!」 〜音楽のしくみから読み解く昭和歌謡&J-POP』

ポニーキャニオンの音楽プロデューサーとして田原俊彦などのヒット曲を手掛けた羽島亨が、自らの視点で読み解くヒット曲分析論。次々と現れる新しいヒット曲とアーティスト、作家たちを目の当たりにしてきた羽島は、ヒット曲誕生の裏には、作詞・作曲はもちろん、曲の構成、サウンドメイク、アーティストの独自性、制作陣のヒット戦略など、あらゆる角度からの「発明」が行われていたと語る。
この「発明」をキーワードに、1960〜2000年代のヒット23曲が、コード進行やメロディ、楽曲構成から発声に至るまで、さまざまな視点から解き明かされる。これらの曲は、何が新しかったのか。そして、ヒット生産を至上命題とする音楽業界でその誕生を目撃してきた音楽プロデューサーの目に、歌謡曲〜J-POPに至る音楽の変遷はどう映ったか。それぞれの曲を通して語られる羽島自身の体験から、その背景にあった時代の空気までもが浮かび上がる、歌謡曲ファン必読の書。楽曲制作を共にした作詞家・作曲家とのエピソードも満載。
推薦:橋本淳(作詞家)
作者 | 羽島亨 |
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価格 | 2200円 + 税 |
発売元 | ポニーキャニオン音楽出版 |
発売日 | 2018年09月14日 |
『昭和歌謡界隈の歩き方 人生を豊かにする名曲とその味わい』

ムード歌謡からシティポップまで、日本国内問わず海外からも評価される「昭和歌謡」。なぜこれまでに昭和歌謡は人を惹きつけるのか。日本語の達人・齋藤孝がはじめて本格的に切り込む昭和歌謡の奥深い世界。「時代はどんどん変わっていきますが、過去の「地層」というものはちゃんと残っています。掘り起こされて、現在も愛されているものの「厚み」というのでしょうか、昭和歌謡の感情の厚み、感情の層。昭和ならではの感情の世界を現代の私たちも味わっていた方が、心に奥行きが出ると思うのです。本書を頼りに昭和歌謡の「地層」を一緒に掘り起こしてみませんか」
序 章 いま、昭和歌謡が熱い。聴き、味わい、歌うべし。
本 章
●貧しくも明るかった時代・昭和
●かくして東京の夜は更け行く
●忘れがたい昭和の歌い手たち
●プロ作詞家の仕事術
●「昭和詞」の巨星
●テレビと歌謡曲の蜜月時代
●歌う銀幕スターの輝き
●下宿、同棲、ギター……フォークの世界
●昭和歌謡の道具街を歩く
●みんなで歌おう!ご当地ソング
終わりに
【巻末資料】 昭和歌謡年表(一九五九〜一九八八)
作者 | 齋藤孝 |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | 白秋社 |
発売日 | 2025年03月03日 |
『昭和歌謡史 : 古賀政男、東海林太郎から、美空ひばり、中森明菜まで』

作者 | 刑部芳則 |
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価格 | 不明 |
発売元 | 中央公論新社 |
発売日 | 2024年08月 |
『昭和歌謡ものがたり』

