やなせたかし特集【おすすめ10選】

日本中の子供たちの心に深く刻まれているあのキャラクターたち。彼らを生み出したのは、なんといってもやなせたかし先生ですよね。その独特の世界観とメッセージ性に溢れた作品は、大人から子供まで幅広い世代に愛されています。今回は、そんなやなせたかし先生の作品からおすすめの10選をピックアップしました!幸せそうなキャラクターたちの笑顔は、見ているだけでこちらも幸せな気分になれますよ。そしてその中には、時に厳しさをも込めて人々に大切なことを伝えてくれる作品も。一見キュートなキャラクターたちを通じて、はじめて気づく社会のあり方や人間性。そんな深いメッセージ性も含んだ独自の世界観を堪能してみてはいかがでしょうか。
『やなせたかし物語 なんのために生まれて なにをして生きるのか』

アンパンマンの作者、やなせたかし。
その人生は、明るく楽しいことばかりではありませんでした。
両親との別れ、戦争、弟の死、まんが家としてうまくいかないあせり……。
なんのために生まれて なにをして生きるのか──
それを問いつづけてきた、やなせたかしの物語。
ーーー
やなせたかし先生の意思をつぐ、やなせスタジオが作・絵を担当。
生前に自画像がわりに描いていた「やなせうさぎ」をモチーフとし、子どもたちにも受け入れられやすい伝記絵本です。
巻末には、94年の生涯がより詳しくわかる、貴重な写真が満載の人生年表がついています。
作者 | やなせスタジオ |
---|---|
価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | フレーベル館 |
発売日 | 2025年05月16日 |
『やなせたかしの素顔 のぶと歩んだ生涯』

作者 | 伊多波碧 |
---|---|
価格 | 930円 + 税 |
発売元 | 潮出版社 |
発売日 | 2025年03月06日 |
『やなせたかしの生涯 アンパンマンとぼく』

NHK朝ドラ「あんぱん」放送!
梯久美子が書き下ろす「アンパンマン」の作者・やなせたかしの本格評伝
栗林忠道、島尾ミホ、原民喜などの評伝を手がけてきたノンフィクション作家・梯久美子が、綿密な取材をもとに知られざるエピソードを掘り起こした「やなせたかし」評伝の決定版。
高知県で生まれた嵩(たかし)は、幼少期に父を亡くし、再婚した母とも別れて伯父の家で育つ。
東京で美術を学び、デザイナーとなるが、徴兵され中国大陸へ。
戦場で飢えを経験したことと、たったひとりの弟が23歳の若さで戦死したことが、のちに「アンパンマン」の誕生につながっていく。
戦後に就職した高知新聞社で「韋駄天おのぶ」とあだ名される元気いっぱいの女性・暢(のぶ)と出会った嵩は、
再度上京し、妻となった暢とともに子どもの頃からの夢だった漫画家を目指す。
たくさんの挫折を経験し、ようやくアンパンマンを生み出すが、
「顔を食べさせるなんて残酷だ」「気持ち悪い」と大人たちからは大ブーイング。
だが子どもたちは、無垢な心でアンパンマンを愛してくれたーー。
著者はかつて『詩とメルヘン』編集者として、やなせたかしのもとで働き、晩年まで親交があった。
子ども向けに書いた伝記『勇気の花がひらくとき やなせたかしとアンパンマンの物語』(フレーベル館)はロングセラーとなり、小学校の教科書に採用されている。
2011年の東日本大震災直後、被災地からラジオ局にリクエストが殺到した「アンパンマンのマーチ」。
避難所で大合唱する子どもの姿に、92歳だったやなせは感動し、94歳で亡くなるまで、復興のために力を尽くした。
愛と勇気に生きた稀有な生涯を、評伝の名手が心を込めて綴る感動作。
(文庫オリジナル)
作者 | 梯 久美子 |
---|---|
価格 | 770円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2025年03月05日 |
『やなせたかし 子どもたちを魅了する永遠のヒーローの生みの親』

