恋愛感動から四季の絵本まで!泣ける小説や季節の名作、ムーミン本のおすすめ10選

今回は、心を揺さぶられる恋愛ラノベ小説、四季を感じる絵本、そしてムーミンの世界に浸れる本を、それぞれ10選ずつご紹介します。大人も思わず涙する名作から、わくわくするような物語まで、幅広く取り揃えました。読者の皆様にとって、新たな読書体験ができることを願っています。
『ひまわりは恋の形』

世界で一番美しい、究極の遠距離恋愛を描く
『桜の花びら集めてみませんか?』
大学四年生の春、就職試験に全滅した日向(ひなた)は、友人から不思議なアルバイトを紹介される。怪しいと思いつつも、彼はそこで出逢った依頼主・雫(しずく)に一目惚れをする。彼女がくれた「ありがとう」という言葉は、希望をなくしていた日向の心を鮮やかな色に染めた。自分も誰かに「ありがとう」と言われる仕事がしたい。彼女に振り向いてもらいたい。その思いを胸に、日向は新たな一歩を踏み出した。
しかし雫には、大きな大きな秘密があった……。
「本当のわたしを知ったら、きっと好きじゃいられないよ。わたしね、一年でたった七日間しか起きていられないの」
雫は一年のほとんどを眠り続けるという不思議な体質の持ち主だったのだ。彼女に逢えるのは夏のほんの一週間だけ。その事実に動揺を隠せない日向。
夢の中じゃメールも電話もできない。逢いたくても逢えない。声だって聞くこともできないんだ。そんな女の子と恋なんて絶対にできっこない。
この恋は、夢と現実の遠距離恋愛なんだ……。
どんな国よりずっと遠くて、どんな時差よりずっと永い、
究極の遠距離恋愛の物語ーー。
【編集担当からのおすすめ情報】
宇山佳佑さんは現代の恋愛小説家のなかでも、今、次作が最も待ち遠しい作家さんの一人ではないでしょうか。今回の原稿を拝読して、あまりに素敵な恋愛小説で鳥肌が立ちました。控えめに言っても、宇山さんの最高傑作かと思います。登場人物の想いがこもった物語が幾層にも重なって、胸に迫ってきます。ページをめくる手が止まらず、心からワクワクしました。それぞれのシーンが鮮やかで映像が目に浮かんできました。
切ないけれど、悲しくない。泣けるんだけれど、読後爽快。読むだけで心がキレイになる、そんな素敵な恋物語。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
目次
プロローグ いつ終わるとも限らない世界で 5
第一章 究極の遠距離恋愛 8
第二章 待ってないでの日々 156
第三章 君と僕の一生分の恋 264
エピローグ 果てなく続く眠りの中で 330
作者 | 宇山 佳佑 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2022年03月14日 |
『葉っぱのフレディ いのちの旅』

この絵本を、自分の力で「考える」ことをはじめた子どもたちと、子どもの心をもった大人たちに贈ります。
わたしたちはどこから来てどこへ行くのだろう。
生きるとはどういうことだろう、死とは何だろう。
人は生きているかぎりこうした問いを問いつづけます。
この絵本が自分の人生を「考える」きっかけになってくれることを祈ります。
この本はアメリカの著名な哲学者レオ・バスカーリア博士が書いた、生涯でただ一冊の絵本です。
この絵本の原書を手にしたとき、編者はすぐに出版を決意し、契約にサインしました。
絵本の中には編者の決意をうながすキーワードがありました。
CHANGE IS NATURAL
作者のバスカーリア博士は敬虔なクリスチャンです。
変わることは自然なことだ、死もまた変わることの一つだ、と書いています。
日本人の死生観と同じです。
そして、物語は、春に生まれた葉っぱのフレディが、夏にはよく働き成長し、秋には紅葉し、冬には死ぬけれど、また春に生まれるという、いのちの循環を書いたものです。
出版後、原書をあらためて読み直して、このフレーズを探したのですがどこにもありません。
未だもって不思議なことだと思っています。
この地球上では太古の昔から、いのちの循環が行われています。
バスカーリア博士は、子どもたちに向かって絵本を作るとき、哲学のみならず自然節理の観点からも、生態系循環の真実を語りました。
2025年「葉っぱのフレディ」は出版累計120万冊に達しました。真実に根ざした絵本ですから、これからもたくさんの読者の方に読まれていくのだと思います。
作者 | レオ・バスカーリア/みらい なな/島田 光雄 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 童話屋 |
発売日 | 1998年10月 |
『ムーミンのたからもの』

ムーミン谷のなかまたちは、みんな自分だけの「たからもの」をもっています。
スナフキンはハーモニカ、
ママはハンドバッグ、
パパはぼうし、
ミイは自由なこころ。
「でも、ぼくには……、なんにもない」
かんがえれば、かんがえるほど、
ムーミンは、ひどく かなしい きもちに なりました。
ムーミンは、ムーミンママに きいてみました。
「ねえ、ママ。ぼくだけが もってる ものって あるかなあ?」
ムーミンのやさしさにつつまれた、ロングセラーのおはなし絵本です。
*すべてひらがな
*5歳くらいから
この本は、トーベ・ヤンソンの「ムーミンシリーズ」をもとに日本で編集・出版されました。
(C) Moomin Characters TM
作者 | トーベ・ヤンソン/松田 素子 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2005年08月 |
『ムーミン谷のクリスマス クラシック・ムーミン絵本』

ムーミンの短編が、美しい絵本に!
短編集『ムーミン谷の仲間たち』所収の
「もみのき」が、1冊の絵本になりました。
ムーミン一家がぐっすり冬眠していると、
いきなりヘムルに起こされました。
「クリスマスがくるのに、ねむってるなんて!」
ムーミン一家は「クリスマス」なんてことばは、
はじめて聞きました。
でも、ほかの人たちは「クリスマス」をむかえる
準備であたふたしています。
もみの木やら、ごちそうやら、プレゼントやら…。 どうやら、クリスマス、というのは、
とてもこわい人のようです…。
ムーミンのあの短編が、
手に取りやすい絵本になりました。
クリスマスプレゼントにもどうぞ!
作者 | アレックス・ハリディ/セシリア・ダヴィッドソン/フィリッパ・ヴィードルンド/トーベ・ヤンソン/オスターグレン晴子 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 徳間書店 |
発売日 | 2019年11月08日 |
以上、おすすめの書籍を紹介いたしました。それぞれの作品にはそれぞれの魅力がありますが、読者の皆さんにとって特に心に残るものがあれば嬉しいです。本を読むことは、自分自身を成長させたり新しい発見を与えてくれたりする素晴らしい経験です。ぜひ、この機会に新しい作品に挑戦してみてはいかがでしょうか。愛読することができる作品が見つかることを祈っております。ありがとうございました。
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