自分への気づきとグルメの饗宴!エストニアを知る小説10選

人生を考えるきっかけって、意外と身近な市井のできごとから始まることもありますよね。例えば、日常の中で見かける人々の交流やコミュニケーション。そんな現代小説には、自分自身を振り返る機会に繋がる作品が存在します。今回は、そんな作品たちをご紹介します。それぞれの作品で描かれる人間模様や心情に、共感する部分があるかもしれません。人生を深く考えるきっかけをくれるかもしれませんよ。
『ちどり亭にようこそ 〜京都の小さなお弁当屋さん〜』

京都のお弁当屋を舞台に繰り広げられる美味しくて心温まる人情ドラマ!
ここは、昔ながらの家屋が残る姉小路通沿いに、こぢんまりと建っている仕出し&弁当屋「ちどり亭」。
店主の花柚さんは二十代半ばの美しい人で、なぜか毎週お見合いをしている。いつも残念な結果に終わるらしいんだけど、どうしてなんだ?
「結婚したいんですか?」と尋ねると「お見合いがライフワークなの」と答える彼女。
うーん、お茶目な人だ。
そんな花柚さんが作る最高に美味しいお弁当は、とても人気で、花柚さんもバイトのぼくも毎日、朝から仕出しや弁当販売で大忙し。
あ、いらっしゃいませ! どのお弁当にしますか?
作者 | 十三 湊 |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年07月23日 |
『エストニア紀行 森の苔・庭の木漏れ日・海の葦』

昔の生活が残る小さな島の老婆たち。古いホテルの幽霊。海辺の葦原。カヌーで渡る運河の涼やかな風。そして密かに願ったコウノトリとの邂逅は叶うのか……。北ヨーロッパの小国エストニア。長い被支配の歴史を持つこの国を訪れた著者が出会い、感じたものは。祖国への熱情を静かに抱き続ける人々と、彼らが愛する自然をつぶさに見つめた九日間の旅。
作者 | 梨木 香歩 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2016年05月28日 |
『エストニアのかわいい刺しゅうと民族衣装のはなし』

手しごとの国エストニアでは美しく可憐な伝統刺しゅうと民族衣装が、今もなお受け継がれています。日本ではまだほとんど知られていないエストニア刺しゅうは、華やかで精緻でありながら、どこか懐かしさを感じられるステッチとデザイン。手芸ファンならば心惹かれるものばかりです。本書では著者が現地に通い詰めて学んだ、各地域に伝わる基本のステッチや図案に加え、民族衣装の文化や歴史を写真つきでご紹介します。他では見ることのできない、エストニア刺しゅうの魅力を存分に味わえる貴重な1冊となっています。
*掲載地域:ムフ、リフラ、セト、ムルギ、キヒヌ
*基本のエストニア刺しゅうのステッチ&図案23種を紹介
作者 | 荒田 起久子 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 産業編集センター |
発売日 | 2023年09月13日 |
今回は、人生を考えたり、自分と向き合ってみたりするのにぴったりな現代小説を5作品ご紹介しました。心に響くストーリーや美しい文章で、読んだ後に何かを考えさせられること間違いなしです。
また、小説と料理が絶妙にマッチした作品もご紹介しました。食べたい気持ちと読みたい気持ちが一度に叶う、飯テロにもなること間違いなしですよ。作中の料理を再現してみるのも一興ですね。
そして、エストニアについて知ることができる本も4冊ご紹介しました。エストニアがどんな国なのか、文化や歴史に触れることができます。知らない国の魅力を感じることができるのは、とても素敵なことですね。
自分自身のことを考えたり、新たな料理や国に触れたりすることで、日々の生活に彩りを与えてみませんか?ぜひ、この作品たちと一緒に、自分自身や世界と向き合ってみてください。きっと、新たな発見があるはずです。
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