「キャラクターというのは発酵していくものだ。かいているうちに徐々に出来上がっていく。いきなりは完成しない」--。失敗を恐れずに絶えず試行錯誤を繰り返し、描き続けることで「アンパンマン」を世代を問わず人々に愛される国民的キャラクターに育てあげた、やなせたかし。「何をして生きるのか」を真摯に問い、子どもたちや災害に打ちひしがれる人々に常に寄り添って、愛と勇気を届け続けた、強く温かな生涯を追う。
第一章 「故郷」の空に湧く雲に憧れて
第二章 恋をして、描くことに魅せられて
第三章 「銀座学校」の勉強熱心な優等生!?
第四章 夢とハチキンを追いかけて、再び東京へ
第五章 「困った時のやなせさん」では困るのだが……
第六章 長い歳月を経てアンパンは美味しく熟成する
第七章 なんのために生きるのか?
作者 | 青山 誠 |
---|---|
価格 | 858円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2025年03月22日 |
『新装版 やなせたかし 明日をひらく言葉』

2025年春朝ドラの主人公のモデルにもなった、やなせたかしさん。
「アンパンマンシリーズ」や童謡「手のひらを太陽に」などの作詞にとどまらず、詩に、エッセイに、と幅広く活躍されました。その心に響く言葉の数々を、やなせさんの人生とともに紹介します。
●甘くたっていいさ。甘いのが好きな人もいるし、からいのが好きな人もいる。
●八十歳過ぎると人生のマニュアルがない。毎日が新鮮でびっくり仰天。見ること、聞くこと、やること、なすこと、すべてが未知の世界への冒険旅行だからおもしろい。
●正義のための戦いなんてどこにもないのだ。
●ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい。
●劣等感はまったくくだらない感情です。こんなもの捨てるにこしたことはない。
●いまの仕事に不満を持っていたら、天職には出会えない。
●一寸先は闇でも、その一寸先には光がある。
●たとえ十種の病気持ちでも運は天に任せて、できる限りおしゃれもして、この人生を楽しみたい。
本書は2016年にPHP研究所から刊行された書籍『(愛蔵版)やなせたかし 明日をひらく言葉』を再編集、新装復刊したものです。
作者 | PHP研究所 |
---|---|
価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | PHP研究所 |
発売日 | 2024年03月25日 |
『やなせたかし詩集 てのひらを太陽に』

「てのひらを太陽に」「人間なんてさみしいね」「天使のパンツ」…アンパンマンの生みの親にして、「詩とメルヘン」編集長を務めたやなせたかしの詩は長く熱く支持され、一生の宝物のように愛され続けている。『愛する歌』から『アンパンマン伝説』までの名著より、“星屑”をひろい集めた宝石箱。
作者 | やなせ たかし |
---|---|
価格 | 990円 + 税 |
発売元 | 河出書房新社 |
発売日 | 2024年11月06日 |
『生きているってふしぎだな やなせたかし詩集』

やなせ先生の詩集は数多く刊行されておりますが、「初めて子どものための詩集」として刊行したのが本書です。
「過労が原因で入院した際に、ぽっかり空いた時間の中でまとめたもの」と、あとがきにあります。
ジュニアポエムシリーズという「子どもから大人まで楽しめる詩集」に共感していただき、やなせ先生にとって初めての子どものための詩集が上梓されたのでした。
★もくじ★
第一章 ちいさな紳士
・ちいさな紳士 ・ふたつのことば ・ちいさな雲 ・虹の足 ・すずめの涙 ・えくぼの歌 ・愛するネッシー ・すみれの手紙 ・オラウータン
第二章 生きているってふしぎだな
・ちいさなてのひらでも ・生きているってふしぎだな ・えらくなっちゃいけない ・また夜がきて ・今日いちにち ・ヤッキー君とモッキー君 ・紅い町 ・ありふれた町 ・秋ちゃんと秋 ・人間はたべずには 生きられない ・ひかげの花 ・ガンバリルおじさん ・すてきなおじいさん ・さんぱつの歌
第三章 ポツン
・ポツン ・さよならけしごむ ・さすらいのブラックキャット ・茶色のチャウチャウ ・ひざっこぞうのうた ・ありがとう野菜 ・サビ太郎子守歌 ・かみなりドラマー
第四章 いずみ
・いずみ ・ゆうやけ ・つき ・ひとり ・さびしいひとが ・石と石 ・小鳥 ・ふるさと ・大きな木 ・木も草も ・おみやげ
あとがき
作者 | やなせたかし |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 銀の鈴社 |
発売日 | 2015年10月26日 |
『やなせたかしと小松暢の人生』

日本中の子供達に愛される国民的ヒーローを生み出したやなせたかしと、彼の妻・小松暢の生涯を、豊富なビジュアルとともに紹介。2025年春からは、ふたりをモデルにした朝の連続テレビ小説『あんぱん』も始まるなど、今一番知っておきたい人物の人生がこの一冊でわかります。
作者 | メディアソフト |
---|---|
価格 | 1210円 + 税 |
発売元 | メディアソフト |
発売日 | 2025年01月30日 |
『やなせたかしの言葉 いくつになっても夢を追い続ける』

