画家 セザンヌに関する本 おすすめ6選 生涯や作品など
セザンヌ、その名前を知らない人はいないでしょう。画家としての彼の生涯を描いた一冊は、まるで彼の絵画を見ているような気持ちにさせてくれます。また別の一冊は、時代背景と共に彼の作品を詳細に解説。芸術的な視点だけでなく、社会的な側面から見たセザンヌを理解できます。セザンヌの思想や哲学が詰まったエッセイ集も見逃せません。そしてセザンヌに影響を受けたアーティストたちが彼について語るインタビュー集も必読。彼の後世への影響力が伺えます。どれもセザンヌの深遠な世界に触れるのにふさわしい一冊ですよ。
『セザンヌー近代絵画の父、とは何か』
近代絵画の始祖として、世界的に認識されているセザンヌ。この概念は誰が作り、どのように継承されてきたのか?フランス語圏、英語圏、ドイツ語圏、日本におけるこの“近代絵画の父ーセザンヌ”像の形成過程に5人のセザンヌ研究者が迫る。つづく第二部では、セザンヌに関する基礎概念と諸情報を多面的に編纂。生誕180年を記念する本書はセザンヌ芸術の理解に必携の「セザンヌ大全」である。
作者 | 永井隆則/イザベル・カーン/浅野春男/大木麻利子/工藤弘二 |
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価格 | 4620円 + 税 |
発売元 | 三元社 |
発売日 | 2019年07月15日 |
『もっと知りたいセザンヌ 生涯と作品』
作者 | 永井隆則 |
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価格 | 1980円 + 税 |
発売元 | 東京美術 |
発売日 | 2012年03月 |
『セザンヌ絶対の探求者』
作者 | Cézanne,Paul,1839-1906 山梨,俊夫,1948- |
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価格 | 不明 |
発売元 | 二玄社 |
発売日 | 1997年12月 |
『図説 セザンヌ「サント=ヴィクトワール山」の世界』
故郷のプロヴァンスと芸術の中心地パリー“近代絵画の父”セザンヌは、なぜフランスの南北を往復し続け、繰り返し「サント=ヴィクトワール山」を描いたのか?「描かれた場所」からその全貌を解説する初の一冊。知られざる水彩画を含む“サント=ヴィクトワール山”全83点を完全収録!
作者 | 工藤 弘二 |
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価格 | 3960円 + 税 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 2022年08月26日 |
『セザンヌ』
作者 | Danchev,Alex 二見,史郎,1928- 蜂巣,泉,1948- 辻井,忠男,1944-2014 |
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価格 | 不明 |
発売元 | みすず書房 |
発売日 | 2015年11月 |
『セザンヌ 孤高の先駆者』
本書は、さまざまの資料を駆使してセザンヌの生涯を辿りながら、つねに作品に立ち帰り、主要な作品を、時に適切な部分拡大図を用いて的確に分析し、歴史的位置づけを試みている点で、バランスのよくとれた信頼できる手引きと言うべきであろう。
作者 | ミシェル・オーグ/村上尚子 |
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価格 | 1540円 + 税 |
発売元 | 創元社 |
発売日 | 2000年10月 |
それでは、セザンヌについてのおすすめ本6選をご紹介いたしました。私たちが日常的に見ている風景でも、セザンヌの絵画を通して見るとまるで新たな視点で、鮮やかな色彩に満ち溢れて見えてきます。特に、セザンヌの静物画は、一見するとただの果物や花瓶に見えますが、彼の視点から見るとそれらはそれぞれが個性とエネルギーに溢れた存在になります。
彼が生涯を通じて追求した芸術とはなんだったのか、それが果たしてどのように彼自身の生活や人間関係に影響を与えていったのか、そしてそれがどのように彼の作品に反映されていったのか。それらを詳細に迫った作品もありますので、彼の人間像や彼が視覚芸術に対する深い思索を具体的に具現化した作品とともに、ぜひ深く理解していただきたいと思います。
また、セザンヌがどのようにそれぞれの作品を創造していったのか、彼の内側で進行していた葛藤や戦い、情熱や哀しみなどといった感情がどのように彼の作品に表現されていったのかを解説した作品もあります。それらを通じて、セザンヌが果たしてどのように芸術を考え、どのように芸術を創造していったのかを深く理解することで、きっと彼の作品に対する見方が深化することでしょう。
セザンヌの持つ独自の色彩感覚と微細な形状の認識、そして深い内省と独創性は、私たちに多くの影響を与えました。これらを理解することで、さらなる美的体験が楽しめるようになるはずです。そしてこうした体験は、美術館やギャラリーで彼の作品に直接触れることでより深まります。
今回ご紹介した本達を通じて、あなたがこれまで知らなかったセザンヌの世界に触れたり、すでに好きだったセザンヌのさらなる魅力を発見できたりすることがあれば、私としても大変うれしいです。そして、これを機会にセザンヌの作品を実際に見に行くことが増えれば、それはそれは素敵な体験となることでしょう。美術というのは感じること、体感することが何よりも大切ですからね。
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