古くて新しい、親しみやすくて暖かい、エモい昭和歌謡。
昭和レトロブームで注目される昭和歌謡のうち、昭和30年から昭和64年までの歌謡曲を変えた、時代を反映した58の名曲の誕生秘話。
世代を超えて楽しめ、日本が最も元気だった時代の匂いと風を感じられる一冊。
歌謡曲を変えた、時代を反映した昭和30年~昭和64年までの名曲58
【昭和30年代のヒット曲】
有楽町で逢いましょう(昭和32年) 歌―フランク永井
夕焼とんび(昭和33年) 歌―三橋美智也
ダイアナ(昭和33年) 歌―山下敬二郎
黒い花びら(昭和34年) 歌―水原弘
誰よりも君を愛す(昭和34年) 歌―松尾和子&和田弘とマヒナスターズ
アカシアの雨がやむとき(昭和35年) 歌―西田佐知子
銀座の恋の物語(昭和36年) 歌―石原裕次郎&牧村旬子
上を向いて歩こう(昭和36年) 歌―坂本九
スーダラ節(昭和36年) 歌―ハナ肇とクレージー・キャッツ
いつでも夢を(昭和37年) 歌―橋幸夫&吉永小百合
可愛いベイビー(昭和37年) 歌―中尾ミエ
ふりむかないで(昭和37年) 歌―ザ・ピーナッツ
高校三年生(昭和38年) 歌―舟木一夫
こんにちは赤ちゃん(昭和38年) 歌―梓みちよ
学生時代(昭和39年) 歌―ペギー葉山
【昭和40年代のヒット曲】
兄弟仁義(昭和40年) 歌―北島三郎
君といつまでも(昭和40年) 歌―加山雄三
悲しき酒(昭和41年) 歌―美空ひばり
夕陽が泣いている(昭和41年) 歌―ザ・スパイダース
星のフラメンコ(昭和41年) 歌―西郷輝彦
ラブユー東京(昭和41年) 歌―黒沢明とロス・プリモス
星影のワルツ(昭和41年) 歌―千昌夫
ブルーシャトウ(昭和42年) 歌―ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
小指の思い出(昭和42年) 歌―伊東ゆかり
今日でお別れ(昭和42年) 歌―菅原洋一
世界の国からこんにちは(昭和42年) 歌―三波春夫
恋の季節(昭和43年) 歌―ピンキーとキラーズ
ブルー・ライト・ヨコハマ(昭和43年) 歌―いしだあゆみ
人形の家(昭和44年) 歌―弘田三枝子
夜明けのスキャット(昭和44年) 歌―由紀さおり
長崎は今日も雨だった(昭和44年) 歌―内山田洋とクールファイブ
黒猫のタンゴ(昭和44年) 歌―皆川おさむ
圭子の夢は夜ひらく(昭和45年) 歌―藤圭子
また逢う日まで(昭和46年) 歌―尾崎紀世彦
わたしの城下町(昭和46年) 歌―小柳ルミ子
よこはま・たそがれ(昭和46年) 歌―五木ひろし
終着駅(昭和46年) 歌―奥村チヨ
喝采(昭和47年) 歌―ちあきなおみ
学生街の喫茶店(昭和47年) 歌―ガロ
あなた(昭和48年) 歌―小坂明子
よろしく哀愁(昭和49年) 歌―郷ひろみ
襟裳岬(昭和49年) 歌―森進一
学園天国(昭和49年) 歌―フィンガー5
【昭和50年代・昭和60年代のヒット曲】
俺たちの旅(昭和50年) 歌―中村雅俊
木綿のハンカチーフ(昭和50年) 歌―太田裕美
北の宿から(昭和50年) 歌―都はるみ
横須賀ストーリー(昭和51年) 歌―山口百恵
勝手にしやがれ(昭和52年) 歌―沢田研二
津軽海峡・冬景色(昭和52年) 歌―石川さゆり
時には娼婦のように(昭和53年) 歌―黒沢年男
微笑がえし(昭和53年) 歌―キャンディーズ
魅せられて(昭和54年) 歌―ジュディ・オング
異邦人~シルクロードのテーマ(昭和54年) 歌―久保田早紀
舟唄(昭和54年) 歌―八代亜紀
昴―すばる―(昭和55年) 歌―谷村新司
矢切の渡し(昭和56年) 歌―細川たかし
恋におちて~Fall in Love~(昭和60年) 歌―小林明子
時の流れに身をまかせ(昭和61年) 歌―テレサ・テン
作者 | 松井信幸/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | アルソス |
発売日 | 2023年07月29日 |
『詞と曲に隠された物語昭和歌謡の謎』

作者 | 合田,道人,1961- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 祥伝社 |
発売日 | 2018年05月 |
『踊る昭和歌謡 リズムからみる大衆音楽 (NHK出版新書)』

作者 | 輪島 裕介 |
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価格 | 499円 + 税 |
発売元 | NHK出版 |
発売日 | 2016年03月28日 |
『昭和歌謡と人文学の季節』