2025 年春のNHK 朝ドラ「あんぱん」のモデル、やなせたかし。
その人生は波乱万丈で、人気キャラクター「アンパンマン」がヒットしたのは69歳のときでした。お腹をすかせている子に自分の「顔」を食べさせる個性的なキャラクターはなぜ生まれたのか? 残された数々の言葉から、遅咲きの成功に隠されたドラマに迫ります。
第1章 アンパンマンに託した思い
第2章 「やなせたかし」という生き方
第3章 ひたむきな努力が運を連れてくる
第4章 どんなときも前を向いて
第5章 誰かの「喜び」のために生きる
第6章 シニアの希望の星になる
第7章 平和と正義の大切さを伝えていく
作者 | 桑原晃弥 |
---|---|
価格 | 1100円 + 税 |
発売元 | リベラル社 |
発売日 | 2025年01月20日 |
『やなせたかし先生のしっぽ やなせ夫妻のとっておき話』

やなせ先生夫妻の秘書が語るふたりのこと
2025年春NHK朝ドラ「あんぱん」の
モデルとなったやなせ夫妻に
20年寄り添った秘書がはじめて語る
おふたりの暮らし、生活、仕事に思い出…。
たまたま通っていた茶道教室の
お師匠だった
やなせ先生の奥様にスカウトされ、
やなせ先生のスタジオで働くことになった著者。
先生のことをくれぐれも頼むと
言い続けて亡くなった奥様のこと、
お茶や夕食の時間、またふとした時間に
先生の口から語られる
幼少期や青春時代、
仕事にかける情熱の話。
そして、ユーモアにあふれた
先生との日々の暮らし…。
さらに、先生自ら「十病人」と称するほどに、
つぎからつぎへ襲ってくる病気に
翻弄されるふたりの闘病&看病日記も収録。
マイペースでのんびりと
いつも人の一番うしろにいた著者が
先生の残したしっぽのような
思い出とことばをたどるエッセイ集です。
【編集担当からのおすすめ情報】
いつも元気とユーモアにあふれていたやなせ先生が、
著者に見せた甘えや弱さに
二人の絆を感じます。
著者が聞いた先生最後の作品は
涙なしには読めません。
親子でも夫婦でも恋人でもないふたりの
どこかおもしろい日々には
優しさがあふれています。
作者 | 越尾 正子 |
---|---|
価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 小学館 |
発売日 | 2025年04月25日 |
それぞれのストーリー、キャラクターが生み出す独特の世界観を通じて、やなせたかし氏の作品は多くの人たちの心に響き続けていることでしょう。さまざまな時代や状況を反映しつつも、その根底に流れるメッセージは一貫して変わることがありません。それは、大切な人を思いやる心、自分自身を信じる力、困難を乗り越える勇気であることは言うまでもありません。その一方で、やなせ氏の作品は決して説教的ではありません。
愛嬌あふれるキャラクターやユーモラスなエピソードに包まれながら、まるで人生の教科書のように、私たちに大切なことを教えてくれます。その深さは読むたびに新たな発見をもたらし、幼いころに目にした作品が大人になってから再び手に取ると、また違った形で心に響くのがやなせ氏の作品の魅力の一つだと思います。
また、読む人それぞれによって感じることが違い、解釈も多様であるところもやなせ氏の作品の大きな特長です。あらためて、彼の作品を読み返すことで、様々な角度から人間や社会、そして人生を見つめ直すきっかけになることでしょう。
今回紹介した10作品は、多くの名作の中から厳選したものですが、まだまだやなせたかし氏の世界には素晴らしい作品がたくさんあります。そのどれもが心に残り、何度でも読み返したくなるでしょう。
それぞれが自分なりのやなせたかしを見つけて、その想いを胸に、作品を楽しんでいただければ幸いです。やなせたかし氏の作品と共に、色々な想いや学びを大事にしていきましょう。
本サイトの記事はあくまで新しい書籍と出会う機会を創出する場であり情報の正確性を保証するものではございませんので、商品情報や各作品の詳細などは各自で十分に調査した上でご購入をお願いいたします。各通販サイトが提供するサービスは本サイトと関係ございませんので、各通販サイトは自己責任でご利用ください。