水墨画や歴史小説、島根県を巡る絵本まで!おすすめのアート関連書籍4選

水墨画の描き方から日本の歴史小説、島根県が舞台の絵本まで、幅広いジャンルの本をご紹介します。読み応えのある作品が揃っていますよ。ぜひチェックしてみてください!
『水墨画の教科書 現代感覚で描く』

日本の伝統文化に根付き、その独自な表現が大きな魅力となっている水墨画。
本書は、伊藤昌、久山一枝、根岸嘉一郎という実力派三画家の共著により、
伝統を踏まえつつ現代に生きる水墨画の描き方を詳しく解説した総合的な水墨画指導書です。
墨の磨り方から、調墨、運筆、基礎的な技法、応用技法、作品づくりのコツまでを、
豊富な作例と描法プロセス、基礎知識の解説を交えて丁寧に説明しています。
水墨画初心者はもちろん中・上級者の方も、基本テキストとして、また再確認のための参考書として、ぜひお役立て下さい。
また本書では、本文中の説明をさらに理解しやすくするために、重要なポイント36箇所に動画による解説を入れました。
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〈口絵〉水墨画の魅力
1章 水墨画の基本
水墨画の画材
筆/墨/硯/紙/その他の道具/用具の配置
墨の準備
墨の磨り方(濃墨を作る)/淡墨・中墨を作る/三墨法の調墨/三墨法の応用/片墨法の調墨
運筆の基本
筆の持ち方/直筆・側筆・半側筆/露鋒・蔵鋒/順筆・逆筆
[Lesson]側筆・半側筆の練習
◇紙を選ぶ
点・線・面で描く
点で描く 「苺」「南天」「葡萄」/線で描く/面で描く「ひょうたん」/点・線・面の組み合わせで描く
◇「米点」の応用
鉤勒法と没骨法
四君子に学ぶ
竹を描く/蘭を描く/梅を描く/菊を描く
◇簡単な裏打ち方法
2章 さまざまな技法
墨・水・紙の性質を生かす
筋目描き「玉ねぎ」「えんどう豆」「入道雲」/にじみ「ひよこ」/かすれ「二枚貝」/ぼかし「靄」/
先濃後淡「高原の針葉樹林」/破墨と潑墨「蓮」/垂らし込み「牡丹の葉」
いろいろな画材と技法
彩色を楽しむ「薔薇」「桜桃」/刷毛/刷毛の調墨(三墨法)「雪山」/ニカワ「月夜」/ドーサ/
白抜き「コスモス」「池畔」/揉み紙「深雪」/散筆「松」
3章 水墨画の作品づくり
作品づくりの実際
「凌霄花」を描く/春を待つ雪山を描く/奥入瀬を描く
◇落款について
構図について考える
構図の基本/絵になりやすい構図/構図のアレンジ/水墨画における対比と調和
スケッチから水墨画へ
水墨画における光の表現と遠近法
[Lesson]画面を切り取る練習
水墨画の歴史
主な画材店等/紙と額のサイズ一覧
著者略歴
索引
作者 | 伊藤昌/久山一枝/根岸嘉一郎 |
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価格 | 2750円 + 税 |
発売元 | 日貿出版社 |
発売日 | 2019年11月15日 |
『信長の原理 上』

「垣根涼介の時代小説こそ
真に『独創的』という言葉がふさわしい。」
ーー恩田陸氏
何故おれは、裏切られ続けて死にゆくのかーー。
斯界の絶賛を受けた歴史長編、ついに文庫化!
織田信長は、幼少時から孤独と、満たされぬ怒りを抱えていた。
家督を継ぎ、戦に明け暮れていた信長はある日、奇妙な法則に気づく。
どんなに鍛え上げた兵団でも、働きが鈍る者が必ず出る。その比率は、幼い頃に見た蟻と同じだ。人間も、蟻と同じなのか……と。
信長は周囲の愚かさに苛立ちながらも、軍事・経済の両面で戦国の常識を次々と打破。怒濤の血戦を制してゆく。
不変の“法則”と史実が融合した革新的エンタテインメント!
作者 | 垣根 涼介 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年09月24日 |
『うさぎのねがいかざり』

「出雲つるし雛世界ギネス認定プロジェクト」を推進する園山明生子氏(出雲市下横町)が、同プロジェクトを契機に文章を書き下ろし、出雲市大社町在住のイラストレーター・わほぷけ(本名森山慎也)氏が絵を担当した絵本。
内容は、サメに皮をはがされ、八十神たちからいじめにあって傷ついたウサギが、オオクニヌシノミコトとスセリヒメに助けられ、その恩返しに仲間や小さな精霊たちと力を合わせて「ねがいかざり」(つるし雛)を作って贈るお話。
できあがった「ねがいかざり」が出雲の空に浮かび上がる姿をかわいらしい絵とともに表現した。神西湖や出雲大社が物語の舞台になっている。
作者 | そのやまあきこ/わほぷけ |
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価格 | 1430円 + 税 |
発売元 | 山陰中央新報社 |
発売日 | 2019年11月13日 |
お楽しみいただけたでしょうか。歴史小説から絵本まで、様々なジャンルを取り上げました。新たな世界に触れることができたり、自分の興味を見つけるきっかけになったりと、書籍の力は本当に素晴らしいですね。ぜひこれらの作品を手に取ってみて、新しい発見をしてみてください。何かひらめきや感動が得られることを願っています。また新たなおすすめを見つけたら、お伝えできればと思いますので、今後ともお楽しみに!
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