父親、流体力学、佐藤亜紀の小説―おすすめ本8選を紹介

新米パパにおすすめの本や、流体力学を学ぶ人にぴったりの参考書、そして名作小説まで幅広いジャンルを取り上げた記事。父親になる準備や専門知識の向上、小説好きの方にも満足いただける充実のラインナップです。気になる本を手に取って、新しい世界に触れてみませんか?
『新装版 はじめてパパになる本 父親のための育児手帖』

妊娠から3歳まで
新米パパの育児ハンドブック
妻の妊娠がわかってから、産院選び、妻のケア、お金のこと、出産準備、子どものほめ方・叱り方、遊び方、病気やケガの対処まで、妊娠・出産・子育ての疑問を小児科と産婦人科の先生がていねいに解説する。父親目線の育児ハウツーが豊富なイラストでよくわかる。夫婦で読みたいQ&Aも満載!
溺愛する2人の娘の日常漫画をSNSで発信している、ゆーぱぱさんのイラストが満載! 描きおろしの子育てコミックエッセイも巻末に収録。
【目次】
第1章 妊娠10カ月間(妻の妊娠発覚から妊娠中の生活、産み方、出産準備まで)
第2章 出産から退院まで(お産のはじまりから分娩、出産後の手続き、退院まで)
第3章 誕生から1歳まで(お風呂の入れ方から授乳、おむつ交換、スキンシップ術まで)
第4章 1歳から3歳まで(上手なほめ方から叱り方、遊び方、病気・ケガの知識まで)
※本書は2008年に刊行された『はじめてパパになる本(増補改訂版)』(有楽出版社刊)を一部改稿・イラストを刷新し、再刊行したものです。
作者 | 今田 義夫/貝嶋 弘恒 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 実業之日本社 |
発売日 | 2022年09月30日 |
『流体力学超入門』

水や空気はどのように流れるのか。その運動をいかに制御するか。流体力学は自然現象の理解から、飛行機などの産業的応用まで幅広い場面や目的と関わっている。粘性、渦、乱流、レイノルズ数、不安定性といった重要な概念を高校数学レベルで解説。物理的なアイデアに焦点をあてて、現代的な視点で書かれた本格的入門書。
まえがき
1 「流体」とは何だろうか?
2 流れがあると「粘性」が見えてくる
3 世界にあふれる「管内流れ」
4 「次元」で現象の本質をつかむ
5 流体力学の歴史を変えた「境界層」
6 「渦」を見る,「渦」を使う
7 パターンを生み出す「不安定性」
8 「流体力学」の未来
訳者あとがき
参考文献
図版クレジット
索 引
作者 | エリック・ラウガ/石本 健太 |
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価格 | 1870円 + 税 |
発売元 | 岩波書店 |
発売日 | 2023年12月14日 |
『高校数学でわかる流体力学』

ニュートン力学の極致、憧れの流体力学を理解しよう。水理学や航空力学はもちろん、船や海洋、さらにはエンジンや油圧・配管など、液体や気体を扱う全ての分野で、流体力学は必須です。さらに、理系好きの読者にとって流体力学は憧れです。そこで本書では、流体力学の基礎的から、飛行機の飛ぶ原理として有名な「ベルヌーイの定理」の完全理解を目指し、二次元翼の揚力を計算してみます。
水理学や航空力学はもちろん、船や海洋、さらにはエンジンや油圧、配管など気体・液体を扱う全ての分野で、流体力学は必須です。
また、理系好きの読者にとって、流体力学憧れです。
そこで本書では、流体力学の基礎的な理解から、飛行機の飛ぶ原理として有名は「ベルヌーイの定理」の完全理解を目指します。
「飛行機が飛べる原理は、『ベルヌーイの定理』ではない」という説が、話題になったことがありました。しかし、やはり「ベルヌーイの定理」を用いない限り、ジェット旅客機の巨大な揚力の発生を説明することができません。
液体、気体などの流れる物体を「流体」または「連続体」と呼び、それらの振る舞いを知る物理学を「流体力学」と言います。「ベルヌーイの定理」はこの流体力学のなかの最も重要な定理の一つです。
本書は、流体力学の基本的な考え方から初めて、「ベルヌーイの定理」の完全理解を目指すとともに、「7大難問」で有名な「ナビエ・ストークス方程式」も解説します。
作者 | 竹内 淳 |
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価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 2014年06月20日 |
『バルタザールの遍歴』