昭和の大衆歌がもっていた豊かな知ーー
美空ひばり、グループ・サウンズ、さだまさし、桑田佳祐……
昭和の大衆歌の豊かなメッセージを掘り起こし、
今日の歌から失われた教養と公共性の意味を問う。
●著者紹介
井口貢(いぐち・みつぐ)
滋賀県生まれ。滋賀大学経済学部卒業。滋賀大学大学院経済学研究科修士課程修了。岡崎女子短期大学助教授,岐阜女子大学文学部助教授,京都橘女子大学文化政策学部教授を経て同志社大学政策学部総合政策科学研究科教授。文化政策学・文化経済学専攻。
著作:『深堀り観光のススメ』(ナカニシヤ出版,2021年),『反・観光学』(ナカニシヤ出版,2018年),『くらしのなかの文化・芸術・観光』(法律文化社,2014年),『まちづくり・観光と地域文化の創造』(学文社,2005年),『文化経済学の視座と地域再創造の諸相』(学文社,1998年),他。
序章 音楽と文学とリベラルアーツの昭和時代
1 GSとフォーク世代の最初の音楽
2 リベラルアーツへの導きとフォークソング
3 プロテストソング、人文知、リベラルアーツ
4 「四畳半フォーク」を経て「ユーミン」へ
5 “偏愛”的昭和歌謡と人文知
付記
1章 リベラルアーツを独り愉しむ
1 「一般教養」科目とリベラルアーツ
2 大衆文化もリベラルアーツに寄与しうるということ
3 「1+1=2」を強いることとリベラルアーツとの差異
4 ファストな教養
5 ノブレス・オブリージュ
2章 くらしの中のリベラルアーツ
--「公的な字引」と「私的な字引」--
1 リベラルアーツを身近なものに
2 「詞」にこだわる
3 「公的な字引」と「私的な字引」
4 美空ひばりと私たち
珈琲休息1 カレッジ・フォーク考
3章 学都と呼ばれるまち、そこでは「空も飛べるはず」!
--高山と松本、そして金沢ーー
1 卒業という季節に
2 「白線流し」の映像化
3 二〇二二年(令和四)、松本・夏
珈琲休息2 「東京(中央)」と「地方」
4章 文芸と歌謡曲、あるいは詩と詞
1 詩と詞のなかに観る風景
2 さだまさしが立つ風景
5章 海を感じる時
1 風景と歌(唄)
2 作品としての『海を感じる時』
--中沢けいと小椋佳、そして五十嵐麻利江ーー
3 鎌倉と海
珈琲休息3 海と淡海をみつめて
終章 二〇二二年八月十五日
1 七十七回目の終戦記念の日に
2 果たして戦争は終わったのか?
永いあとがき
索引(曲名・アルバム名)
索引(アーティスト名・グループ名)
作者 | 井口 貢 |
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価格 | 2640円 + 税 |
発売元 | ナカニシヤ出版 |
発売日 | 2023年05月09日 |
『昭和歌謡は終わらない』

作者 | 近藤,勝重,1945- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 幻冬舎 |
発売日 | 2018年09月 |
『昭和と歌謡曲と日本人』

時代を見つめ、人を愛し、言葉を慈しんだ歌謡界の巨星、最後のメッセージ!
作者 | 阿久 悠 |
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価格 | 880円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2017年11月14日 |
『昭和歌謡ものがたり』

