和風ミステリーから建築基準法、命を考える絵本までおすすめ本をご紹介

和風ミステリーをテーマにしたおすすめの小説10選を紹介します。伝統と現代が交錯する風景が織り成す緊迫感に引き込まれること間違いなしです。厭魅の如き憑くものや凶笑面など、各作品の魅力をじっくりとご紹介します。気になる作品があれば、ぜひ手に取ってみてください。
『凶笑面』

面の持つ怨念によって村内に死者が急増し、社に封印されたという伝説を持つ「凶笑之面」。その由来を調査して欲しいとの依頼が、蓮丈那智の研究室に届いた。差出人は業界でも悪名高い骨董商の安久津圭吾。不可解な思いを抱きつつも長野へ赴き、調査を始めた矢先、安久津は死体となって発見される。果たして面の呪いなのか?写真だけが残された「喜人面」の実物はどこに?(表題作)伝承は死なず、必ず甦る。封じられた怨念は、深き業を糧に何度でも息を吹き返す-。最新の民俗学を大胆に取り入れ、日本人の根源を容赦なく抉り出す。本邦初、本格民俗学ミステリー。
作者 | 北森鴻 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2000年05月20日 |
『100万回生きたねこ』

100万年も しなない ねこが いました。
100万回も しんで,100万回も 生きたのです。
りっぱな とらねこでした。
100万人の 人が, そのねこを かわいがり, 100万人の 人が, そのねこが しんだとき なきました。
ねこは, 1回も なきませんでした。
読むたびにちがう気持ちになる、りっぱなとらねこの、ふしぎな物語。
●週刊朝日書評
「これはひょっとすると大人のための絵本かもしれないが、真に大人のための絵本ならば、子供もまた楽しむことができよう。それが絵本というものの本質であるはずだ。そして『100万回生きたねこ』は、絵本の本質をとらえている。」
●日本経済新聞「こどもの本」書評
「 このとらねこ一代記が、何を風刺しているかなどと考えなくても、すごいバイタリティーをもって生き、かつ死んだ話をおもしろいと思ってみればよいと思う。上級から大人まで開いてみて、それぞれに受けとめられるふしぎなストーリーでもある。飼い主へのつながりが無視され、前半と後半が途切れているようで、みていくとつながってくるふしぎな構成である。」
作者 | 佐野 洋子 |
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価格 | 1650円 + 税 |
発売元 | 講談社 |
発売日 | 1977年10月 |
これらの書籍は、それぞれ異なる世界観やテーマを描きながら、読者に新たな視点や気づきを与えてくれます。物語の中で繰り広げられる謎や秘密、命の尊さを考えさせられるシーンなど、心に響く場面が多く描かれています。和風ミステリーから建築基準法まで、幅広いジャンルにまたがるこれらの書籍は、きっと読者の興味を引き、新たな知識や感動を与えてくれることでしょう。ぜひ、自分自身の価値観や考え方を見つめ直すきっかけとして、これらの作品に触れてみてはいかがでしょうか。きっと、何か新しい発見が待っているはずです。読書を通じて、新たな世界に触れ、豊かな気づきを得ることができることを願っています。
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