「私の筆跡にやや乱れが見えるとしたら、それはバルタザールが左手で飲み、私が右手で書いているからだ」
1906年、ウィーンの公爵家に生まれたメルヒオールとバルタザール。しかし二つの心に用意された体は一つだった。放蕩の果てに年若い義母との恋に破れた彼らは酒に溺れ、ウィーンを去る。やがてナチスに目を付けられ、砂漠の果てに追い詰められた二人はーー。
双子の貴族が綴る、転落の遍歴。世界レベルのデビュー作。
解説 石井千湖
第一部 転落
1. 一九一八年十一月十三日ーーヴィスコフスキー=エネスコ家の長子の名について。降誕節の天啓が我々の運命を決定すること、即ち世間の圧倒的無理解。帝国の没落と母の死。チロルの学校での奇妙な出米事。父の再婚とパリの生活。従妹マグダ。グラーベンメッサー一族。頭蓋骨学者コンラート・シュトルツ。ベルタルダ。財政問題に関する管財人との対話。郊外の昼食における私の不用意な一言。
2. 一九三四年七月二十五日ーーグラーベンメッサー家のザルツブルクの山荘にて。クーデタ。ボードレール謂うところの可憐な二姉妹、すなわち放蕩と死に関する一考察。アクラシェフ邸の饗宴。屋敷を抵当に入れる。父の死。ベルタの失踪。
3. 一九三八年三月十三日ーー私は飲み始め、バルタザールは書き始める。バルタザールの小説の悲惨な運命。叔母はついにヴィスコフスキー=エネスコ宮を手に入れる。死との戯れ。マグダの結婚。ギービッヒの館における英雄的愚行。翌日。精神科医との対話。ウィーンを離れる。
第二部 転落の続き
1. 転落の底ーーザルツブルク経由バーゼル行き列車における金髪のエックハルトとの好ましからざる出会い。チューリヒの宿に届いた奇妙な手紙のことーーABC氏。ヴァイゼンドルフ=エステル男爵の没落。クレール。ラバル氏のカルタ遊び。再び金髪のエックハルトとの好ましからざる出会い。密輸商人イブラヒム。砂漠に置き去りにされる。三度金髪のエックハルトとの好ましからざる出会い。
2. 非物質的実体の冒険ーーアンドレアス・コルヴィッツとは何者か。逆襲。アンドレアス・コルヴィッツとの再会。彼の驚くべき身の上話。クレールの店に帰る。四度金髪のエックハルトとの好ましからざる出会い、ただし、物質的身体を超越した身にはもはや恐るべきものなど何も存在しないこと。外交の革命。
3. 客船アルケスティス号上の大活劇ーーハーウィヤ駐在領事代理ヘルマン・ファン・デューレン博士とその夫人。チュニスへの旅。出航。バルタザールとの再会。怒りに燃えた私はアンドレアス抹殺を決意する。偽りの一夜。パオラとの戯れ。嵐。ベルタルダは私たちから永久に去る。
後記
解説 石井千湖
作者 | 佐藤 亜紀 |
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価格 | 1012円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年05月22日 |
読んでいただいた皆さん、いかがだったでしょうか。父親になる方々や流体力学に興味のある方、そして佐藤亜紀の小説が好きな方々には、きっとおすすめの作品が見つかったのではないでしょうか。新たな知識や感動を得るきっかけとなったら嬉しいです。これからも様々なジャンルの書籍を紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。本を通じて、皆さんがさらに豊かな人生を送れるよう、これからも精力的に情報をお届けしていきます。それでは、次回の書籍紹介もお楽しみに!
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