この本を読む前には、ハムスターはただ可愛いだけの存在だと思っていましたが、本書を通して、ハムスターの心の奥底にある感情や思考を理解しようとする著者の熱意に感銘を受けました。
ハムスターの行動一つ一つに、こんなにも深い意味が隠されていたとは驚きでした。
例えば、回し車を回し続けるのは単なる運動だけでなく、野生の本能である「巣作り」の名残であることや、手のひらに乗せてくれるのは信頼の証であることなど、今まで当たり前と思っていた行動が、愛情表現やコミュニケーションの手段であることを知って感動しました。
「ハム語」を学ぶことで、愛するハムスターとの絆をより一層深めることができると思います。
ハムスターを飼っている人だけでなく、動物好きの人にもぜひ読んでほしい一冊です。