古くて新しい、親しみやすくて暖かい、エモい昭和歌謡。
昭和レトロブームで注目される昭和歌謡のうち、昭和30年から昭和64年までの歌謡曲を変えた、時代を反映した58の名曲の誕生秘話。
世代を超えて楽しめ、日本が最も元気だった時代の匂いと風を感じられる一冊。
歌謡曲を変えた、時代を反映した昭和30年~昭和64年までの名曲58
【昭和30年代のヒット曲】
有楽町で逢いましょう(昭和32年) 歌―フランク永井
夕焼とんび(昭和33年) 歌―三橋美智也
ダイアナ(昭和33年) 歌―山下敬二郎
黒い花びら(昭和34年) 歌―水原弘
誰よりも君を愛す(昭和34年) 歌―松尾和子&和田弘とマヒナスターズ
アカシアの雨がやむとき(昭和35年) 歌―西田佐知子
銀座の恋の物語(昭和36年) 歌―石原裕次郎&牧村旬子
上を向いて歩こう(昭和36年) 歌―坂本九
スーダラ節(昭和36年) 歌―ハナ肇とクレージー・キャッツ
いつでも夢を(昭和37年) 歌―橋幸夫&吉永小百合
可愛いベイビー(昭和37年) 歌―中尾ミエ
ふりむかないで(昭和37年) 歌―ザ・ピーナッツ
高校三年生(昭和38年) 歌―舟木一夫
こんにちは赤ちゃん(昭和38年) 歌―梓みちよ
学生時代(昭和39年) 歌―ペギー葉山
【昭和40年代のヒット曲】
兄弟仁義(昭和40年) 歌―北島三郎
君といつまでも(昭和40年) 歌―加山雄三
悲しき酒(昭和41年) 歌―美空ひばり
夕陽が泣いている(昭和41年) 歌―ザ・スパイダース
星のフラメンコ(昭和41年) 歌―西郷輝彦
ラブユー東京(昭和41年) 歌―黒沢明とロス・プリモス
星影のワルツ(昭和41年) 歌―千昌夫
ブルーシャトウ(昭和42年) 歌―ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
小指の思い出(昭和42年) 歌―伊東ゆかり
今日でお別れ(昭和42年) 歌―菅原洋一
世界の国からこんにちは(昭和42年) 歌―三波春夫
恋の季節(昭和43年) 歌―ピンキーとキラーズ
ブルー・ライト・ヨコハマ(昭和43年) 歌―いしだあゆみ
人形の家(昭和44年) 歌―弘田三枝子
夜明けのスキャット(昭和44年) 歌―由紀さおり
長崎は今日も雨だった(昭和44年) 歌―内山田洋とクールファイブ
黒猫のタンゴ(昭和44年) 歌―皆川おさむ
圭子の夢は夜ひらく(昭和45年) 歌―藤圭子
また逢う日まで(昭和46年) 歌―尾崎紀世彦
わたしの城下町(昭和46年) 歌―小柳ルミ子
よこはま・たそがれ(昭和46年) 歌―五木ひろし
終着駅(昭和46年) 歌―奥村チヨ
喝采(昭和47年) 歌―ちあきなおみ
学生街の喫茶店(昭和47年) 歌―ガロ
あなた(昭和48年) 歌―小坂明子
よろしく哀愁(昭和49年) 歌―郷ひろみ
襟裳岬(昭和49年) 歌―森進一
学園天国(昭和49年) 歌―フィンガー5
【昭和50年代・昭和60年代のヒット曲】
俺たちの旅(昭和50年) 歌―中村雅俊
木綿のハンカチーフ(昭和50年) 歌―太田裕美
北の宿から(昭和50年) 歌―都はるみ
横須賀ストーリー(昭和51年) 歌―山口百恵
勝手にしやがれ(昭和52年) 歌―沢田研二
津軽海峡・冬景色(昭和52年) 歌―石川さゆり
時には娼婦のように(昭和53年) 歌―黒沢年男
微笑がえし(昭和53年) 歌―キャンディーズ
魅せられて(昭和54年) 歌―ジュディ・オング
異邦人~シルクロードのテーマ(昭和54年) 歌―久保田早紀
舟唄(昭和54年) 歌―八代亜紀
昴―すばる―(昭和55年) 歌―谷村新司
矢切の渡し(昭和56年) 歌―細川たかし
恋におちて~Fall in Love~(昭和60年) 歌―小林明子
時の流れに身をまかせ(昭和61年) 歌―テレサ・テン
作者 | 松井信幸/著 |
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価格 | 不明 |
発売元 | アルソス |
発売日 | 2023年07月29日 |
何と言っても昭和の香り漂う歌謡曲をテーマにした小説や漫画の醍醐味は、その懐かしくも心温まるストーリーや、情緒溢れる昭和の風情の描写だと思います。ほのぼのとした笑いや、涙にくれるシーン以外にも、様々な人間模様や歌謡曲が織りなす深淵なエモーションが描かれています。読み進むごとに、昭和の風景や感じが蘇り、心の琴線に触れる作品ばかりです。
それぞれの作品で描かれている昭和の歌謡世界は、人間の恋愛や友情、家族愛、悲しみや喜び、そして時代の背景といった状況が巧みに織り込まれ、それがまたいつしか歌謡曲自体への新たな愛着を生んでくれます。昭和歌謡をテーマにしたこれらの作品は、時代を超えて多くの人々に読まれるべきだと思います。
また、一つ一つの作品が、昭和の理解に幅と深みを与えてくれます。昭和時代に生きていた方々は勿論のこと、昭和を経験していない世代にも、その時代の空気感や風情、かつての人々が何に感動し、何を大切にして生きたのかが伝わる作品となっています。
これらの作品を読むことで、昭和歌謡の奥深さや魅力を感じ取れるかと思います。また、現代とは違った昭和の風流や魂を知ることによって、現在の日常がより豊かで感慨深いものになることでしょう。
まだ読まれていない方は、ぜひとも手に取ってみてください。珠玉の一冊一冊が、あなたを昭和の世界へと誘ってくれます。あなたの心におしゃれな昭和歌謡が新たな風景を描くことでしょう。どうぞ、他にもおすすめの作品があれば教えてくださいね。それでは、次回もよろしくお付き合いください。
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