和風ミステリーの魅力！人気作から最新刊まで「厭魅の如き憑くもの」「凶笑面」などをご紹介
世には、伝統と風習が交錯する素晴らしい和風ミステリー小説があります。その中でも、「厭魅の如き憑くもの」「凶笑面」といった人気作をご紹介します。また、ひげを剃る。そして女子高生を拾う。シリーズや、動物が人間に変身する小説3選もおすすめです。それでは、さっそく詳細をご覧いただきましょう。
『厭魅の如き憑くもの』
戦慄の本格ホラー推理！山深い村に蔓延る恐怖の連続！ 神々櫛(かがぐし）村。谺呀治（かがち）家と神櫛（かみぐし）家、2つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が起こる。本格ミステリーとホラーの魅力が圧倒的世界観で迫る「刀城言耶（とうじょうげんや）」シリーズ第1長編。
憑き物の恐怖 カカシ様の戦慄 連続する人死にの謎
戦慄の本格ホラー推理！山深い村に蔓延る恐怖の連続！神々櫛（かがぐし）村絵図、現場見取り図を追加、待望の文庫化！
神々櫛村。谺呀治（かがち）家と神櫛（かみぐし）家、2つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が起こる。本格ミステリーとホラーの魅力が圧倒的世界観で迫る「刀城言耶（とうじょうげんや）」シリーズ第1長編。
※本書は2006年2月、原書房より単行本として刊行されました。
はじめに
神々櫛村絵図
壱 巫神堂
弐 上屋の奥座敷
参 隠居所
肆 邑寿川
伍 上屋の客間
陸 行き逢い筋
シチ 巫神堂
おわりに
| 作者 | 三津田 信三 |
|---|---|
| 価格 | 1210円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 2009年03月 |
『凶笑面』
面の持つ怨念によって村内に死者が急増し、社に封印されたという伝説を持つ「凶笑之面」。その由来を調査して欲しいとの依頼が、蓮丈那智の研究室に届いた。差出人は業界でも悪名高い骨董商の安久津圭吾。不可解な思いを抱きつつも長野へ赴き、調査を始めた矢先、安久津は死体となって発見される。果たして面の呪いなのか？写真だけが残された「喜人面」の実物はどこに？（表題作）伝承は死なず、必ず甦る。封じられた怨念は、深き業を糧に何度でも息を吹き返す-。最新の民俗学を大胆に取り入れ、日本人の根源を容赦なく抉り出す。本邦初、本格民俗学ミステリー。
| 作者 | 北森鴻 |
|---|---|
| 価格 | 1540円 + 税 |
| 発売元 | 新潮社 |
| 発売日 | 2000年05月20日 |
『【特典】ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 1〜9巻＆スピンオフ2巻 セット(バレンタインデー風特製イラストカード)』
サラリーマンの吉田はヤケ酒した帰り道、路上に座り込む女子高生を見つけてーー。 「ヤラせてあげるから泊めてよ」 なし崩し的に始まった家出JK・沙優との同居生活！ アンバランスな二人が紡ぐ日常ラブコメ！
| 作者 | しめさば/ぶーた |
|---|---|
| 価格 | 7678円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2023年02月 |
『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 （1）』
サラリーマンの吉田はヤケ酒した帰り道、路上に座り込む女子高生を見つけてーー。 「ヤラせてあげるから泊めてよ」 なし崩し的に始まった家出JK・沙優との同居生活！ アンバランスな二人が紡ぐ日常ラブコメ！
| 作者 | しめさば/ぶーた/足立 いまる |
|---|---|
| 価格 | 682円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2019年05月25日 |
『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 （2）』
吉田の家を抜け出した沙優は、駅前で三島が吉田に抱きつく決定的瞬間を目撃してしまう。溢れる気持ちを抑えきれず、そのまま公園に逃げ出し一人涙を流す沙優。するとそこで声をかけてきたのは…三島！？
| 作者 | しめさば/ぶーた/足立 いまる |
|---|---|
| 価格 | 682円 + 税 |
| 発売元 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2019年10月26日 |
『蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ』
ある時は“コケティッシュ”な女、ある時は赤い三年子の金魚。犀星の理想の“女ひと”の結晶・変幻自在の金魚と老作家の会話で構築する艶やかな超現実主義的小説「蜜のあわれ」。凄絶なガン闘病記「われはうたえどもやぶれかぶれ」、自己の終焉をみつめた遺作詩「老いたるえびのうた」等、犀星の多面的文学世界全てを溶融した鮮やかな達成。生涯最高の活動期ともいうべき晩年の名作5篇を収録。
陶古の女人
蜜のあわれ
後記 炎の金魚
火の魚
われはうたえどもやぶれかぶれ
老いたるえびのうた
| 作者 | 室生 犀星/久保 忠夫 |
|---|---|
| 価格 | 1430円 + 税 |
| 発売元 | 講談社 |
| 発売日 | 1993年05月10日 |
『人間になりたがった猫』
| 作者 | ロイド・アレグザンダー/神宮輝夫 |
|---|---|
| 価格 | 1320円 + 税 |
| 発売元 | 評論社 |
| 発売日 | 1977年04月 |
今回は、伝統と風習が交錯する和風ミステリーおすすめ小説10選、「厭魅の如き憑くもの」や「凶笑面」などの人気作をご紹介しました。日本の古き良き文化や謎めいた世界を舞台にした作品たちは、心をくすぐられる展開や緻密な謎解きが魅力です。
そして、ひげを剃る。そして女子高生を拾う。シリーズは、奇妙なタイトルに惹かれる人も多いことでしょう。主人公の孤独な日常が一変する瞬間から、予測不可能な展開に引き込まれます。人間の心の奥に秘められた複雑な感情や深い絆が描かれており、読む者に感動を与えるでしょう。
さらに、動物が人間に変身する小説3選もご紹介しました。動物たちの内面世界や生き様にスポットを当てた作品たちは、人間にはない独特の視点から物語を綴っています。人間の欲望や葛藤が混じり合った中で、動物たちが悩みながらも成長していく姿に共感を覚えることでしょう。
どの作品も、日本の独特な文化や風習を取り入れながらも、普遍的なテーマを描いています。緻密なストーリーテリングや奥深いキャラクターたちが、読者を引き込んで離しません。
ぜひ、手に取ってみてください。あなたもきっと、ワクワクとした冒険の世界に引き込まれることでしょう。
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