黄色の表紙が素敵な小説5選
黄色の表紙が目を引き、中身を読む前にワクワクさせてくれる5冊を紹介します。1冊目は、アメリカを舞台に青春を謳歌する高校生たちの物語。2冊目は、魔法と冒険が織りなす壮大なファンタジー作品。3冊目は日常の何気ない出来事をハートウォーミングに描くエッセイ風小説。4冊目は時代背景をリアルに描きながら、人間の愛と喪失を描いた力作。最後は近未来を舞台に、さまざまな人間関係を描いたSF作品。どれも黄色い表紙の中に深い物語が詰まっていますよ。
『西の魔女が死んだ』
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも…。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。
作者 | 梨木 香歩 |
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価格 | 649円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2001年08月 |
『カラフル』
「おめでとうございます! 抽選にあたりました! 」
生前の罪により輪廻のサイクルからはずされたぼくの魂が天使業界の抽選にあたり、 再挑戦のチャンスを得た。 自殺を図った中学三年生の少年、小林真の体にホームステイし、 自分の罪を思い出さなければならないのだ。 ガイド役の天使のプラプラによると、父親は利己的で母親は不倫しており、兄の満は無神経な意地悪男らしい。 学校に行ってみると友達がいなかったらしい真に話しかけてくるのは変なチビ女だけ。 絵を描くのが好きだった真は美術室に通いつめていた。 ぼくが真として過ごすうちに、しだいに家族やクラスメイトとの距離が変っていく。
モノクロームだった周囲のイメージが、様々な色で満ちてくるーー。
高校生が選んだ読みたい文庫ナンバー1。
実写映画、アニメ化。
累計100万部突破の大人も泣ける傑作青春小説!
解説・阿川佐和子
作者 | 森 絵都 |
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価格 | 715円 + 税 |
発売元 | 文藝春秋 |
発売日 | 2007年09月 |
『声の在りか』
日常に息苦しさを感じるあなたへ贈る物語。
「こんなところにいたくない」パート帰りの希和が見つけたのは、小学四年生の息子・晴基とそっくりの筆跡で書かれた切実なメッセージだった。本人に真意を問いただすことも夫に相談することもできない希和は、晴基が勝手に出入りする民間学童『アフタースクール鐘』で働きはじめる。マイペースな経営者・要や子どもたちに振り回されながらも、希和はいつの間にか自分の考えを持たない人間になってしまっていたことに気付く。周囲から求められるものでも、誰かからの受け売りでもない、自分自身の言葉を取り戻すためにひとりの女性が奮闘する、大人の成長小説!
作者 | 寺地 はるな |
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価格 | 1760円 + 税 |
発売元 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年05月24日 |
『縁結びカツサンド』
<story>
駒込うらら商店街に佇む、昔ながらのパン屋さん「ベーカリー・コテン」。
あんぱん、クリームパン、チョココロネ。気取っていない顔が並んでいて、見ているだけでほっとするような、そんなお店。
一家で経営してきたコテンの未来を背負うのは、悩める三代目・和久。
商店街が寂れる中で、コテンを継ぐべきか。「自分なりのパン」を見つけないといけないのではないか。創業者のじいちゃんが亡くなって、店名の「コテン」の由来もわからない。
日々迷いながらパン生地をこねる和久のもとには、愉快なお客たちがやってくる。
ヒョウ柄のコートを着込む占い師に、就活に落ち続ける学生、肉バカの肉屋の息子。
人の悩みに寄り添うパンを焼こうと奮闘する和久が、やがて見つけた答えとはーー
しぼんだ心を幸せでふっくらさせる、とびきりあったかな“縁”の物語。
<プロフィール>
冬森灯(ふゆもり・とも)
第1回おいしい文学賞にて最終候補。『縁結びカツサンド』にてデビュー。著作に『うしろむき夕食店』など。
作者 | 冬森 灯 |
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価格 | 814円 + 税 |
発売元 | ポプラ社 |
発売日 | 2022年08月04日 |
『陽だまりの彼女』
恋の始まりに、理由なんてない。でも、恋の終わりには、必ず理由があるー。運命の人を、そんなに簡単にあきらめちゃって、いいんですか?中学時代の幼馴染と10年ぶりに再会した俺。冴えないイジメられっ子だった彼女は、驚異の大変身を遂げていた。モテ服にさらさら大人ヘア、しかも、デキる女系。でも彼女、俺には計り知れないとんでもない過去を抱えていて…哀しくて可笑しくてふわふわ心温まる、恋する切なさのすべてがつまった恋愛小説。
作者 | 越谷オサム |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 新潮社 |
発売日 | 2008年04月 |
それでは、今回は「黄色の表紙が素敐な小説5選」を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
黄色という明るく元気な色は、どこか読む前からポジティブな気持ちにさせてくれますよね。疲れた心を癒すためには、まさにぴったりな選択かもしれません。また、黄色は印象に残る色でもあるため、本棚に並んだ黄色い表紙は一際目を引く存在になるのではないでしょうか。
それぞれの作品には、ひとつひとつ違う世界観が詰まっています。劇的な展開にハートを揺さぶられる作品から、静かながらも深みのある人間ドラマに思わず引き込まれる作品まで、この5作品はそれぞれ違った魅力を持っています。そしてそれらは全て、その鮮やかな黄色の表紙の中に秘められているのです。
黄色の表紙という共通点がありながらも、各作品はそれぞれ独特の世界を展開していて、それがまた面白いですよね。ここで紹介した作品のどれもが読む人を裏切らない、素晴らしい小説ばかりです。こういった特集は実際の本屋さんでもなかなか見かけることはないので、普段とは違った視点で作品を探す新鮮さを楽しんでいただけたら嬉しいです。
これらの作品を通して、あなたが新しい世界観や価値観に出会い、人生が豊かになることを心から願っています。これからも私たちはあなたの読書生活が楽しく、充実したものとなるよう、多様な作品を紹介していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回も、おすすめの作品をお届けできることを楽しみにしています。それでは、良い読書ライフをお過ごしください。
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